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最近の中東には暗雲が立ち込めている…かに見えますが、11月の混載の募集です! 11月2日から10日までの「がっつりヨルダン満喫プラン」です。その前に、現在のヨルダンの様子を少し。ヨルダン・イスラエル共に皆様が思っておられるよりずっと安全です。昨日も今日も、ごく普通の日常です。現地在住の私たちからすると、日本で描かれている中東のイメージとのギャップがありすぎて、不思議な気がします。エジプトやシリアの件は残念ですが、ヨルダンやイスラエルは全く独立した国家ですので、周辺諸国の情勢が直接的な影響 (戦闘に巻き込まれる等) を与えるということはありません。もちろん間接的な影響はあります。シリア難民の流入、それに伴う慢性の交通渋滞、物価の上昇などです。アメリカの軍事介入に関してですが、ここヨルダンではそれほど話題になっておりません(と、私は感じます)。今日も旅行会社との会合がありまして、9月のお客様がキャンセルになるかもしれないという話をしていたのですが、それほど気にした様子でもない。別の話題にすぐ飛んでしまい、アメリカの軍事介入に関してはさほど重要ではないといった感です。良いのか悪いのか…。ただ、日本で騒がれているほどこちらでは大きなニュースになっていません。日本の報道は、アメリカ寄りですもんね。そんなヨルダンの毎日でございます。もちろん、私のほうでも情報収集は怠っておりません。何かあればすぐに皆さまにお知らせできるようにアンテナを伸ばしております。が、現時点では特に注意を喚起するようなお知らせはございません。さて、では11月の混載のご日程をお知らせいたします。今回は主要な観光地に2泊ずつするゆったりリラックスプランです。ほぼ確定しているツアーですが、正式に確定した時点で再度募集をいたします。今回は、ツアー内容のご紹介。ご関心のある方、是非ご検討くださいませ。■ご日程11月2日 (土)アンマンご到着→アンマン市内ツアー→アンマン市のホテルアンマン泊11月3日 (日)アンマン→ぺトラ ぺトラ泊11月4日 (月)終日ぺトラ *夜にぺトラ・バイ・ナイトご鑑賞可能ぺトラ泊11月5日 (火)ぺトラ→午後からワディラム<3時間のジープツアーワディラム泊11月6日 (水)ワディラム→カラック→ムジブへ ムジブ泊11月7日 (木)ムジブ→死海のホテルへ死海泊11月8日 (金)チェックアウトまで死海→マダバ・ネボ→アンマン市でお買い物アンマン泊11月9日 (土)アンマン→ウンムカイス→ジェラシュ→アンマンアンマン泊11月10日 (日)アンマン市でフリー→空港へご帰国*5日目 (11月6日) はムジブ泊になっていますが、死海泊にして連泊にしていただいても問題ありません。ヨルダンの11月は気候もマイルドで、実はベストな観光シーズンの一つでもあります。ゆーったりとヨルダンを満喫してみませんか? 今回は9日間と少しご旅行期間に余裕がありますので、数日間だけの専用車のシェアでも大丈夫です。ご関心のある方は、どしどしご応募くださいませ。ご質問等もお気軽にどうぞ!9月の混載も募集中! http://picturesque-jordan.com/tabinakama_Japanese_SEP14_21_2013_html.html ヨルダンツアーのことなら何でも:http://picturesque-jordan.com/当方のホームページから無断転載している"類似品"にご注意ください:http://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201302080000/
2013.08.31
本日、ヨルダンはアンマンの自宅に帰宅いたしました~。1週間ヨルダンを空けていましたが、地上国境を越えてヨルダン入りした時は、1か月くらい空けていたような不思議な気持ちに襲われました。とはいえ、いったんヨルダン入りしますと、あっという間に現実に引き戻されます。帰ったらすぐに洗濯の山。それから、窓を開けっぱなしで留守にしていたため、家中が砂。目には見えませんが、裸足で歩くとザラザラします。早速、床に水をぶっかけて洗い流しました。中東の家のお掃除は、楽チンなんですよね~。石造りの床に水をぶちまけてゴムへらのようなホウキ(?)で隅々まで洗い流します。ピカピカになります。さて、イスラエルに1週間滞在してる間に不穏な動きが…。シリアで化学兵器が使われたのを受けて、アメリカが軍事介入するとかしないとか。アメリカがどう動くかが焦点みたいですね。でも…知る人ぞ知ることですが、中東情勢に詳しい人たちの間では、実はシリアの内戦をあおった責任はアメリカにあると言われています。こんなシナリオです。陰でケンカをあおりながら、表向きは公平な第3者の立場を装い、「オイオイ、君たち何してるんだ~? 喧嘩はやめなさい」と仲裁者の役割を買って出る。いずれにしても、軍事介入でアサド政権を倒すことが目的ではないということははっきりしているようです。私のブログでも何度もお伝えしているように、アサド政権が倒れて解決するような問題ではありません。