ふるた技工所(てっこうしょ)

ふるた技工所(てっこうしょ)

PR

キーワードサーチ

▼キーワード検索

プロフィール

Aちゃん22

Aちゃん22

フリーページ

2019.10.20
XML
カテゴリ: ソフト開発日誌
10/14(月) 23 時頃、メイン PC で作業中にエクスプローラーでファイルを一覧すると操作に応答せず画面が更新されなくなった。何か重いな... と感じる。そう言えばサムネイルが壊れる現象が出ている。イベントビューアーで Windows ログ/システム イベントログを見てみる。

ログの名前: System
ソース: disk
日付: 2019/10/14 23:32:02
イベント ID: 153
タスクのカテゴリ: なし
レベル: 警告
キーワード: クラシック
ユーザー: N/A
コンピューター: whitenine
説明:
ディスク 3 (PDO 名: \Device\00000029) の論理ブロック アドレス 0x24d7018 で IO 操作が再試行されました。
...

むむ。ディスク 3(別の表示では harddisk3 と表示)ってどのドライブ?



イベントログにディスクの障害が残るのだから、システムドライブ以外に何かが起きている可能性を考える。システムドライブに障害が発生すると、イベントログを開くのも困難になりがちだ。

コンピューター管理/記憶域/ディスクの管理 でディスクドライブの番号を確認する。「ディスク 3」→2ND4T(データドライブのボリュームラベル) だと分かった。4Tbyte のドライブに格納したデータが壊れ掛かっている。



この時点ではいつもの様にドライブを取り出し、クローンを作成、バックアップと照合、ファイル損傷状況を確認すれば良いと考えていた。

バックアップコピーを作っていないファイルをバックアップドライブへコピーして、クローニング作業を始める段取りで進める。

バックアップドライブへコピー中にバックアップが進まなくなっていた。深夜の作業だったので、バックアップ中に就寝する。朝起きてみたら、アクセス障害が原因なのか、再起動していた。想定より深刻かもしれない。

データドライブに発生した不良ブロックマップを先に出しておく、初めから分かっているマップではない。クローニング完了後に分かる情報だ。不良ブロック全体で 688.5Kibyte ある。


画像をクリックすると PDF を開きます。

この状態の S.M.A.R.T. 情報 を見ると「何か起き始めているかも」程度の状況だ。実際はデータを失う寸前の状態だ。

不良ブロックマップは悪い状況を示している。LBA 0 付近に不良ブロックが多数あり、クローニングの作業を始める前、あるいは始めたとして何かの原因で失敗し、再挑戦しようとしたところで、ドライブを認識できなくなる可能性を示唆している。LBA 0 付近はパーティションテーブルが存在し、これを読み込もうとした時点で、ドライブが応答しなくなる。

幸いなことに、同一容量のハードディスクが 2 台有る。1 台買ったのを失念して、2 台買ったんだっけ... ようやく 1 台が就役か... この時点で 2 台とも使う状況になることは分かっていなかった。

クローニングを行うマシンにデータドライブを繋ぎ直す。あれ?クローニング作業マシンが起動しない。この時点で、俯瞰的な不良ブロックマップを知らないのだ。状況が悪いことは分かった。なぜだかは判らずに作業を進めるしかない。

マシンを起動した後に、データドライブを繋ぎ、認識させることに成功する。

ドライブとお話しできる口はできた。長くなりそうなので、とりあえずここまで。

2019.10.25 追記
データドライブが壊れた (2) - クローニングが上手くいかない
データドライブが壊れた (3) - 壊れたファイルはダウンロード、コピー元が存在すると判明





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2019.10.25 14:39:20
コメント(0) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

© Rakuten Group, Inc.
Create a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: