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日本ではお医者さんのチェック・アップなどに加えて免許証の更新など、色々な野暮用があります。あっちへ行ったりこっちへ行ったり…何だかあっという間に滞在は終わってしまいそうです。日本滞在2週間目。いつもは日本滞在中にヨルダンがとてもとても懐かしく恋しくなります。今回はまだヨルダンが懐かしくなりませんが(笑)、多分それはあと少しすればヨルダンに帰ることが決まっているからでしょう。さてさて、運転免許証の更新に行ってみると…普段は1日がかりの更新が、午前中いっぱいで終わってしまった! いつもは2時間の講習が30分で終わりました。そうなんです、ついに人生で初! 優良ドライバーの仲間入りを果たしました :)優良ドライバーとは、5年間 無事故・無違反のドライバーのことだそうです。こ、この私が優良ドライバー?? と嬉しくなりました。それもそのはず。だって5年間中東におりましたから、日本では運転していませんもんね(笑)。日本ではスピード違反や違法駐車で何度となく点数を引かれ、罰則金を徴収され、いつも違反者講習行きだった私。それが今回はあれよあれよという間に更新が終わり、次回の更新は5年後だそうです。ありがたや~ありがたや~。今回は久しぶりに国際免許証もゲットしましたので、今年はヨルダンで運転をすることになりそうです。ヨルダンではお金さえ払えば、ヨルダンの免許証も取得できるようなのですが、なんだかんだと面倒くさそうで手続きに二の足を踏んでいます。でも…今度ヨルダンに帰ったら手続きしてみようかな。国際免許証の有効期限はたったの1年だけなので。さて、そんな感じでヨルダン帰国に向けて準備を進めております。いつも悩むのが、アラブへのお土産…。なに買お~。何かいいアイデアがあれば教えてください(笑)ヨルダンツアーのことなら:http://picturesque-jordan.com/ 当方のホームページから無断転載している"類似品"にご注意ください:http://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201302080000/
2013.01.28
目の治療のために急きょ日本帰国を決めまして、現在は日本におります。日本も寒いですね!! ヨルダンも今年はかなり冷え込み、私が帰国する前には雪が降っていました。日本に着いた時の第一の感想…「お、ヨルダンよりあったかい!!」。本当です。でもその後、日本にも寒波が流れ込み、雪となっています。私が雪を連れてやってきたのでしょうか。。。皆さま、あと少し、この冬を頑張って乗り切りましょう。肝心の目ですが、今回は大阪の某眼科のドライアイ専門外来を受診しました。結論からいえば、私は劇的な解決を期待していたのですが、結局前と同じで、ドライアイには辛抱強く付き合っていくしかないようです。またこの眼科では、涙点(目にある涙が排出される排水溝のような部分) にコラーゲンを注入する治療を行っているということでかなり期待していたのですが、この治療も涙点プラグに勝るものではないようです(あ、ちなみに私はずっと「涙腺プラグ」と言い続けていましたが、それは間違いで「涙点」プラグが正確なようです。は、恥ずかしい…)。そんな訳で、涙点プラグを再挿入してもらうしかないかなぁと思っています。それから地道に目薬を差し続けるしかないようです。そんな訳で、せっかく帰国してドライアイ外来を受診したのに、なんだかがーーっかりの結末でした。まぁ、目には少し悩まされるものの、そのほかは本当に健康に過ごせているし、目の問題くらい大したことない! って思わないといけないですよね~。そんな訳で、今後も続くであろう私の目の問題。これも自分の一部、と居直って accept していくしかないようですっ 納豆をたくさん食べて栄養つけて帰ります!ヨルダンツアーのことなら:http://picturesque-jordan.com/ 当方のホームページから無断転載している"類似品"にご注意ください:http://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201302080000/
2013.01.18