内戦という名の「宗教戦争」ですから、アサド政権が倒れたらいいという単純な話ではありません。ですから、今まで NATO もアメリカも介入する余地がなかったのです。憎しみは世代から世代へ。憎しみの連鎖を断ち切ることが必要です。この点、人々を本来良い方向に変革すべき宗教は、人々の心に単に憎しみを植えつけてきたんですね…。シリアは今後どこへ行くのでしょう。今後アメリカがどのように介入するか分かりませんので、事態の進展を見守るしかないようです。個人的には、アメリカがシリアを攻撃するというのは滅多なことがない限りないんじゃないかと予測しています。たとえ軍事介入してもほとんど意味がなく、リスクの方が大きいかと思います。そこまでするでしょうかね。攻撃の準備ができたと言うことで相手をけん制する、あるいは国際社会にアメリカの影響力をアピールする意図があるのではと思っています。万が一の万が一 攻撃ということになっても、ほとんど被害のない範囲での「けん制」の意味合いが強い攻撃になるかと思います。現時点で、ヨルダンとイスラエルの情勢には何も変化ありません。人々の生活はこれまでと変わらず普通に営まれています。ご旅行も問題なくお楽しみいただけます。これからご旅行を控えておられる皆さま・今ご旅行をお考え中の皆さまには最新の情報をお伝えしていきますが、現時点では特に注意を喚起するような情報はありません。ご安心くださいませ。9月の混載募集中です!http://picturesque-jordan.com/tabinakama_Japanese_SEP14_21_2013_html.html をご覧ください。ヨルダンツアーのことなら何でも:http://picturesque-jordan.com/当方のホームページから無断転載している"類似品"にご注意ください:http://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201302080000/
2013.08.29
この混載は募集を締め切らせていただきました。たくさんのご応募ありがとうございました。混載が無事に決定いたしました!!少しお日にちが迫っていますが、9月の混載募集です! 今回の募集は、死海2泊、ワディラム1泊、ペトラ2泊、アンマン2泊の連泊プラン。ワディラム以外の観光地では連泊ですので、お荷物を毎日まとめていただく必要がありません。8日間のゆったりプランでヨルダンを満喫しませんか?数日だけの専用車のシェアでも問題ありません。ヨルダン国内での移動をどうしようと思っておられるお客様、専用車をシェアして効率よくヨルダンを回りませんか? 以下はご日程の詳細です。チケットは取ったけれどヨルダン国内の足をどうしよう...とお悩みの方、混載ですと効率よくまた割安でお回りいただけるかもしれません。ぜひご相談くださいませ。■ご日程9月14日 (土)アンマンご到着→死海のホテルへご送迎死海泊9月15日 (日)終日死海死海泊9月16日 (月)死海→マダバ・ネボ→ムジブ<リバーウォーキング>→ワディラム ワディラム泊9月17日 (火)ワディラム<3時間のジープツアー>→ペトラへ (ペトラ観光)ペトラ泊9月18日 (水)終日ぺトラ ペトラ泊9月19日 (木)ペトラ→アンマン市へアンマン泊9月20日 (金)アンマン→ウンムカイス→(アジュルーン:体調によっては省いていただくことが可能)→ジェラシュ→アンマンアンマン泊9月21日 (土)アンマン市でフリー→空港へご帰国ご不明な点などがありましたら、ご遠慮なくお問い合わせくださいませ。あ、ご日程にはムジブ保護区ももちろん含まれていますよ~。一人での観光が難しいムジブ保護区。ぜひ混載へのご参加で、ムジブ保護区のリバーウォーキングを制覇してみてください!混載については、http://picturesque-jordan.com/tabinakama_Japanese_SEP14_21_2013_html.html もご覧ください。ヨルダンツアーのことなら何でも:http://picturesque-jordan.com/当方のホームページから無断転載している"類似品"にご注意ください:http://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201302080000/
2013.08.28
仕事を兼ねた「ヨルダン脱出作戦」で、昨日イスラエル入りいたしました。今回滞在するのは、ハイファ、テルアビブ、それからナザレ。テルアビブではお仕事をちょっと。その後アンマンへ帰ります(予定)。中東では予定は未定。というのも、昨日もですね、アンマンからナザレ行きのバスに乗ってイスラエル入りしようと計画していましたら、結局バスの乗客が私しかおらずバスは出ないと告げられました。ええーーーー?? 急きょ予定を変更し、キングフセイン橋からまずエルサレム入りし、その後エルサレムからハイファまでバスで移動ということになりました。通常なら全然問題ないのですが、昨日は金曜日でしたから夕方からイスラエルは安息日に入ります。そもそも金曜日の移動を決めたのは、このアンマン→ナザレ間のバスが週2回(月・金)にしか出ないという情報に基づいてでした。