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2017.01.30
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生活保護ジャンパー報道に違和感 「単純正義」が新聞を滅ぼす ノンフィクション作家・門田隆将

 一読してひどい内容だと思いました。このコラムに先立って先日、同様のことを産経新聞が社説で書いていましたが、これに対してTBSラジオ「荻上チキ セッション22」でDJの荻上氏が問題視していたのは「生活保護の不正受給は全体の1%に満たない、それどころか生活保護受給資格があるにもかかわらず、役所の水際作戦で受けられない家庭、あるいはその制度にたどり着けない人などの方が圧倒的に多い。また、このジャンパーを着た職員が生活保護世帯の家庭を訪れることで「あの家庭は生活保護を受けている」ということを印象付け、世間体を悪くさせたり、レッテル張りをされたりする。結果、弱い立場であるそういう人たちをさらに追い詰めることになる。

 ということを指摘していまして、まさにその通りだと感じました。

 このコラムを読んで思ったのは憲法で国が定める「すべて国民は健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する」という部分を小田原市の職員は忘れていたのではないか?そして、このコラムを書いた人は



だが、その思いは、新聞には通じない。これは〈人権侵害にあたる〉と、「単純正義」を大上段に振りかざすのだ。しかし、この問題に対してネットの反応が、ほとんど「職員よ、負けるな」というものだったことが興味深かった。




とあるが、本来意見を聞くべきは生活保護を受ける側ではないだろうか?

 生活保護は施しや哀れみではない。この国に住む誰もが受けることを憚ることがない正当な権利であって、それはいま、仕事がある人が突然、会社の倒産や事故、病気などでそれを受ける立場になることも考えてのこと。

 不正受給者は個別の問題。それを生活保護者全体の問題にしちゃいけないと思う。





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最終更新日  2017.01.30 08:58:16
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