エリコ観光の続きです。エリコの見所については、下記のブログもご参照くださいませ。http://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201301050000/http://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201301050001/さて、エリコにはこんな見所も! イエスがバプテスマを受けてから40日間断食をした後に悪魔に誘惑された山といわれている山です。その名も"Mount of Temptation"(誘惑の山)。エリコ市内に入ると、ドドーーンとそそり立つのがこの山です。 ムムッ。山肌に何かある…? 下の写真の矢印をご覧ください。左の矢印は、ギリシア正教会の修道院。真ん中の矢印は頂上。そして右の矢印は、ロープウエイの発着場所なんです。このギリシア正教会の修道院は、40日の修道院という意味「デール・クルントゥル」と呼ばれています。切り立つ崖に建てられています。私が訪れた時は閉まっておりまして、観光はできませんでした。「誘惑の山」にはロープウエイで近づけます。値段は往復で55シェケル。15ドルくらいでしょうか。 ロープウエイからは、眼下にエリコ市内を見下ろせます。この日はイスラエル全土で雨。死海周辺のエリコでも途中から雨が降ってきて、叩きつける雨と暴風に見舞われました。。。ロープウエイがぶんぶん揺れました。天気がいい日には、エリコ市内すべてとその周辺、また死海まで見渡すことができる素晴らしいパノラマをご堪能いただけるかと思います。さて、誘惑の山などと書きましたが、一体どんなストーリーが隠されているの? という方のために、聖書から少しご説明を加えます。聖書の福音書マタイとルカにこの記述が載せられています。悪魔がイエスを誘惑しにやって来たのは、イエスが30歳でバプテスマ (浸礼) を受けられた後のことです。このイエスがバプテスマを受けたといわれるバプテスマ・サイトはヨルダン川にあり、ヨルダン・イスラエルそれぞれで観光地となっています。さてバプテスマの後、イエスは荒野へと導かれます。40日断食をしたイエスのもとに悪魔がやってきます。第1回目の誘惑:「あなたが神の子であるなら,これらの石に,パンになるように命じなさい」第2回目の誘惑:「あなたが神の子であるなら,身を下に投じなさい。『神はあなたに関してご自分の使いたちに指図を与え,彼らはその手に載せてあなたを運び,あなたが石に足を打ちつけることのないようにする』と書いてありますから」第3回目の誘惑:悪魔は彼をとりわけ高い山に連れて行き、世のすべての王国とその栄光とを見せて、こう言います。「もしあなたがひれ伏してわたしに崇拝の行為をするならば,わたしはこれらのすべてをあなたに上げましょう」どの誘惑に対してもイエスは聖書から引用して答えることにより、きっぱりと退けられます。それで福音書のこの部分は、「悪魔は誘惑をすべて終え、別の都合の良い時まで彼のもとから身を引いた」という記述で終わっています。そんな物語の舞台となったであろうこの山。クリスチャンである方には外せないスポットです。さて、エリコにはまだまだ聖書にまつわる見所がたくさん! さらなる情報は次回のお楽しみですヨルダンツアーのことなら:http://picturesque-jordan.com/ 当方のホームページから無断転載している"類似品"にご注意ください:http://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201302080000/
2013.01.10
