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昨日は、アラブの友達の家での夕食に招待されたので行ってまいりました。この友達の家はアンマンのラービア (Al-rabia) と呼ばれる地区にあります。集まったのは総勢20人以上。アラブが人を食事に招待するときは、有り余るほどに作り、しかもたくさんの人を招待します。食べても食べてもどっさりと料理が残っています。これがアラブ流。料理が足りなくなるのは、お客様に失礼なのだとか。私だったら、準備した料理がほとんど残らなかったら、「わ~い。食べてくれた」と happy になるんですけど、これはアラブ世界ではご法度。大量のお食事は、私の友達が一人で準備しました。またまた私だったら、たくさんの人を招待するときは誰かが1品持ってきてくれたらすごく助かるのですが、ここアラブ世界では「それって私の料理が不十分ってこと? まずいってこと?」ということになり、喜ばれません…。というわけで、私が持っていったのはワイン。 楽しいひと時を楽しみました。アラビア語が前より分かるようになったこの頃は、こうした場の会話にも何とかついていけるようになり、前より疲れることはなくなりました。それにしても、大量の料理。お疲れ様! アラブ世界では、こうしたオケージョンにエジプト人やフィリピン人などがパートのお手伝いさんとして呼ばれ、彼らが食器洗いなどを担当します。料理はするけど、お片づけはお任せってわけです。 それから大量に食べた後はフルーツやスイーツも欠かせません。スイーツの後はカフエ・アラビーエで締めます。まさにフルコース。ご馳走様でした!! 大型連休は中東方面へお越しください。http://picturesque-jordan.jp/japanese.aspx
2010.03.31
3月も今日で終わり。長かったような短かったような…。この月、ヨルダンではジェットコースターのように毎日の天気が変わりました。気温差は11度から28度。目まぐるしく変わる天気についに風邪に倒れました。現在、回復中。その間も窓辺のハトのヒナたちは順調に成長し続け、もうお父さん・お母さんのお腹の下にはおさまりきりません。仲良くピッタリと身を寄せ合っています。食べざかりのヒナたち。以前はお父さんとお母さんのどちらかがいつもヒナを守っていましたが、今ではヒナを残して2匹ともエサを探しに行くようになりました。 → ダチョウこの時期のヒナはまだまだ不細工です。毛がまだ生えそろっておらず、目が不釣り合いなほど大きい。ダチョウの小さいバージョンといったところか。。。これが本当に可愛いハトになるのでしょうか。どうでもいいことに気を揉んでおります。でもお父さん・お母さんはれっきとしたハトなので、ダチョウのようなヒナたちもきっと可愛く変化していくことでしょう。ところで以前に、ハトがリラックスしているときはボワ~~ンと膨張して眼がトロンとして可愛いと書きました。皆様も下の写真を比べてみてくださいね。同じハトです。すごい変容ぶり!! このブログ、なぜかアニマル図鑑のようなブログになっております。。。 ゴールデンウィークは中東へ。http://picturesque-jordan.jp/japanese.aspx
2010.03.31
海外で心配なこと・・・・旅行にせよ実際に住むにせよ、頭が痛いことの一つが病院。風邪をひいたとき、病気になったときにどうしよう? と悩まれる方も多いことでしょう。自分の国だと、評判のいいお医者さんも知っているし、周りの人の情報も信頼できるし、安心なんですけどね~。特に旅行中に体調を崩してしまったら大変。起きてほしくないことですが、実際に起きうることです。私のお客様の中にも、そんな方がおられました。そんな時、ヨルダンやシリアで頼りになるのが、街のあちこちにある pharmacy (薬局)。街を歩いていても結構あちこちで目に付きます。小さいのから大きいのまであります。 こちらは Mecca Mall の中にある薬局。