どうせバスがないんやったら、わざわざ金曜日に移動を計画した意味ないやん! さすがヨルダン、何でも思う通りには行きません。そんな訳で、キングフセイン橋からエルサレムまで移動した後、そのまま Central Bus Station に直行。ハイファ行きのバスに何とか間に合い、その日のうちにハイファ入りできました。 はぁぁぁ、疲れた。キングフセイン橋はかなり混み合っており、ヨルダン出国にも1時間、アレンビー橋でのイスラエル入国にも1時間半ほどかかりまして、ああ~~時間がない! 安息日が始まる夕方までにハイファに着けるか…と少し心配しました。さらにハイファについてからが大変。ハイファはとても大きな街ですが、ホテルまでのバスが分からず、2回ほど乗り継ぎました。が、安息日が始まるということでバスの本数がかなり減るのに、なかなかホテルにたどり着けず…永久にたどりつけないのではないかと思いました。何とかたどり着いたときには汗だくでクタクタ。アラブ社会のケオスから逃れて、ゆったりとしたバカンスを兼ねた旅行を…と思っていたら、初日からメチャクチャやん!!さらにアレンビー橋では、いつものことながらアラブもうじゃうじゃいまして、老若男女を問わずアラブのマナーの悪さが際立ちます。ヨルダンはアラブ社会なのでこうしたマナーの悪さは日常茶飯事のことですが、こうしたアラブ社会でない場所ではとかくアラブの自己中心的な行動が際立ちます。きちんと並べない、ともすれば順番を抜かそうとする、とにかく自分優先…などなど幼児並みの行動。んもう、アラブ!!! ええ加減にせいっ。そんなことしてんのは、アンタらだけやで。そんなこんなで、アラブから逃れたくてヨルダン脱出作戦を決行いたしましたが、どこに行ってもアラブが私の目の前にいる……。極めつけは、ハイファのホテルに着いた後、歩いて2分ほどのお店に水などを買いに行きましたら…店のオーナーはアラブ!! ここでもかい??!! …という訳で…このイスラエル滞在中いったい何人のアラブに関わることになるのか。。。汗タラリ。ヨルダンツアーのことなら何でも:http://picturesque-jordan.com/当方のホームページから無断転載している"類似品"にご注意ください:http://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201302080000/
2013.08.24
死海にはリゾートホテルが林立しています。5星ホテルには Kempinski、 Marriott、Movenick、Crowne Plaza。5星と4星の中間的存在は Holiday Inn。4星ホテルには老舗の Dead Sea Spa、そして一番新しいホテルである Warwick Winter Valley。 他の観光地でのホテルは多少おカネをセーブしても、死海ではちょっと贅沢にいいホテルに泊まりたい! と思われるお客さまも多いことでしょう。エステ体験をご希望のお客様には、5星ホテルをお勧めいたします。エステのメニューが充実しています。エステには興味がなく、純粋に死海での浮遊体験だけを楽しみたいと思われるお客様には、4星をお勧めいたします。お値段が割安になる上に、4星でもとても快適にご宿泊いただけます。さて、そんな中で Movenpick Dead Sea の評判はよくありません。死海のホテル群の中でクレームが一番出るホテルと言っても過言ではないでしょう。何がダメって、マネジメントが全然なっていません。マネジメントがなっていないので、当然のこととして社員教育もできていない。まずよくあるクレームが、チェックインに1時間以上かかるというもの。これを単に「お客が多いから」と言って片づけるわけにはいきません。お客が多いなら、その数に合わせてスタッフを準備したらいいだけの話です。それに死海のホテルはどのホテルも、特に週末はお客でいっぱい。そんな中でどうしていつも Movenpick だけ、チェックインに1時間以上もかかるというクレームが出るのか。クレームの内容で同じほど多いのが夕方17時頃に着いたのに部屋の準備ができておらず1時間以上もロビーで待っている、というようなもの。これもやはり、いい訳はできません。マネジメントの問題です。Tripadviser でも、英語のコメントなどを見ると「Terrible」が付けられている数が多い。5星ホテルで「Terrible」の評価はかなり恥ずかしいことだと思います。お客さんから取るものはしっかり取っているのに、それに見合うサービスが提供できていません。それから社員教育が全然だめです。チェックインに1時間もかかることからも分かるように、効率よく働ける社員がいない。1年半以上前だったかと思いますが、お客さまに対する人種差別的な発言をしたフロントの担当者がいて、お客様がとても嫌な思いをされました。この時はホテルの謝罪とともに、全額をお客様にご返金するという結果になりました。このように5星という看板を掲げながら、「アンマン市の道路に夜な夜なたむろっているどうしようもない若者たちと同じレベル」の社員を抱える Movenpick Dead Sea。