しーーーんと静まり返った朝。いつものように人々の行き交う音がぱったり途絶えています。雨戸を開けてみると…アンマン市は雪で覆われていました。 今日はオフィスも官公庁も全て休み!!まるでイード(大型休暇)の朝のような静けさ。日本人の私たちから見ると積雪はそんなに多くありませんが、ヨルダンにしてみれば結構なもの。みんなあったかい部屋でぬくぬくしているのかな~。でもぬくぬくできる人ばかりではないはず。貧しいアラブたちはどうやって暖を取っているのでしょう…。さて今日一日は、またおうちに缶詰めです。これで3日目。ああーーーー!! 日本に一時帰国する予定がなければすっごくワクワクすると思うのですが、今の私には時間が惜しい…でも仕方ありませんね それから! 水道管が凍っているのでしょうか、蛇口から水が出ません!!! 今日木曜日は水の日ですよ。水が来てませんけど~。ヨルダン人はこの休みがもっと続けばいいなどと思っているかもしれませんが、あす以降はカンカン照りになってほしい !! 明日明後日とパンパンに詰め込んだ予定をこなさねばなりませんので、今日は体力温存の日と考えます ( 一一)。以上、実況中継でした。ヨルダンツアーのことなら:http://picturesque-jordan.com/ 2013年1月13日放送のNHK BS1 「アジアで花咲け! なでしこたち」に出演の予定です。ぜひご覧ください。http://www.nhk.or.jp/asia-nadeshiko/s2_part05/index.html
2013.01.10
ごうごうと吹き荒れた風が収まり、風がパタリとやんだ夜更け(といっても午後10時。私にとっては夜更けです ^^)。ふと思い立って雨戸を開けてみると、積もっていました~!! 何だか外が騒がしいと思ったら、立ち往生した車がブオンブオンと音を鳴らしながら、何とか進もうと必死です。ちょっと緩やかな坂なんですよね。でも積雪2,3センチで立ち往生かいな。それから上の写真の左側に写っている怪しげな人影は、近所の子たちと思われます。雪合戦をしに夜に外に出ていました。雪がよっぽど嬉しいのでしょう。いやー、明日はオフィスというオフィスが休みになるでしょうね。雪が降れば、休日! とヨルダンでは決まっています。某大使館の庭も寒々しい。それから、アパートの部屋から下の地面を撮りました。雪化粧…もどきかな。ヨルダンでの雪を見るのは久しぶりです。去年は、私が日本にいた2月ごろに雪が降ったらしいです。さて、この雪ですが、今はパタリとやんでいます。このあとどれくらい積もるか…。もしかしたらこれで呆気なくオシマイ、ということになるかもしれません(笑)。明日の朝起きて窓の外を見るのが楽しみです ちなみに先ほどエルサレムからメールが届き、エルサレムも少し雪が舞っているそうです。さらにテル・アビブではヨルダンと同じで洪水状態になっているらしい…。中東全域に寒波が居座っているようですね。でも金曜日以降はすっかり晴れて快晴になるようですので、1月半ばからヨルダン旅行を控えておられるお客様はご安心なさってくださいね。ではでは、お休みなさーーい ヨルダンツアーのことなら:http://picturesque-jordan.com/ 2013年1月13日放送のNHK BS1 「アジアで花咲け! なでしこたち」に出演の予定です。ぜひご覧ください。http://www.nhk.or.jp/asia-nadeshiko/s2_part05/index.html
2013.01.10
ヨルダンには寒気が居座っておりまして、雨が降り続いています。おとついのお昼から昨日も今日も自宅に缶詰め状態。本日は雪が降るとか何とかで、いわゆる官公庁は急きょ公休になったようです(在ヨルダン日本大使館からの連絡です)。ああ、恐れていたことが…全ての予定がキャンセルです。私の住む地区はアンマン市の中でも温暖なほうで、世間では雪だ雪だと騒がれていてもその気配が感じられず「なんか…大げさやな」と思っていたのですが…ついに雪が降り始めました!!! 午前中のアンマン 午後12時半の様子。いやぁ…ついに来ましたね。多分、今日と明日はヨルダンでは人々の生活はすべてストップ。雪籠り(ゆきごもり)生活に突入です。私の食料…あるかいな? 予定は大幅に狂いますが、もうこうなったら腹をくくって雪籠りするしかない。お部屋をあったかくして読書しましょう。美味しいティーを飲んで窓から雪を眺めます。今年の初雪は例年より早く来ました。この時期、まさか観光でヨルダンに来ている日本人の方はおられない…ですよね? おられたら本当に可哀そうです。全ての予定はキャンセルでホテルに缶詰めでしょう。現在私のお客様はおられません。金曜日以降、天気は回復するようですが、それでもしばらくは道路の冠水状態は収まりそうにもありません。ではでは、この大荒れの雪の日を心行くまで楽しむことといたします ヨルダンツアーのことなら:http://picturesque-jordan.com/ 2013年1月13日放送のNHK BS1 「アジアで花咲け! なでしこたち」に出演の予定です。ぜひご覧ください。http://www.nhk.or.jp/asia-nadeshiko/s2_part05/index.html
