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エリコ観光の続きです。エリコの見所については、下記のブログもご参照くださいませ。
http://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201301050000/
http://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201301050001/
さて、エリコにはこんな見所も! イエスがバプテスマを受けてから40日間断食をした後に悪魔に誘惑された山といわれている山です。その名も"Mount of Temptation"(誘惑の山)。エリコ市内に入ると、ドドーーンとそそり立つのがこの山です。
ムムッ。山肌に何かある…? 下の写真の矢印をご覧ください。左の矢印は、ギリシア正教会の修道院。真ん中の矢印は頂上。そして右の矢印は、ロープウエイの発着場所なんです。
このギリシア正教会の修道院は、40日の修道院という意味「デール・クルントゥル」と呼ばれています。切り立つ崖に建てられています。私が訪れた時は閉まっておりまして、観光はできませんでした。
「誘惑の山」にはロープウエイで近づけます。値段は往復で55シェケル。15ドルくらいでしょうか。
ロープウエイからは、眼下にエリコ市内を見下ろせます。
この日はイスラエル全土で雨。死海周辺のエリコでも途中から雨が降ってきて、叩きつける雨と暴風に見舞われました。。。ロープウエイがぶんぶん揺れました。天気がいい日には、エリコ市内すべてとその周辺、また死海まで見渡すことができる素晴らしいパノラマをご堪能いただけるかと思います。
さて、誘惑の山などと書きましたが、一体どんなストーリーが隠されているの? という方のために、聖書から少しご説明を加えます。聖書の福音書マタイとルカにこの記述が載せられています。
悪魔がイエスを誘惑しにやって来たのは、イエスが30歳でバプテスマ (浸礼) を受けられた後のことです。このイエスがバプテスマを受けたといわれるバプテスマ・サイトはヨルダン川にあり、ヨルダン・イスラエルそれぞれで観光地となっています。
さてバプテスマの後、イエスは荒野へと導かれます。40日断食をしたイエスのもとに悪魔がやってきます。
第1回目の誘惑:「あなたが神の子であるなら,これらの石に,パンになるように命じなさい」
第2回目の誘惑:「あなたが神の子であるなら,身を下に投じなさい。『神はあなたに関してご自分の使いたちに指図を与え,彼らはその手に載せてあなたを運び,あなたが石に足を打ちつけることのないようにする』と書いてありますから」
第3回目の誘惑:悪魔は彼をとりわけ高い山に連れて行き、世のすべての王国とその栄光とを見せて、こう言います。「もしあなたがひれ伏してわたしに崇拝の行為をするならば,わたしはこれらのすべてをあなたに上げましょう」
どの誘惑に対してもイエスは聖書から引用して答えることにより、きっぱりと退けられます。それで福音書のこの部分は、「悪魔は誘惑をすべて終え、別の都合の良い時まで彼のもとから身を引いた」という記述で終わっています。
そんな物語の舞台となったであろうこの山。クリスチャンである方には外せないスポットです。さて、エリコにはまだまだ聖書にまつわる見所がたくさん! さらなる情報は次回のお楽しみです
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