この Movenpick の失態は今に始まったことではなく、1-2年ほど前から目につくようになりました。それまで死海のホテルと言えば Movenpick をご紹介していましたが、私は1年以上前から、お客様からの特別な要望がない限りこのホテルをご紹介することはやめています。代わりにとても人気があるのが Marriott。このホテルからお客様のクレームが出たことはありません。Kempinski は少し割高ですが、3年ほど前になるでしょうか、日本人のマネージャさんが入られてから、マネジメントやホテルのサービスの質は格段に上がっていると思います(この日本人のマネージャさんは現在は Kempinski アカバに移動しておられます)。Movenpick Dead Sea はホテルの立地が良く、死海へすぐにアクセスできるというイメージがあるようですが、Kempinski も Marriott も全く同じ条件です。特に Movenpick の立地が良いという訳では決してありません。私としては、クレームが出る確率が非常に高い Movenpick をあえてご紹介するより、Marriott を押します! 4星では Warwick Winter Valley がダントツです。それにしても全体にダレた雰囲気の死海の Movenpick とは違い、ぺトラの Movenpick は頑張っていますね。雑誌の取材などでもマネージャさんにお会いしていますが、きびきびとしていい感じ。ぺトラの Movenpick のお食事もとても美味しいです。そんな訳で、アラブ式マネジメントで何とかやって来た Movenpick Dead Sea もそろそろ改革に乗り出さねばいけない時期に来ていると思います。クレームに謝罪したり返金したり慌ててVIPサービスで取り繕おうとしたりするより、クレームが出ないようにマネジメントをしっかり整えるほうが良いかと思います。皆さまの死海のホテル選びのご参考に、と書かせていただきました。ヨルダンツアーのことなら何でも:http://picturesque-jordan.com/当方のホームページから無断転載している"類似品"にご注意ください:http://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201302080000/
2013.08.21
ヨルダンで食べるお寿司は、高い…。だから普段は見向きもしません。でも先日、ラマダン中に立ち寄った私のお気に入りのレストラン Vinaigrette (ヴェネグレッテ)で、友達がお寿司を食べよう! と提案してきました。このレストランについては、以前のブログでご紹介済みです。眺めが良くて外国人にとっても人気のこのレストラン。ご興味のある方は、以下のブログをご参照くださいませ。http://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201307230000/http://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201307280000/さてはて、このアラブの友達はどうしてもお寿司が食べたかったようで、私が「高いしなぁぁぁ」と渋っていると、じゃあ、分けっこして食べよう! と提案してきました。もちろん彼女もちで(笑)。注文したのは、上のお寿司セット。これで2000円以上します。やっぱり高いですよね~~。あー、安くておいししお寿司屋さんはないんかい?? とぼやいてしまう。やっぱり自分で作るしかないんでしょうか。私たちはこの中途半端なお寿司セットを何とか2人で分けっこしていただきました。でもお味は美味しかったです。いやー、こうやってチョコチョコとお寿司を食べるほうが望郷の念が募ります。それなら一切食べないほうがいい(笑)!! お寿司よ―――い。お腹いっぱい食べられるのはあと半年後 (一時帰国の時) でしょうか。。。ヨルダンツアーのことなら何でも:http://picturesque-jordan.com/当方のホームページから無断転載している"類似品"にご注意ください:http://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201302080000/
2013.08.21