2013.01.09
今週1月13日はNHK BS1 "アジアで花咲け! なでしこたち" のヨルダン編が放送される日であります。皆さま、是非観てくださいね。詳しくは、http://www.nhk.or.jp/asia-nadeshiko/s2_part05/ もご参照ください。撮影があった7月以降、シリアの情勢はまだ混とんとして先が見えませんし、昨年12月にはイスラエルとガザのごたごたもあり、中東は皆さまから見れば「危険な場所」というイメージのままだろうと思います。皆さまが思うよりずっと平穏に暮らしているのですが…。百聞は一見にしかず! ぜひ番組をご覧いただければと思います。さてさて、1月が始まってまだあまり日が経っていませんが、バタバタと過ぎて行きます。日本への一時帰国を控えて、今週中にやらなければならないことが目白押し! 予定はぎっしり詰まっております。でもこの雨では…予定をすべてこなせるか不安でございます。雨への備えができていない国ヨルダン。これで雪が降れば、人々の生活は完全にストップです。さて、これまでは一人暮らしにこだわって来た私だったのですが、昨年は色々な外国人との共同生活を楽しんだ年でもありました。で、共同生活にも慣れ、なかなか悪くない、という結論に至っています。多分、人に「合わせる」生活から、誰といても自分らしくマイペースに、ということが以前よりできるようになったからかもしれません。昨年はまずアルメニア人の友達と一緒に暮らしまして、その後、フランス人の友達、スペイン人の友達と入れ替わり経ち替わりルームメートが変わりました。当初は居候生活だったのが、今では自分のアパートを持つことができるようになりましたので、「受け入れる」側になりました。今年もフランスから新たな友達が3ヶ月間ほど留学に来ることになっていますので、またまた変化が多そうです。文化の違う友達と一緒にいると楽しいです。今一緒に暮らしているフランス人の友達は、一番気が合う女の子で、共同生活にはぴったり。以前にご紹介した"足の臭い"彼女ですが、冬は特に気になりません(笑) http://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201206090000/そんな共同生活で驚かれるのが、私の睡眠時間。スペイン人の友達には「ほんまによう眠るなぁ」とかなり驚かれていました。そうなんです、私の至福の時は”昼寝の時間”。私の特技は、布団に入って30秒で眠りに落ちること(笑)。睡眠は大切! ぐうぐう寝て起きたら、スペイン人の友達は同じ姿勢でずっと本を読み続けているので、眠くならないの? と思わず聞いてしまう(笑)。それから山盛り食べる野菜の量にも目を丸くされます。何人分? というくらい大きなボールに山盛りの量をモリモリ・ワシワシ一人で食べます。毎日毎日飽きることなくサラダを食べ続けます。でも私は反対に彼らが肉食を好むことにびっくりです。ちょっとは野菜食べなあかんで~と思います。そんな感じですが、しみじみ思うのは、アラブは言うまでもなくヨーロッパ圏の人も遺伝的にすごく強い国民だなーということ。日本人は色々なことに一生懸命気を遣って、やれ睡眠、やれ食事と、かなり気を配る繊細な国民ですが、そんなことをほとんどしなくても別段不自由なく暮らせる彼らを見ると、日本人って…胃も弱いし、遺伝的にかなり弱い国民なんやろなぁと思ってしまいます。ルックスも悪いですしね(笑)。まぁでも、そうやって disadvantages (不利な点) が非常にたくさんありながらも世界と渡り合っていくしかない。日本人に生まれた宿命でありましょう。そんな感じで、日本人って一体…と我が身と我が祖国にしばし思いを馳せるのも興味深い。そんなヨルダン生活も今月末には丸5年が終了。6年目に突入であります 。ではでは、皆さまも新年の良いスタートをお切りくださいね! ヨルダンツアーのことなら:http://picturesque-jordan.com/ 2013年1月13日放送のNHK BS1 「アジアで花咲け! なでしこたち」に出演の予定です。ぜひご覧ください。http://www.nhk.or.jp/asia-nadeshiko/s2_part05/index.html
2013.01.07
ああぁ~! 大変なことになっております。ヨルダンは昨日の夜から嵐のようになっていて、道路は冠水状態。昨日今日と雨が一日中降り続き、強風が吹き荒れています。この寒波は今週の木曜日まで続くようで、水曜日には雪になるといわれています。上の写真ではなかなかお伝えしにくいのですが、手前の道路が水であふれています。道路のあちこちで洪水状態となっており、車が水上オートバイのように水 (しかも真っ茶色の水!!) をかき分けてしぶきを上げながら進んでいる有様。その様子を写真に収められなかったのは残念であります…。そんな大荒れのヨルダン。きっとイスラエルでも同じように大荒れとなっていることでしょう。私のお客様はすべて昨日でご旅行を終わられて帰途に着かれています。ああ、ヨカッタ。こんなに大荒れの天気では観光どころではありません。しかも前述のように寒波がしばらく居座るとのこと。いやはや、本当に極端です。この0か100かという両極端の天候はヨルダン人気質にも通じるところがあるかも…。さて、私がつい最近購入した中国製の折り畳み傘は数分であっという間にバリバリに壊れ、今日は強風と雨にさらされながら、ベトベトになって帰宅…。さすが中国製 あ、誤解のないようにお伝えしておきますが、中国製品がすべて悪いと言っているわけではありません。ただし、ヨルダンにある中国製品は本当に粗悪なものばかりなのです。ヨルダンに来ている中国製は、中国製品の中でも質的には最低ランクに属するもの。安いが、本当に本当に質が悪い。これほど粗悪な中国製は日本では決して売られていません。それはひとえにヨルダンが貧しい国で、安い中国製品の中でも最も安いものしか輸入していないからです。つまり中国が悪いのではなく、安物の中の安物しか需要がないヨルダンに非があるわけです。ハイ。そんな訳で、午前中は何とか出かけたものの、午後からの予定はすべてキャンセルに。道路が洪水状態になっているような街では、動こうにも動けません…。明日、明後日と雨が降り続くなら、本当にどうにかなってしまいそうです、ヨルダン。ただしヨルダンでは、12月~2月にかけてしかまとまった雨が降りません。4月以降は9月後半まで一滴も降らないことも。だからこの時期の雨は「恵みの雨」で、ヨルダン人は雨大好き、大歓迎なのです。でも…もうちょっとインフラを整備せねばね。日本の寒波はひと段落しているとか? ヨルダンの寒波も早くひと段落してほしいものです。ヨルダンツアーのことなら:http://picturesque-jordan.com/ 2013年1月13日放送のNHK BS1 「アジアで花咲け! なでしこたち」に出演の予定です。ぜひご覧ください。http://www.nhk.or.jp/asia-nadeshiko/s2_part05/index.html
2013.01.07
さてエリコ市に入っていきます。市内に入るとまずお目見えするのが、このシンボル。鍵のモニュメントで「We will Return」と書かれています。そうです、エリコはパレスチナ自治区に属します。エルサレムにいつか戻る…絶対に戻っていく! We will Return!! というパレスチナ人の決意が表されているわけです。以前はエルサレムとエリコとの間にチェックポイントが設けられており、通過がかなり困難だったようです。このチェックポイントは1年半ほど前に取り除かれたようで、現在はとても楽に行き来ができるようになったということです。それでも、パレスチナ人はエルサレムには入ることができません。そんな複雑なパレスチナ問題を象徴するモニュメントです。さて、エリコでまず見学するのは、ザアカイが登ったといわれているイチジク桑の木。ザアカイ? イチジク桑の木? と思われた方もおられることでしょう。ザアカイとは、聖書に出てくる人物です。かいつまんでお話しますと、ザアカイはエリコに住んでいたお金持ちです。ローマの支配下にあったユダヤ人から税金を徴収する仕事をしており、不正なことをしてお金を得ていました。イエスが亡くなるほんの少し前にエリコに来られた時、ザアカイはイエスを一目見ようと思ったのですが、背が低かったので群衆ごしに見ることができませんでした。それで前方へ走って行き、木によじ登って、イエスを見下ろす位置に陣取りました。イエスはザアカイのこの関心のほどに感銘を受けられ、ザアカイに「エリコにいる間はザアカイの家に滞在するつもりだ」と言われます。でも町の人々は、イエスがなぜ罪人の家にわざわざ行くのかと言って文句を唱えます。そこでザアカイは自分が生き方を変えるつもりであることをはっきり示します。自分が不当に得たものを4倍にして元に返し,持ち物の半分を貧しい人々に与えるとイエスの前で宣言します。…これがザアカイにまつわる話。聖書のルカ書19章に記されている物語です。で、エリコ市にあるこのイチジク桑の木がその木ではないかといわれています。なぜかというと、エリコにはイチジク桑の木がこの1本しかなく、さらにこの木は樹齢が非常に古い木だからだそうです。本当にイエスの時代から残っている木であれば、樹齢は2000年以上ということになりますね。この木の周りには、物売りがたくさんいまして、観光客を待ち構えています。が、あまり注意を払われませんように。さてさて、エリコにはまだまだ見所がありますよ~。ヨルダンツアーのことなら:http://picturesque-jordan.com/ 2013年1月13日放送のNHK BS1 「アジアで花咲け! なでしこたち」に出演の予定です。ぜひご覧ください。http://www.nhk.or.jp/asia-nadeshiko/s2_part05/index.html
2013.01.05
あああああ~~っ! やはり今日は雨になりました 。昨日とはうって変わって寒ーーい寒ーーい1日。しんしんと冷え込んでおります。そして雨、雨、雨・・・。予報通りです。そんな雨の日ですが、エリコの観光を予定しておりましたので、予定通りお出かけ。死海近辺は晴れているであろうと期待しつつ…。そんなエリコ観光の様子をレポートします。イスラエルに来てもエリコまで足を延ばされる日本人の観光客の方はまだまだ少ないかと思います。でも聖書に通じている方なら、エリコは外せないスポットでしょう。ここでエリコという町の概要を少しお伝えいたしましょう。エリコとは、世界最古の都市で、世界で最も低い位置にある都市でもあります。ヨルダン渓谷内の海面下約250メートルに位置しているため、年間を通して温暖。実際、エリコの気候は亜熱帯性です。今でもエリコでは、オレンジ・バナナ・いちじくなどが栽培され、住民の75%は農業をして生計を立てています。古 (いにしえ) の時代からエリコには人が住み続けていますが、それは豊富な地下水のため。エリコは荒涼とした荒野にあるオアシスなのです。さて、そんなエリコでの見所ですが、実にたくさんあります。まずエルサレムからエリコに下る途中の道に注目。この道は「Good Samaritan Road」(良きサマリア人の道)と呼ばれています。なぜこんな名前が付けられているかと言うと、イエスが話された「親切なサマリア人」のたとえ話に出てくると思われる道だからです。この道は荒涼とした土地を縫うように続いているので、イエスの時代には、強盗や追いはぎが潜んで旅人を襲うことで有名だったようです。「親切なサマリア人のたとえ話」?? と思われた方のために、実際に聖書のルカ書からそのたとえ話を引用してみます。 ----------------------------------------------------------------------「ある人 (ユダヤ人) がエルサレムからエリコに下って行く途中で、強盗たちに襲われました。彼らはその衣をはいだうえに殴打を加え,その人を半殺しにして去って行きました。さて、たまたま、ある祭司 (ユダヤ人) がその道路を下って行くところでしたが、その人を見ると反対側を通って行ってしまいました。同じようにひとりのレビ人 (ユダヤ人) もまた、そこまで来て彼を見ると反対側を通って行ってしまいました。ところが、その道路を旅行していたあるサマリア人がやって来ましたが、彼を見て哀れに思いました。