さすが大きく、きれいですし、品ぞろえも充実しています。 一方、下の写真は街かどにある小さなしょぼい薬局。でも侮ってはいけません。頼りになりますよ。ヨルダンの薬局では、日本ではお医者さんに処方してもらわないといけないような抗生物質なども簡単に手に入ります。薬の種類も多いですし、日本ではまだ輸入が許可されていないような海外の薬もあります。かなり強い抗生物質も置いてありますので、日本のお医者様がびっくりされるケースもあるとか。ところで、こちらの人はすぐに薬を飲みます。アラブに限らず、フィリピン人やスリランカ人なども何かと言えば薬。しかも大量摂取。副作用や飲み合わせの問題などに対してけっこう (かなり?) 無知なんですよね~。私なんかはハラハラしてしまいます。私は薬もサプリも本当に必要な時以外は飲まない主義。それが良いか悪いかは分かりませんが、やはり人工のものを定期的に体内に取り入れることに抵抗があります。まぁ、それは置いといて、観光客の皆さまがヨルダンやシリアで体調を崩された場合、是非こうした薬局に駆け込んでくださいね。症状を説明すると、すぐに対応する薬を出してくれます。値段もそんなに高くありません。私もシリアで食中毒になったとき、ダマスカスの薬局に駆け込みました。私はまだ初期症状で、何となく頭が痛いかな? ちょっと悪寒がするかな? といった程度だったのですが、一緒にいた友達2人はホテルでゲーゲー吐いている状態。薬剤師さんに状況を説明したらすぐに理解してくれて、さっと薬を出してくれ、役立つ指示もいろいろしてくれました。助かりました!皆さまも体調は整えてご旅行にいらしてくださいね。でも困った時は、薬局が頼りになります。ぜひご活用くださいませ。 ゆったり中東散歩、ほんのり中東情緒。http://picturesque-jordan.jp/japanese.aspx
2010.03.26
ヨルダンでは本日3月26日金曜日より、一斉にサマータイムへと時刻が補正されました。時計の針を1時間進ませます。これで日本との時差は6時間へ。夏の始まり!! というわりにまだ肌寒い日も多いですが…。さて私のベッドルームの窓際で卵を温めていたハトの夫婦にお子ちゃまが誕生しましたよ。それは3,4日ほど前のこと。朝、出かける準備をしていたら窓際でクックルーとハトの鳴き声。ハトの夫婦は交代で卵を温めていて、いつも朝同じような時間に交代しています。ちらっとカーテンの隙間から覗いたら、何と!! もぞもぞと黄色っぽい物体が2つ巣の中にあるではありませんか。ベイビーが孵化していました。ペトペト濡れていて、大きさは私の親指くらい。色は黄色がかっていました。生まれたてだったのかもしれません。でもあっという間に親ハトが上にかぶさってしまい、見えたのは一瞬。その後、何日もチラチラと窓越しに観察するのですが、どうもベイビーがいるようには見えない。鳴き声もしないし、親ハトがどっかり座っているし・・・さては窒息死したかも、と勝手に気を揉んでいました。そんなある日、親ハトがエッホエッホと体をゆすって咳(?)をしていましたので、あれ? と覗くと、自分の食べた物を吐き出して口移しにベイビーたちに与えていたのでした。無事だったのか~~。そりゃそうですよね、動物も鳥たちも本能的に賢い。人間が気を揉まなくても、本能に導かれながら立派に子育てをしているんです。この下にはベイビーが。運よくベイビーを見れる日もありますが、大抵は親ハトがすっぽり隠してしまっています。もっと見せてよ~~~!! もう少ししてベイビーがよちよち歩き始めたら、私が見る機会も増えるかな。ワクワク。↓親ハトはしっかりベイビーを守っています。 →今日ちらっと見えたベイビーは、もう黄色がかっていませんでした。ふわふわのグレーになっていて、鳥らしき形になっていました。でもまだまだ親の保護が必要。しっかりくるまれています。ヨルダンのそんな平和なひとコマ。私は風邪をひいて、週末のこの金曜日はベットの上で過ごしております。ケホケホ。三寒四温の春は、皆さまもお風邪に気をつけてくださいね。 ゴールデンウィークは中東へ。http://picturesque-jordan.jp/japanese.aspx
