2020年12月15日
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テーマ: 温泉旅館(4992)
こちらは温泉旅館ではなくてホテルなのですが、風情はホテルというより旅館という感じです。今回、コロナ禍のもと久しぶりに福岡に出向いたのは、リフォームした姉の家を見に行くことと、姉のうちのにゃんずに会いに行くというのが目的だったのですが、この際、普段では手の届かなさそうなこのホテルにどうしても泊まってみたいな~ということで。姉に無理を言ってつきあってもらった次第。



こちらのホテル、特筆すべきはその立地です。大宰府天満宮の真横というか、面しているというか、とにかく太宰府天満宮に隣接したホテルなんですよ。あいにくと、到着日は雨模様でしたが、参道にはたくさんの人、人、人!








駐車場は無料なのですが、ホテルからは結構な距離があり、しかも人々がゾロゾロ歩いている参道を車で横切らないといけないということで戦々恐々。。が、運よく、参道には交通整理の方がおり予想よりはすんなりと駐車場にたどりつけはしました。


こうやって地図で見ればそう遠くないように見えますが、車だと大回りしないとだめだし、渋滞がひどくて大変だったんですよ。。場所的にわかりやすくいうと駐車場は枯山水庭園で有名な光明禅寺というお寺の前あたりになります。紅葉もとても綺麗なのらしい。(赤丸のところがホテルで水色のところが駐車場です。)


太宰府天満宮至近の駐車場はほとんど時間貸しのものばかりなのでしかたないですね。こちらの駐車場は月極の駐車場のようで、自由に車が出し入れできるのはありがたかったです。何故かというと、夕食後に近くの竈門神社というところに行きたかったからです。ちょうど紅葉の時期でライトアップしているというので見たかったんですが、でも途中で引き返してきてしまいました。


竈門神社って「鬼滅の刃」の聖地ということですご~い人気があるらしいんです。で、大渋滞の中、姉が「もう帰ろう。」というのでね。紅葉も終わりかけだろうし、ライトアップ終了時間まであと30分くらいだったし人も少ないだろうと思っていたのですが、「甘い!」と言われてしまいました号泣






こちらのホテルは古民家を改修したもので、もともとは江戸末期から昭和にかけて3代の絵師を輩出した吉嗣家の住居だったということです。3棟計13室のうち、1棟4室が先行オープンしている形になっているのだそう。改修では外観や梁などの趣を残し、ベッドや浴室などを整備、大川家具や久留米絣の座布団といった、福岡の特産品も用いられているとのこと。
というわけで、館内には吉嗣家の方の作品なども展示されています。








このホテル、風情には似合わず、土足でどうぞ、ということに少し驚きましたが、ホテルなので当たり前でしょうか??なんだか土足でどやどや歩くと床が傷みそうで気が引けましたが。。。。





初めに通されたお部屋でチェックインの手続きを。こちらではお茶と黒豆をいただきました。こちらの黒豆のお菓子はホテルの近くの黒豆専門店【大宰府焙煎堂】の商品だそう。私は初め、石が出されたのかと思ってしまいました大笑いなんじゃこれ?と思ったら黒豆のお菓子でした。とてもおいしかったので後でお店で黒豆茶と一緒に購入しました。






ここで夕食の際の料理のグレードアップのご提案があったのですが、想定外の質問で二人の意見のすり合わせができなかったのでその場ではお断りしました。後で話を聞くとお互いに相手が頼みたくなさげに見えたので、ということだったので少し残念に思いました。ほんのちょっと後で返事できたらよかったのにな~。結局、地域共通クーポンはこのホテルでは使用しませんでした。









さて、お部屋です!フロント、レストランがある母屋から歩いていく離れです。この背の高い、蔵みたいなお部屋(以前は蔵だったのでしょうが)の奥のほうに今回の私たちのお部屋がありました。まぁ、なんて素敵。今回、夫さんを捨ててきましたが、お部屋の前に喫煙所もありましたので喫煙者の方でもOKのようです。お部屋の前庭もこじんまりとまとまっていてよかったですよ。









お部屋の中に入りますね。そう、こちらのお宿にはテレビがないんです。テレビっ子の夫さんがいたならヒステリーを起こしていたかもしれませんが、うちらにはテレビを見ている暇なんてない感じだったので別に問題ありませんでした。










昔の梁を残して改修した、とのことなので天井も眺めてみました。なるほど。






檜のお風呂がまた素晴らしい。古民家に自動お湯張りの檜のお風呂がつくなんて文明の進化って素晴らしいですねウィンク







ここで私が、「え?」と思ったのはトイレ。なんとオープンなトイレなんでしょう?????