それでその人に近づき、その傷に油とぶどう酒を注いで包帯をしてやりました。それから彼を自分の畜獣に乗せ、宿屋に連れて行って世話をしたのです。そして次の日デナリ二つを取り出し、それを宿屋の主人に渡してこう言いました。『この人の世話をしてください。そして,何でもこれ以外にかかるものがあれば,わたしがここに戻って来たときに返しますから』。これら三人のうちだれが、強盗に襲われた人に対して隣人になったと思いますか?----------------------------------------------------------------------イエスの時代、サマリア人とユダヤ人は憎み合っていましたが、強盗に襲われたユダヤ人を助けたのは同胞のユダヤ人ではなく、サマリア人でした。それでイエスのたとえ話の要点は、私たちが親切を差し伸べるべきなのは自分と親しい人達だけではなく、国籍・宗教・文化などに関わりなく全ての人に対してであるというものでした。そんな有名なイエスのたとえ話の舞台となったであろう道路。またたとえ話に出てくる宿屋だったと思われる宿泊場所には、博物館ができています。奥にある矢印の建物です。→現在ではモザイクなどが展示されています。さて、ではいよいよエリコ市内へと入ってまいります。エリコ市内の観光については、次のブログでアップいたします。ヨルダンツアーのことなら:http://picturesque-jordan.com/ 2013年1月13日放送のNHK BS1 「アジアで花咲け! なでしこたち」に出演の予定です。ぜひご覧ください。http://www.nhk.or.jp/asia-nadeshiko/s2_part05/index.html
2013.01.05
ヨルダンのお土産にとご紹介したアルメニアン・セラミックのお店(http://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201212010001/ )。私も、事あるごとにこのお店を利用しています。スペイン人の友達がスペインに帰国する時もプレゼントはここで。フランス人の友達が一時帰省した時も、彼女のお母さんへの贈り物はここで。すっかり常連になりました :)さて、今日はこの Josef さんのお店に併設されている工房の様子をご紹介します。 ↑工房の様子。小さいですが、とても整然としています。気持ち良さそうな空間。職人としての誇りも感じられます。ここで出来上がりまでの工程をを簡単に実演してもらいましょう。まずはデザインをセラミックに写します。デザインはすべて Josef さんオリジナルのもの。アルメニアの典型的なデザインの他に、ペルシャやアラブのデザインも取り入れます。 ↓ 次に色付け。 ↑ 色を付け終わったらガラスを塗ります。このガラスが、出来上がった陶器を輝かせます。 ←焼き釜戸→焼き上がった様子。商品は違いますが、色の変化にご注目ください。焼き上がりはつやが出ています。ちなみに、このお皿は出来上がったものの、少し削れてしまっていて"欠陥商品"となりましたので、説明するときのサンプル用に回しているのだそう。 言葉で説明すると簡単ですが、作業の一つ一つが真剣勝負。焼き上がりまで、気が抜けません。焼き上がっても、納得のいく作品になっていない時もあるので、納得がいくまでやり続けるのだそう。そういう訳で、出来上がってお店に並べられる商品はすべて1級品。色々なデザインのタイル。→ 好きなタイルを選んでボックスやお盆などを自分好みのものにしてもらうことも可能。 私も日本へのお土産には、自分の好きなタイルを張り付けたボックスと鍋敷きを考えています。 Josef さんのお店の商品はすべて良心的な値段設定となっています。ヨルダンのお土産物屋さんで売られている Made in China の物のほうがよっぽど高い! 是非皆さま、お土産には"職人の技"をお持ち帰りくださいね。 ヨルダンツアーのことなら:http://picturesque-jordan.com/ 2013年1月13日放送のNHK BS1 「アジアで花咲け! なでしこたち」に出演の予定です。ぜひご覧ください。http://www.nhk.or.jp/asia-nadeshiko/s2_part05/index.html
