息子Aの迷子騒動

確かAが3歳、Bが2歳の時のことだったと思うのですが・・・・。


駅二つ分離れた大手のスーパーマーケットに

3人でお買い物に行った時のこと。


今も自分のことを『マグロ族』と称するAは

この頃からじっとしていることが苦手でした。


この時も、私の側にぴったり張り付いているBに対して

(Bは私の側にいるのが『当たり前』だと思っている子だった)

衣料品を見ている私の周りを行ったりきたりしているA。

それでも、いつもは目に届く範囲にいるので私は気にしてなかったんです。


とりあえず用事を済ませ、Aを探す。


・・・・・・いない・・・・・・。


『A~~~~~~~~』

呼んでみる。いつもなら走ってくるはずなのに反応なし。


他の階に行っちゃったのかな~。(ここは4階建て)

Bを連れて、最上階から地下の隅から隅まで探してみましたが

やっぱりいない・・・・・・・。


こ、これって・・・・
迷子!!??   ( ̄□ ̄;)ガーン!!


ま、マズイ!!!


速攻サービスカウンターに駆けつけました。


『子供が迷子になっちゃったんですけど!!(焦)』


スタッフの方に詳しく説明すると、その方曰く

もしかしたら家に帰っちゃってるかもしれないとのこと。

うちからそのスーパーまでは大人の足で約30,40分。

(小さい子だとこれくらいなら歩いて帰っちゃうそうです)

よく来る場所なので、方向感覚に強いAは道も覚えてるはず。

とりあえず、一番近い交番に行った方が良いと言われ

そちらに急ぎました。


いざ交番に行ってみると、無人・・・・(怒)

しょーがないので、入り口のところに取り付けてあるマイクで話します。



こういう服装の3歳くらいのハーフの子がいなくなっちゃったんですけど・・・。


すると、マイクから返答が。


『その子って、こういう感じの子ですか?』

お巡りさんの描写はまさしくA!!


そ、そうです!


『その子なら、今ご自宅の前にいますよ』


・・・・・・・・は?????


『自宅の前にパトカーを止めてあるんですけど、そちらに乗ってます』


・・・・・・・ええええええええ~~~~~!!!!


その時、たまたま夫が家にいたので

お巡りさんには夫にAを渡してもらうよう頼んだのですが

謎なのは


『なぜパトカーに乗っていたか』

です。


うちの子、どこにいたんですか???


マイク越しに尋ねると

『さあ・・・こちらはそこまでの情報が入っていないんです』


・・・・・・なにそれ・・・・・・・。


この頃、Aはまだ流暢におしゃべり出来てるわけでもなく

住所を覚えていたわけでもない。

住んでる地名すら知らなかったはずです。


どうやってパトカーに乗って自宅を教えたんでしょう???


夫が推測するには



まだ小さいAは駅の改札をそのまま抜けてしまって

一人で電車に乗ってるところを駅員さんに見つかり

警察が呼ばれたんじゃない?



・・・・なるほど・・・・・・。


しかし・・・・・・。


謎は深まるばかりでございます。



さて、面白くなかったのはBです。

Aが憧れのパトカーに乗ったと知り



『ずる~~~~い、A、ずるいよ~~~~~~!!!』

とプリプリ怒っておりました。


そりゃそうだよね。

ママの言うこと聞いて側にいた自分が乗れなくて

言うこと聞いてなかったAが乗れたんだもの(笑)





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