2010.03.26
すでにご存じの方もいらっしゃると思います。が、ガイドブックやホームページ上では、まだまだ以前の入場料のままになっているものがたくさんあります。ペトラの入場料が値上げになります。2010年11月より 1 日券は 50JD (約 72 ドル) に。現在は 1 日券が 33JD。2日券が 38JD。2010年1月から適用されています。以前は 1 日券が 21JD、2日券が 26JD だったので、この値上げはキツイ! と思っていましたが、2010年11月からはさらにアップの予定。ヨルダン旅行、春がいいかな、秋がいいかなとお考え中の方がおられましたら、是非ともお勧めします。ヨルダン旅行は11月までにしておかれた方がいいですよ!! 私のところにも、2010年秋以降のご旅行のお問い合わせが入ってきています。こうしたお客様へのお見積りには、ペトラ入場料 50JD を適用させていただいています。なんちゅうこっちゃ、ほんまに高いなぁ、とため息をつきながら…致し方ありません。ところで、上記のペトラ入場料は”ツアリスト料金”。地元のヨルダン人あるいはシリア人などは 1 JD(127円ほど) で入場できます。私たち外国人もヨルダン在住なら、たったの 1JD で入場できるのです。この甚だしい差!! 観光客からは徹底的に吸い取ろうとする精神です。 で、いったい誰が得しているの? ワディムーサ村のベドウィンたちでしょうか。富(利益)の配分はもうちょっと均等にね、と思ってしまいます。哀しいごまめのつぶやき・・・。 ゴールデンウィークは中東へ! http://picturesque-jordan.jp/japanese.aspx
2010.03.22
ヨルダンではフランス製の化粧品が比較的安くで手に入ります。今使っているのは、こちら NUXE (ニュクス)。コスメフリークの友達からの勧めで使い始めました。 この友達は、新しい化粧品に目がありません。次々に新しいものを試し、まさにパイオニア。「これがいいよ」と教えてもらって、「そぉかぁ。ほんならまぁ使ってみよっかな」と私が買う頃には、すでに別の化粧品にハマっています。。。この NUXE は自然派化粧品で、敏感肌の方でも大丈夫というのがウリ。私もそうとう敏感肌で、新しい基礎化粧品を使い始めるときは戦々恐々。この NUXE もかなり香りがきついので、初めは「ほんまに大丈夫なん?」とおっかなびっくり。でも肌にのせるとすぐに分かります。とっても低刺激。ニオイとは裏腹に、とても肌に優しい使い心地です。それからこの香りも、慣れるとアロマ効果。賛否両論あるようですが、私自身はとても好きな香りです。 ←クレンジングはとてもいいです。すっきりと汚れが落ちる感じがします。クレンジングだけで洗顔が必要ない? と思うほどさっぱり!!↑このシリーズが私の友達のお気に入り。この NUXE、日本語のサイトを覗いてみましたが、高いですね~。ヨルダンでは日本の値段の半額で手に入ります。しばらくは NUXE が私のお気に入りになりそうです。でもそれもいつまでかな…。コスメフリークの友達が次の良い商品を勧めてくれる日も間近でしょうからね~。 ヨルダン・シリア・レバノン周遊の旅。http://picturesque-jordan.jp/japanese.aspx
2010.03.20
旅に役立つヒトコト・フレーズ。まだまだ続きますよ~。さて、今日のフレーズは「Why?」(なんで?)。これまたアラブ世界では、「何でやねん??」と理由を問いたくなるようなことが頻発します。まぁ、理由を問いただしたところで、はっきりした説明などないことがほとんどですがね。アラビア語では「レーシュ?」といいます。「レー」の部分を強めに発音してください。大学の教科書に載っていない! と思われるのも当然。これももちろん、アンミーヤ(日常会話または方言)ですから。この「レーシュ」を省略して「レー?」と聞くアラブも多いですが、慣れない場合はきちんと「レーシュ」と言ってくださった方が良いと思います。タクシーの運ちゃんなぞが運賃をごまかそうとするときは、もちろん「レーシュ?」。観光地の小さな商店でウォーターボトル500ml が 2JD (通常は高くても 500 フィルスまで) などした時にも「レーシュ?」。おかしいなと思ったときに、ひとこと「レーシュ?」と聞くだけで、納得していないことを伝えることができます。このように「レーシュ?」は、普通の会話の時だけでなく、異議をとなえるのにも最適な表現。アラブ世界の暗黙のルール、それは「沈黙は同意なり」。黙っていたら、納得している・同意している、ひいては喜んでいると思われてしまいます。ですので、是非とも「レーシュ?」で、意思表示をなさってくださいね。 春は中東散策へ。http://picturesque-jordan.jp/japanese.aspx
2010.03.19
観光のハイシーズンに入ったヨルダン。もうすぐ冬時間も夏時間に調整され、いよい冬は終わりを告げようとしています。さて、今日は観光の時に役立つヒトコト・フレーズのご紹介。日本ではまだまだ馴染みがないアラブ料理。レストランに入ってメニューを見ても何が何だかさっぱり分からない、と思われるかもしれません。レストランに限らず、色々なシュチュエーションで、「これは何…?」と頭を悩まされることも多いことでしょう。そうです、役に立つフレーズは「What is this?」(これは何?)。アラビア語では「シュー ハーダー?」といいます。「シュー」は英語の"What"(何) に当たる部分。「ハーダー」は"this"(これ) という意味です。 実はアラビア語には男性形と女性形があるので、「ハーダー」は男性形のものを指す時です。女性形のものを指す時は「ハーディー」となります。でもアラビア語学習者には、何が男性形で何が女性形なのか全くもって分かりません。ですので、何を指すにしても男性形の「ハーダー」で大丈夫です。メニューなどで「?」と思うものがありましたら、「シュー ハーダー?」と聞いてみてください。アラブは親切ですから、アラビア語なまりのカタコト英語で一生懸命に説明をしてくれることと思います。ところで、ご注意いただきたいのは、「シュー ハーダー?」などの表現は"アンミーヤ"と呼ばれるいわゆる日常会話表現(方言)です。大学などで教えられる"フスハー"(かしこまったアラビア語)とは全く違います。このアンミーヤ、隣り合わせの国のヨルダンとシリアでも少し異なります。アラビア語を聞き慣れ始めると、シリアのアラビア語、レバノンのアラビア語、ヨルダンのアラビア語などの違いが分かるようになります。私はシリア人の先生にアラビア語のアンミーヤを習いましたので、どちらかといえばシリア寄りのブロークン・アラビア語を話すようです。上の「シュー ハーダー?」も、生粋(きっすい)のヨルダン人なら「エーシュ ハーダー?」となります。アラビア語学習者にとって何より嬉しいのは、とにかく話せばアラブは喜んでくれるということ。どんなにブロークンでも問題ありません。ちょっと話すだけでアラブはニマリ。「ムンターズ!!」(最高!!)というお褒めの言葉をいただけます。この寛容さは是非とも見習いたいと思いますね~。 中東散策で中東情緒をお楽しみください。http://picturesque-jordan.jp/japanese.aspx
2010.03.18