2013.01.04
やってまいりました~。半年ぶりのイスラエル訪問です。今回は、新しいビジネス・パートナーとのミーティングのためのイスラエル入り。日本のマーケットに関心があるパレスチナ系旅行会社との初顔合わせ+会合でした。さて、1月のお天気とは思えないほどエルサレムはポカポカ陽気。シッカリ着こんでエルサレム入りした私は、汗ベトベトでホテルにたどり着きました…。夜にはさすがに少し冷えますが、それでもあったか――い。半袖で街を歩いている人もいるほど。ここまでくると異常気象ですかいな? アンマンと比べるとエルサレムのほうが少し温暖なようです。明日以降は天気が崩れるとのこと。 アンマンでも雨が降るらしい。年末年始、本当に良いお天気に恵まれましたので、そろそろ雨が降ってもいい頃です。↑ 仕事の後はエルサレムの新市街をぶらぶらと散策しました。新市街の風景をどうぞ。ただ今日は何だか調子がいま一つ乗らない。あす以降天気が崩れるということで、気圧の変化のせいかもしれませんが、頭痛がしています。12月にいろいろ頑張り過ぎたので、疲れが出ているのかもしれません。語学学校のコースも終わったことですし! 解放感 !!! と同時に、つ、疲れが…という感じです。 そんなわけで、街の散策は早々に引き揚げ、ホテルでゆっくり休むことにしました。上の写真は、エルサレム新市街にあるローズ・ガーデンとバードウォッチング・エリアをぷらぷらと散策した時の写真。いつもなら湧き上がるエネルギー(笑)が今日はありません。明日はエリコ観光です。エリコ観光に備えて今日は早めに休むことにいたしまーす。日本の皆さまの中にも、そろそろ新年明けてお仕事が始まる方もいらっしゃるのではないでしょうか? 無理せずに頑張ってくださいね。ヨルダンツアーのことなら:http://picturesque-jordan.com/ 2013年1月13日放送のNHK BS1 「アジアで花咲け! なでしこたち」に出演の予定です。ぜひご覧ください。http://www.nhk.or.jp/asia-nadeshiko/s2_part05/index.htmlにほんブログ村←読み終えたらクリックしてくださいね。
2013.01.04
本日は12月31日。今年最後の日です。が、ヨルダンでは特に普通と変わらない日。普通に銀行は開いているし、学校はあるし、お店も開いているし…今年最後の日だなんて思えません。それから今日は本当にポカポカ陽気でした。12月のお天気だとは思えないほど。朝に洗濯して干しておいた厚手のベッドシーツやバスタオルなどが半日で乾くほど。こんなにパッキリ乾くと嬉しいですね。年末年始にご旅行に来られているお客さまも多いので、この天気が続くように祈っています。私のクラスは先生の都合で授業がなかったので、今日は銀行の用事を済ませた後は、友達の家をはしごして過ごしました。ランチはシリア人の友達の家で、ディナーはウクライナ人+イラク人のご家族の家で。しかし、食べすぎです! 動けないくらいたくさん食べてしまいました。2012年最後の夜は、年越しそばならぬラム+チキンのバーベキューでございました。↑2012年の締めくくりはたっぷりのお肉で(笑)。ああ、食べ過ぎ~。特にこれといった感慨もなく明日からは2013年ですが、大学の授業もまだ続いており、1月2日は学校の日。それから1月3日からはパレスチナへの出張が入っております。1月もバタバタと忙しい日々になりそうです。今年は特に過ぎ行くのが特に早かった!! ←毎年同じことを言っておりますが…。2013年も充実した年にしていきたいです。それから更新が滞りがちのブログで申し訳ないのですが、中東の最新情報をもっともっとアップしていきたいです。今年ヨルダンに来てくださったお客様を含め、皆様お世話になりました。来年もよろしくお願いいたします。ペコ。 ヨルダンツアーのことなら:http://picturesque-jordan.com/ 2013年1月13日放送のNHK BS1 「アジアで花咲け! なでしこたち」に出演の予定です。ぜひご覧ください。 にほんブログ村←読み終えたらクリックしてくださいね。
2013.01.01
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