充実したアメニティの数々。化粧品なのですが、お肌にあうかどうかわからないのでお伺いしてからおかせていただいています、ということでDHCのトラベルセット的なものをいただきました。入浴剤は大宰府らしく梅の香りのものが用意されていました。








クローゼットには肌寒いときに着てくださいとのことで丹前というかはんてんというか、そのようなものが用意されていました。






飲料水が2本、無料で用意されていましたのでコーヒーやお茶をいただきました。この電気ポット、おしゃれすぎる形状のせいかちょっと使いにくい。






お部屋には無料貸し出しのスマホも用意されていて、わからないことはこのスマホでフロントに問い合わせられるようでしたが、部屋のWifiの接続状態があまりよくなく、フロントにつなげることができませんでした。












さて、お楽しみの夕食です。こちらのホテルのレストランはレストラン単体としても営業しており、宿泊者専用のメニューではなくて、レストラン利用者と同じ内容になっています。宿泊者の夕食のメニューはDinnerBのコースです。DinnerじゃなくてD






食器は有田焼の窯元、金善窯のもので食べて見て楽しむ料理となっています。
こちらは最初に出てきた、小さなお愉しみというメニューです。ちょっと写真が見にくいですが、、紫芋に糸島のチーズ、ワインのソースをかけたもの、みたいな説明でした(大体そんな感じ)。飲み物は生ビールがなくて私が瓶ビール、姉が地ビールにあらずして地サイダーを注文。ワインとかいただきたいのはヤマヤマでしたが、姉が下戸の上、夕食後に出かけたいところがあったので断念。







サワラのセジール 朝倉の甘酒とあわせて、です。魚の下の白いものが甘酒になっていました。パンはおかわりできるようです。






南瓜のポタージュ、フォアグラを浮かべて。大体私は内臓系の素材を使った料理は苦手なのですが、せっかくなのでいただきました。おいしかったです大笑い






奥日向サーモンのポワレ 秋茄子 ソースシャンピニョン
こちらのサーモンは淡水のサーモンなのだそうです。​ こちらの商品 ​なのかな?サーモンではなくてサーモントラウトですね。というか、奥日向サーモンの商品のサイトにはトラウトサーモンと書いているのですがもうそれっていったい何?って感じです。






本日のお口直し
何かのシャーベットですがなんだったかな?見た感じミカンみたいですがそうだったのかな。






博多和牛ロース肉のグリエ






秋のエクレア 薩摩芋と林檎





小菓子
珈琲または紅茶






量的にはそんなに多くないと思いますが、時間をかけて食べているので結構おなかいっぱいになりました。ホテルに到着したとき、こちらのレストランでアフタヌーンティーを食されているカップルさんがいてすご~くうらやましかったのですが事前予約が必要だということで断念。姉の「梅ヶ枝餅の食べ歩きする??」という言葉にワタクシ大喜びでしたわ~ぺろり



夜のお庭もライトアップされていて幻想的です。アイホンで撮ったのでしょせんこんな写真ですがごめんなさい。






お部屋の前庭もライトアップされます。






夜のレストランを外から眺めて。






梅ヶ枝餅、姉のお勧めはこの2店。 あまり甘くないところがいい、のだそうです。
訂正です、甘さを抑えているのは「やす武」さんで、「照の恵」さんは甘いけれど機械ではなくて昔ながらの手焼きなんだそうです。
「照の恵」さんは車を停めた光明禅寺近くのお店。







夜の太宰府天満宮参道。誰も歩いていなくてなにやらミステリアスですね。大宰府天満宮の本殿の扉がしまっていて入れなかったのはちょっと残念でした。












こちらのホテルに泊まると特別なアクティビティに参加できたりするのですが、参加できるのが特定の曜日になっていて今回の宿泊ではそのツアーには参加できませんでした。それが心残りです。が、誰でも参加できる、太宰府天満宮の朝拝という行事には行ってきました!朝の天満宮にはまだ人も少なく、清々しい気分になりますね。菊花展も開催されていました。そう、前日、着物を着た親子連れさんがやけに多いなと思っていたら七五三のお祝いの時期だったんですよね。

写真がいろいろ斜めっていますが失礼<(_ _)>












朝拝の開始時刻は8時半なのですが、始まるときは境内で放送されるのですぐにわかります。参加者で唱和するお題目を印刷したものも配ってくださるし、なんて太っ腹な太宰府天満宮。













朝ごはんですよ~。朝ごはんは普通に和食です。
レストラン単体では朝食時の営業はやっていないのでホテルの入り口にはこういう掲示がされていました。ご宿泊者以外の立ち入りをお断りします、みたいなことが書かれています。






姉が引き戸のガラスを見て、「昔のガラスだね~。」というので「なんで?」と尋ねると「だって曲がってるよ。」って。確かに今どきのガラスと違ってガラスの向こう側のものがひずんで見える箇所がありました。そうそう、昔のガラスの戸ってこんな感じだったよね、って私も思い出しました。
以前アンティークショップで説明を受けたけれど曲がっているというか湾曲しているっていう感じ、だと姉が申しておりました。
朝ごはんもなかなかおいしかったです。スタッフの方が少ないせいか、なかなかご飯のお替りを頼みづらかったのが残念でしたが。












チェックアウト時にはお天気もよかったので駐車場までの足取りも軽かったです。温泉旅館ではなかったけれどいい思い出になりました。
温泉旅館の分類に入れてしまいましたが、温泉ではありません。ごめんなさい。こちらに分類したほうが多くの方の目にとまりそう、と思ったのでそうさせていただきました<(_ _)>






HOTEL CULTIA 太宰府




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最終更新日  2020年12月15日 22時45分11秒
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