Awakening

Awakening

2004.04.09
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カテゴリ: カテゴリ未分類
バンクーバーは今日も快晴で、気持ちがいいです。ふぐ太郎、カナダへ戻って
5日目なのに、実はまだ時差ぼけと花粉症と戦っております。

さてさて、バンクーバーには無料の日系の雑誌、新聞が結構あるのですが、
私は月刊の”ふれいざー”ってのを愛読しております。でも、この雑誌、対照にしてるのが
かなり年配のようなのですが、結構勉強になることが多く、このHPに取り上げてる事も
ここから引用するときがあります。

今回も早速4月号をゲットしてきて、一番はじめに読む記事は9.1.1.(にゃいん、わん、わん)
カンパニーというもので、動物のことを丸々1ページ使って書いてます。

Kamloopsにあった、エキゾチックアニマルを扱う店が、店じまいすることになり、
店内にいた全ての生き物を、SPCAに委ねました。

SPCAはBC州にある、動物愛護団体の一つで、保護された動物たちが、また
ちゃんとした飼い主に飼われる様に、里親探しをしているところです。

大手ペット会社のペットセトラはここのSPCAの動物、猫、犬などを委託して、
里親探しに、協力をしております。ですから、ここでは、新種の猫、犬などは
見ることはないです。

そのエキゾチックアニマルのことですが、ラット、妊娠したチンチラ、パイソン、
トカゲ、カエル、などがいて、生き物の何匹かは病気で、弱っており、トカゲは
SPCAについたときには死亡してたそうです。

やせ細った親猫と生後2週間の子猫たちも渡され、フォスターホームにいるそうです。
エキゾチックアニマルが持ち込まれるケースが多くあり、理由として、飼い主が
考えていたよりも長生きするからだそうです。

アカミミガメは、20年も生きるらしく、もともと温暖な気候の国に住んでいたカメが
ペットとして飼っていた人達が、自然の中に捨てたのが原因で、BC州には
なんと30万匹が棲息しているといわれてます。

SPCAはエキゾチックアニマルのトレードに反対してます、理由が、生き物は
非常に繊細で飼うのが、難しく、逃げたり捨てられたりするケースが多い上に、
輸出のために捕まえる際の死亡率が非常に高く、輸送の際の、状態も非常に
悪いからだそうです。

BC州のケローナは、最近になって、エキゾチックアニマルの売買を禁止する
条例が成立しています。

しかしながら、どうしてこういう条例が世界中で行われないかが不思議です。
今回の日本の帰国で、日本のペット屋さんの、体系にとても胸が痛くなりました。

近所の大手スーパー”○ティ”の中にあるそのペット屋さんは、CD屋さんの隣にあり、
音楽がガンガンかかっています。その上に、ガラス越しの向こうには、毛布もない
小さな生後間もない、犬、猫がたくさんいて、新聞紙が毛布代わり?になってたのです。

新聞のインクがToxic(有毒)なのをご存知ですか??そこに、また排尿などをすると
アンモニアがインクと交じり合い、さらに有毒になり、動物にとって、まして赤ちゃんに
とっては、最悪の状態です。きっと、あそこにいた動物たちは、散歩も連れて行かれず
買われるまで、ずっと待ってるのですよね。。。

そこのお店で見た動物にはギニアピッグとか、白ふくろうなどもいました。びっくりです。
人間が手で触れるようにしてるのですが、彼らたちにとっては最悪です。人間は、
動物は癒し、癒しなどといわれていますが、動物たちの気持ちなんて、全く
わかっちゃいないのです。 

昔大阪、お初天神で、同じくパチンコ屋さんの隣に動物店を開き、そこにいた
珍しいエキゾチックアニマルを販売していた開業者が、密輸で逮捕されていました。

動物はそこで生まれ育った場所で暮らすのが一番なのです、密輸、狩り、なんて
とんでもありません。 そうやって人間の勝手で、動物が捨てられ、そこでまた
繁殖する、自然の体系が崩れていってしまうのです。。。。

せめて動物を飼うなら、最後まで責任を持って欲しいです。





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Last updated  2004.04.10 01:00:30


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