さて、ラマダン後にストレス性の発熱があったと書きましたが、何があったかというと…ラマダンの最終日に3日間レンタカーを借りる予定にしていたのです。1週間前に予約を入れ、3日前に念押しの電話を入れ、当日に再度電話。私としては、自分にできる周到な準備をした訳です。というのも、10名ほどでピクニックに行く予定にしていたから。車2台で連なる予定をしていて、友達は会社の休みを取っています。急な変更はできません。ラマダン後のイード休暇中、レンタカーというレンタカーはアンマンから出払ってしまいます。サウジなどからの湾岸族やヨルダン人もこの時は! とばかりにレンタカーを借りてお出かけするわけです。ですから、私は予約も早めに入れ、念には念を入れて引き渡しの日に備えていました。このレンタカー会社の男、少し不安なところがありまして、今までにも何度かレンタカーをしていたのですが、いつも遅れる。特にラマダン中は毎回引き渡しの時間に遅れてきて、その理由が「病院に行っていた」「断食の後、兄が食べ過ぎて救急で運ばれた」「おじさんが死んだので、アカバにいる」などなど、病院やら死んだやら、いろんな理由がよく出てくるな! 最後に借りた時は、夜10時の引き渡しのはずが夜の12時過ぎにやってきて、これには温厚なアメリちゃんもブチ切れていました。 ですので、今回はそういうことがないように何度も何度も念押しをしていたのです。この男、「インシャアッラー(神のご意志なら)」を連発し、安請け合いする割に行動が伴わない。うさん臭いとは思っていました。でも友達のコネで紹介された人だから値段も安いし、全くコネのないレンタカー会社でぼったくられるよりはマシか、と私なりに計算していたんです。ところが、引き渡しの夜…約束の時間になっても来ない。来ないどころか、電話にすら出ない! 1時間以上の間、何度もかけ続けましたが、電源が切ってある。持ってこないんじゃないか、と心配になりまして、友達にも電話をし、私と友達の双方から電話攻撃。やっと電話に出たと思ったら、死にそうな声で「病院にいる」。またか? ラマダン中何回病院に行くねん、アンタは!! 経験から学ばんのかい、と怒りを抑えつつ、車は? と聞くと、自分は行けないから人をよこす、と。それから待つこと数十分。時刻は夜中の12時近くになっています。一体何時まで待たせるつもりか、と思って再度電話すると、「今から自分が持って行く」。はあ? こっちに向かっているはずの人はどうなってるねんーーー! 「どれくらいかかるのか?」と聞くと、「30分。インシャアッラー。でも渋滞だから…」。はあ? 真夜中の1時過ぎまで待てと? しかもそれも定かではありません。もう私の怒りの頂点に達していて、「ビジネスはビジネスやろ。1時間以上電話には出ない、代わりの人はよこさない、ここまで待たせるなんて一体どうなってるん?」 するとこの男はキレまして「車と病院、どっちが大切なんや!!」と怒鳴ってくる (私の心の声:「車に決まってるやん」)。その上、「お前にビジネスについていわれる筋合いはない! 俺様はなぁ、この道20年のビジネスマンや! 俺様には社員もいるねん!」などと怒鳴るわけです。私は一言冷たく、「だったらそれを証明したら?」。1時間以上電話に出ず、約束の時間にはすでに3時間近く遅れているうえに、誰も代わりをよこせない人がなに威張ってんの? あー情けない。典型的な俺様主義のアラブ!!! 常識も能力もマナーも何もない、ただのおバカなアラブ! しかも感情的ですぐに逆ギレする。全くの自分中心。こんなおバカなアラブが「俺様はな、俺様はな(アラビア語では「アナ、アナ」)」を連発すると、頭痛がします。結局この男は逆ギレして車を持ってこなかった。まるで5歳児と接しているような会話のやり取り。でもこれは珍しいことではありません。5歳児並みのアラブ男性、多いんです。その夜私は怒りのあまり眠れず、しかも翌日の車を探すのに朝4時くらいからインターネットでサーチ。結局AVISというレンタカー会社に唯一車の空きが見つかったのが朝の8時で、急いで身支度を整え、オフィスへ出向き、事なきを得たのでした。ピクニックはとても楽しかったけど、最高潮の怒りと睡眠不足とラマダン最終日にかけての3日間のひどい渋滞で、レンタカーを返した後に、急な発熱…。その後も体調が元に戻らずに今に至っています。恐るべし、ラマダン! いや、恐るべしなのは、ラマダンを言い訳にした5歳児並みの思考のアラブ男性たち。中東生活6年半の間に、こういう子供じみたアラブ男性に何人も接してきました。以前は、「あれ、このアラブ、ヤバいな。理論が通じない」と思っても「もう少し様子を見てみよう」と思って辛抱することもしばしばでした。でも、今回のことで私の結論。こういう救いようのないアホは、もっと早い段階で見限るべき。今回はレンタカー会社でしたが、例えばビジネスでは特に、救いようのないアラブ男性は早くに見限ることがポイント。アラブ社会はコネで成り立っていますので、おバカでもコネで「お遊びビジネス」ができる仕組みになっている。でも私は外国人だから、コネに縛られる必要はない。幾つかの旅行会社のマネージャも、このレンタカー会社の男のように「アナ、アナ(俺様)」主義で、最終的に手を切ったケースが幾つかあります。今から思えば、その兆候が見えた段階でもっと早くに見限るべきだった。ビジネスで接していると、見込みのあるアラブと能力なしのアラブとの差がすぐにはっきり見えてきます。どのアラブも口達者で自信満々ですから、発言だけを聞いていると分かりません。が、ふとした時に露呈するその人の真の人となり。「アカンな、この人は」と思ったら、きっぱりと早くに見限る強さも必要だというのが中東生活6年半の結論です。外国人が入ることで、コネ中心だったアラブ社会も多少は変わらざるを得ません。見込みのあるアラブは学んでいく。救いようがないアラブは、あくまでもダダをこねてそのまま「お遊びビジネス」に埋没する。見込みのあるアラブを見極めていく「眼力」が求められます。ヨルダンツアーのことなら何でも:http://picturesque-jordan.com/当方のホームページから無断転載している"類似品"にご注意ください:http://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201302080000/
2013.08.19
ラマダン中のプチ旅行―最終編です。ラマダン後にストレス性の発熱がありまして、その後体調がなかなか元に戻らず…ブログの更新が滞っております。すみません!さて、蚊の猛攻撃のためにほぼ一睡もできずに朝を迎えました。この日は6-7時間コースの「Wadi Dana Trail」に参加するという予定でしたので、決行いたしました。ヨルダン人がいう「6-7時間」は、私たち外国人からしたら「4時間」コースくらいのもんやね、と余裕でスタートしたトレイル。いよいよトレイルの始まりです! うーーん、太陽が容赦なく照りつけます。上の矢印にあるような小道を歩いていきます。→こんな岩に囲まれたトレッキングコース。Wadi Dana Trail では、最初の1時間は急な岩道を下へ下へと下って行きます。私もアメリちゃんも、時々ズルッと滑りつつ…2回ほどは尻もちをつくほど足を取られました。スタート地点のDana Guest House は海抜1200メートルの位置にあり、このトレイルの最終地点は海抜325メートルのところにあります。Wadi Dana Trail では、最初の1時間でぐんぐんと山道を降りて行く格好になります。今回失敗したのは、靴です。ムジブ用に購入したリバーウォーキング専用の靴を履いていました。リバーウォーキング専用なので軽いのですが、靴底がペッタンコで山歩きには向かない!!! この靴で6-7時間の山歩きはつらかった! 1時間ほど急な岩道をおりますと、後は平たんな道をひたすら歩きます。 このトレイルは「Wadi Dana Trail」といいますが、”Wadi”とはアラビア語で”谷”という意味。その名の通り、岩山に囲まれた谷を突き進んでゆきます。かつてこの谷には水がごうごうと流れていたのでしょう、谷間には今でも緑が豊かに茂っています。まわりがゴツゴツした岩山で、気候も極度に乾燥しているこの地域。谷間に沿って生える緑が何ともいえずミスマッチです。そして、ダーナと言えば…! やはり! 遠くに見える青い物体は…? 青トカゲです!以前にダーナで見た青トカゲよりずっと青みが強くてキレイ。私たちがゆっくり近づいても微動だにしません。頭をシッカリと高く上げて、周りを見据えています。その貫禄はまさに「King of Dana」(ダーナの王様)。振り返って見送ってくれました。しかし、きれいですね~。目の覚めるような青です。さてこのWadi Dana Trail、「ま、4時間くらいか」となめてかかっていましたら、結局6時間半ほどかかりました。ひたすら歩いて歩いて歩いて歩いて…ゴールはまだかぁぁ! と何度も同じ会話をしつつ、最後はアメリちゃんも私も無言でひたすら歩きます。Dana Guest House のヨルダン人スタッフは「道しるべがあるから迷うことなんてないよ」と自信満々で請け合いましたが、なんのその! 道が2手に分かれている個所がいくつかあり、道しるべなどは一切なく、そのたびに迷いましたよ! ほんまにこのヨルダン人は。自分では1回も歩いたことがないのでしょう。知らんことを自信満々で請け合うなって! と突っ込みたくなるのは、全てのヨルダン人に共通することですが…。そんなこんなで、無事にゴールにたどり着いた時はヘトヘトでした。このトレイルのゴールは、ダーナ保護区に3つある宿泊施設のうちの一つ、「Faynan Eco Lodge」(フェイナン・エコ・ロッジ)です。Faynan はダーナ・ゲスト・ハウスより約900メートルほど低い位置にあるため、気温は高め。冬場の宿泊に適しています。トレイルを終えると、Dana Guest House まではベドウィンの運転する車で戻ります。1時間半ほどガタガタと揺れながら、戻ります。このピックアップの車は1台当たり50JD。何だかもったいない気もしますが、もと来た道を歩いて帰るわけにはいきません(クタクタのヘトヘトです)ので、いやいや支払いまして、一路 Dana Guest House へ!! あーーー、長い一日やった!そんなこんなで、私たちのラマダン中のプチ旅行は無事(?)に終了。その後数日間は、全身の筋肉痛に襲われたのは言うまでもありません。壮大な自然が楽しめるダーナ保護区、皆さまも是非ご旅行のプランに入れてみられるのはいかがでしょうか??ヨルダンツアーのことなら何でも:http://picturesque-jordan.com/当方のホームページから無断転載している"類似品"にご注意ください:http://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201302080000/
2013.08.10
ラマダン後の大型休暇イードまっ最中のヨルダンです。私は前日からの急な発熱で、おとなしく家に閉じこもっております。発熱の理由は「ラマダン(特に最終部分)に伴うストレスと怒り」…(笑)。これについては、また機会がありましたらおいおいと説明いたします。しかし久しぶりの発熱で、ビックリしました。明け方からは、汗が滝のようにドボドボと出まして、寝ぼけまなこのまま何度となくパジャマを着替えました。布団もシーツもベトベト…。今日は朝から洗濯の山です。さて、日本人のお客様が続々と到着しているヨルダンです。皆さま、ご旅行を是非楽しんでいただければと思います。気温も落ち着いていて、朝晩は肌寒いくらいの日もあります。が、ここ最近のお問い合わせの多くは、「米国務省によるテロ脅威に関する警告+大使館の一時閉鎖」に関するもの。ほんまにアメリカもいい時期にこんな警告出しはったね(←皮肉)。いまさら旅行取りやめれないし…と不安に思われた方も多いことでしょう。私も大使館からのメールを受け取った時に「えーー?」とビックリしました。さて、何人かのお客様にはメールですでに返信をしていますが、このブログでも皆さまへのお返事の内容をアップさせていただきます。---------------------------------------ヨルダンでは人々の生活は普通に営まれておりますし、テロの警告が出された後の状況も、これまでと全く変わりありません。 現在も日本人のお客様がヨルダンとイスラエルに途切れることなくいらしていますが、全く問題なくご旅行を楽しんでおられます。当方もアンマン在住ですが、街の様子にも何も変化はありません。もちろんテロというのは予測していない時に起こりうるものですが、それは日本でも他の海外でも同じです。ヨルダンは警察がきちんと機能しており、セキュリティに力を入れておりますので、必要以上にご心配なさる必要はないかと思います。これまでも同じような警告がたびたび出されていますが、実際のヨルダンの姿はメディアで報道されるものとは全く異なります。当方でも現地で何かあればすぐにお客様にお知らせしておりますが、今回の米国務省からのテロ警告に関しては根拠となる要素が全くありませんので、現時点で注意を喚起していただくようにお伝えすることはございません。---------------------------------------以上がお問い合わせいただいたお客様にお出ししているメールの内容です。現地に住んでいる者としては、米国務省の対応は寝耳に水の話でビックリです。まぁ…予防に勝る治療はなしといいますが、それでも何も起きていないのにかなり大袈裟な対応かと思います。いずれにしてもヨルダンは平穏ですので、皆様ご心配ありませんように。私のほうでも、現地でのニュースが入ればすぐにお客様にお知らせいたします。ご安心くださいませ。8月15日から20日までの混載募集中です。http://picturesque-jordan.com/tabinakama_Japanese_AUG_15_20_2013.htmlヨルダンツアーのことなら何でも:http://picturesque-jordan.com/ 当方のホームページから無断転載している"類似品"にご注意ください:http://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201302080000/
2013.08.09
ラマダン終了を明後日に控えて、アンマン市には心なしかウキウキとした雰囲気が漂っています。え? 私の気持ちですって? う――ん、そうかもしれませんが(笑)。ラマダン中、特に何をしたという訳ではありませんが、ラマダンの終了は毎年嬉しい! 大きなイベントですから、一区切りついたという感がありますね。 さて、下記に募集させていただいていた混載のお知らせですが、無事に一部混載が決定いたしました。良かったです! たくさんの方にお問い合わせをいただきました。ありがとうございます。引き続き、8月15日から20日までの混載は募集中でございます。ご関心のある方は是非お問い合わせくださいませ。http://picturesque-jordan.com/tabinakama_Japanese_AUG_15_20_2013.html*****募集終了の混載 *****見どころ満載のヨルダン夏旅行! 混載の募集でございます。期間は8月10日から15日。男性お一人の方が旅のお仲間を募集しておられます。1日だけ、2日だけのシェアでもかまいません。どしどしご応募くださいませ。 ご日程は以下の通りです。 8月10日 (土)アンマンご到着→アンマン市内ツアー<所要時間2.5-3時間ほど>→死海のホテルへご送迎死海泊 8月11日 (日)死海のホテルのロビーでお待ち合わせ→マダバ・ネボ→カラック城→ペトラ ぺトラ泊8月12日 (月)終日ぺトラ観光 *夜にぺトラ・バイ・ナイトもご鑑賞可能 ぺトラ泊8月13日 (火)12時半頃ペトラのホテルのロビーでお待ち合わせ→ワディラム<3時間のジープツアー>ワディラム泊8月14日 (水)ワディラム→ムジブ保護区<シークトレイル>→アンマン アンマン泊8月15日 (木)アンマン→ジェラシュ→空港へ 8月15日から20日までの混載募集中です。http://picturesque-jordan.com/tabinakama_Japanese_AUG_15_20_2013.htmlヨルダンツアーのことなら何でも:http://picturesque-jordan.com/ 当方のホームページから無断転載している"類似品"にご注意ください:http://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201302080000/