アラブとパンは切っても切れない関係。食卓に上らない日はありません。例えライスを使った料理であってもパンは食卓に出てきます。今日はヨルダンのパン屋さんのご紹介。アンマンでは24時間営業のベーカリーも多いです。パンの種類もさまざま。一般的に食べられているのは、下の写真の手前にたくさん並べてあるような、いわゆる”ピタパン”。オールマイティのパンで、何にでも合います。中東で一般的なホンムス(ゆでたひよこ豆に、にんにくやオリーブオイル、レモンなどをたっぷり加えてペースト状にしたもの)などをべったり付けて食べるのが最高!! ピタパンの他にもたくさんの種類のパンがあり(下の写真)、店内の壁沿いに備え付けられた金属製バスケットにドサンと入っています。同じ形をしていても、塩味とほんのり甘みのついたものとの2種類の味があります。もちろん、トングなんてものはありません。店内にはナイロン袋が置いてありますから、その袋の中に手でつかんでポイポイ入れてくださいね。パンの種類によって値段が違うので、種類ごとに分けて入れることをお忘れなく! というのは、ここではパン1個1個に値段がついているのではなく、重さで値段を出すからです。 友達によるとパンの味見をしてもいいんだとか。確かに1個1個袋詰めにされてないわけですから、簡単に味見できますよね。先っぽがちぎれたパンや半分になったパンが入っていますが、もしかして誰かが味見したあとなんですかね? と言いつつ、私も1個こっそりと味見(何故か悪いことをしている気分になり、こっそりと。。。)。ところでヨルダンには、柔らかいパンは少ない気がします。上の写真にあるカゴに入ったパンはすべてビスケットのような感触のパン。特に私のお気に入りは右の写真にあるカリカリのパン。とにかく固い!! 初めて食べた時は前歯が折れるのではないかと思いました。これをガリガリっとかじるわけです。ほのかな甘みが美味しいですよ。さて、こうしたビスケット感覚のパンは紅茶と共に頂きます。アラブもそうですが、ヨーロッパ圏の友達もこうしたパンを紅茶にドボンと浸して食べています。小さい頃にこうやって食べたような記憶がある・・・。でも日本では、大(だい)の大人がパンを紅茶に浸して食べるなんてしませんよね。そんなことをした日には「そんな食べ方は恥ずかしい」「大人がそんな風に食べるもんじゃありません」な~んて教育を疑われそう。ずいぶん前にどこかで読んだことがあります。ある男性とつき合っていた女性の投稿。別れの決定的な要素となったのは、デート中のある出来事。コーヒーを頼んだこの男性が、ミルクと砂糖を入れてかき混ぜた後のスプーンをパクッと口に入れて舐めたそう。この女性はその姿を見てその子供っぽい所作に幻滅。別れを決めたそう。パンを紅茶に浸して食べるというのも、日本では”子供っぽい所作”のカテゴリに入れられるのでは…?実は私も、大の大人が紅茶にパンやビスケットを浸している姿に初めはギョッとしました。とはいえすぐに慣れるもの。今では私も紅茶やココアにパンをドボンと浸して、散らかしまくって食べていますよ。でも日本では気をつけなきゃ!! 「アンタ、一体どうなってしまったの?」と嘆かれそうですから。 中東散策はいかがですか? http://picturesque-jordan.jp/japanese.aspx
2010.03.15
皆さま、大変にご無沙汰しておりました。はたまた「生きているの?」と心配してくださっている方もおられることでしょう・・・。はい、生きております!! インターネットの接続に問題があり、家でインターネットを使用できない日が続いておりました。が、ようやく回復したようです。その間、色々なことがあり、ブログにアップしたいことも多々生じましたが、何から書いていいのやら。ヨルダンは先の1週間、真夏のような気温が続きました。荒れた天気もどこへやら。突然に訪れた真夏の様相に、何を着ていいか分からずアタフタ。冬の名残でつい厚着をしては、ふうふうと汗をかく始末。先日の「水の日」に、タートルネックなどの冬物をたくさん洗いました。春はヨルダンでも三寒四温。この暑さに油断はしていられません。またぐっと冷え込む日もあることでしょう。そうはいっても真冬のように長続きはしないはず。取りあえず2,3着冬物を残しておけば良いかなと思っています。そんなわけでアタフタと衣替えを済ませたのでした。さて春といえば、芽吹き! 息吹き! 生命の躍動する季節。私の家にも可愛い春のお客様がやってきました。3月に入って、朝から窓際が騒がしい。朝6時半から7時頃にカサコソ・カサコソと窓の外で音がします。ベッドの頭の部分がちょうどこの窓際にあるので、この物音で目が覚めます。それからクックルークルクルクルとやたらと耳元で聞こえます。正体はハトでした。ヨルダンのハトは茶色で小ぶりで可愛いんです。このハトのつがいがどうやら私の窓辺を住居と定めたらしく、巣作りを始めたのでした。ワラを1本1本加えて飛んでくるのは夫の役目。妻はといえば、ほとんどじっと座っていて、夫が持ってきたワラをチョイチョイと整えるだけ。巣作りを始めて2,3日は午前中だけ窓辺にいて、お昼になると次の日の朝までは別の場所で過ごしていたようでした。ところがある日、あれ? 夜にも1匹残っています。どうやら卵を温め始めたよう。ハトって夫婦が交代で卵を温めるんでしょうか。見分けがつかないのでよく分かりませんが、それから4日ほど経った今も1匹が24時間ひたすら同じ場所に座り続けています。ときどき夫(?)がエサを運んでくるときだけクックルークルクルと鳴いていますが、後はじ~っとじっとしています。 巣作りを始めたころそれからは定期的にハトの様子を観察するのが私の日課になりました。とはいえ、ハトはハトで野生ですから、あまり驚かせても可哀そう。陰からそっとのぞきます。鳥ってリラックスしているときはブブ~~と膨らみ(筋肉弛緩?)、眼はトロンとしてなんとも可愛い。でも野鳥は非常に敏感です。私が窓辺からチラと覗くとほぼ同時に、弛緩した体を一瞬でシャンと正し、見違えるほどスリムになります。トロンとした眼も一瞬でまんまるになり、わたしの動きに合わせてくりくり。警戒態勢です。そんなハトも私のいることに慣れてきたのか、最近は前よりリラックスしているよう。私とハトの共同生活。ガラスを1枚隔てただけで、手に取るようにハトの生活を観察できます。ハトの産卵から孵化までは約18日だそう。3月末くらいまでは待たなければならないようです。今からワクワク。ベイビーの誕生を心待ちにしております。 ヨルダン旅行のことなら何でも http://picturesque-jordan.jp/japanese.aspx まで。
2010.03.15
最近ハマっている野菜があります。前から気になっていた野菜なのですが、料理の仕方が分からず、スーパーに行くたびにじっと眺めては通り過ぎておりました。"Mallow" という英語名で売られています。 一見、道端に生えている雑草のよう?なんか芙蓉(ふよう)の葉っぱに似ているなぁと思っていたら、やはりこれは芙蓉などと同じアオイ科の植物のようです。スークで料理法を聞いて我流で料理してみたら、何ともまずく、食べれるものではない!! 栄養ありそうなのに残念やなぁ・・・と思っていたら、アラブの家庭で働くフィリピン人の友達が正しい作り方を知っていて教えてくれました。さすが!!この Mallow ですが、葉も茎も丸ごと食べれてしまいます。きちんと洗った後、茎は2ミリ程に細かく刻みます。葉は一センチ太さの千切り状にします。みじん切りにしたニンニクと玉ねぎをオリーブ油で炒め、茎も放り込みます。しんなりしてきたら、最後に葉を加えます。ブイヨンと塩・コショウで味付け。しんなり・くったりするまで炒めます。アツアツにレモンをギュッと絞っていただきます。レモンは必須。このレモンが味を引き立てます。白ご飯にも合いますよ。私はマイブームのタイの香り米とこの Mallow を合わせるのがお気に入り。食べながらもレモンをギュッギュッと絞って絶えず加えます。日本ではお見かけすることのなかった Mallow ですが、ヨルダンではこの時期たくさん売られています。炒めると少し粘りが出て、独特の味わい。美味しいですよぉ。皆様も是非お試しあれ!! 中東旅行のことなら http://picturesque-jordan.jp/japanese.aspx まで。
2010.03.04
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