free way

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扉絵;自販機の小銭入れに手を入れる勇次郎
コメント:南京豆ッッ


本部が道場でボロボロの新聞を読んでいる。
本部「ふむ」「南京豆が買い時だな」
明らかにゴミ箱から拾ってきた様な新聞を前に唸る本部。
と、道場のドアが開かれる。
そこに立っていたのはボロボロになった花田。
花田「こ、こくじん…」
本部「は…」「花田ぁぁぁ!!!」
花田「すまねぇ師匠(オヤジ)」「粋がってたら」「こんなふうになっちまった…」
本部「バ、バカモノッッ」「お前が倒れたら」「誰が俺の連帯保証人になるんだ!」
花田を蹴飛ばす本部。
本部「この道場を取られたら」「お前のせいだバカモノ!」
花田の頭を踏みにじりながら、突然何かに気づいた本部。
駆け足で道場から出る。
時計を見る。いける、間に合うッッ。

見開きで風のように駆ける本部。
腕組みしたまま走ってる。
川に差し掛かるが、橋まで遠回りする時間はない!
と、釣りをする少年を発見。
本部「よこせッッ」
無理やり少年から釣竿を奪う本部。
本部「へへ…」「この釣竿さえあれば」
自慢げに針を対岸に飛ばす本部。届かない。

いきなり見開きで勝利宣言をする本部。
本部「勝ったッッ」


煽り:本部流実践柔術勝利ッッ
コメント:帰宅したら神様がいた。よく朝、家財がなくなっていることに気づいた。俺は運がいい。


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