2013.08.07
8月のヨルダン旅行を控えて、準備に余念がないお客さまも多いことでしょう。ヨルダンでお待ちしておりまーす。当方のお客様の場合、現地で何かありましたら、ご遠慮なくお電話でご連絡くださいませ。24時間対応させていただきます。ただし、シャワーを浴びていたりミーティングだったりと、すぐに電話に出ることができない場合もあります。その際は、少し時間をおいてから再度お試しくださいますようお願いいたします。さて、MERS (中東呼吸器症候群) の広まりが心配されていました。私のところにも、MERSに関するお問い合わせが増えた時期がありました。現時点で、在ヨルダン日本大使館からの最新の報告によりますと、ヨルダンでは拡大はしていないようです。感染者数、死亡者数(2名)ともに変化ありません。ただしサウジでは感染者数が増加してるようで、感染者数は71名、うち39名の方が亡くなっているようです。サウジでは巡礼祭を控えて少し状況が心配されます。MERSへの具体的予防策については、以前のブログでもご案内いたしましたが、再度お伝えいたします。(以下、外務相 海外安全ホームページからの抜粋となります。)コロナウイルスに対する具体的予防策は以下の通りです。 ● 休息,栄養を十分に取り,体に抵抗力をつける。 ● 手指等の衛生保持に心掛ける。 ● できるだけ人混みを避けるか,マスクの着用を励行する。 ● 咳やくしゃみの症状がある患者とは,可能な限り濃厚接触を避ける。 ● 温度の変化と乾燥しすぎに注意する。 ● 高熱,咳,呼吸困難等の症状が見られた時は,早めに医師の診断を受ける。私のほうでも、新しい情報が入り次第すぐにホームページ上およびブログ上でアップさせていただきますね。それでは皆さま、ヨルダン旅行を是非お楽しみくださいませ。8月15日から20日までの混載募集中です。http://picturesque-jordan.com/tabinakama_Japanese_AUG_15_20_2013.htmlヨルダンツアーのことなら何でも:http://picturesque-jordan.com/ 当方のホームページから無断転載している"類似品"にご注意ください:http://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201302080000/
2013.08.02
8月に入りまして、ラマダン明けが秒読み(?)となりました!! 今年のヨルダンの夏は非常に過ごしやすいので、ラマダン中の断食の助けとなったのではないでしょうか。それでも、15時間ほど飲まず食わずでは、どんなに強健な人でも疲れてしまいます。昨日、在ヨルダン日本大使館からメールが入りました。今年のラマダン明け休暇は8月8日から8月11日となるそうです。ということは…ラマダン明けは8月8日となる可能性が高いです。が、肉眼で新月が見えなかった場合は8月9日がラマダン明けとなるかと思います。ああ、新月が8月8日に見えますように!!! 8月は日本からのお客様が続々とヨルダンにいらっしゃいます。ラマダンにしっかりかかる方もおられますが、ほとんどのお客様はラマダン終了と前後してヨルダンご入国となります。ラマダン明けの晴れ晴れとしたヨルダンをお楽しみくださいね。ただし、ラマダン明けと同時に不安なことは…正々堂々と喫煙するタクシードライバーたち。ラマダン中は日中の喫煙がご法度ですから、どのタクシードライバーも喫煙しておりません。なんと快適! でもラマダンが明けると…あっちでプカプカ、こっちでプカプカ。タクシーに乗るのがおっくうになりそうです。さあ、そんなラマダン明けを前に、私のルームメートのアメリちゃんは1か月の休暇でフランスに帰りました。いいなぁぁぁぁ。私もアラブからちょっと距離を置いて、ほんのちょっぴり休暇を楽しみたい…!! という訳で、私も8月の後半にはヨルダン脱出作戦開始です。8月15日から20日までの混載募集中です。http://picturesque-jordan.com/tabinakama_Japanese_AUG_15_20_2013.htmlヨルダンツアーのことなら何でも:http://picturesque-jordan.com/ 当方のホームページから無断転載している"類似品"にご注意ください:http://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201302080000/
2013.08.02
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