Awakening

Awakening

2004.09.03
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ヴァンクーバーは曇りで、少し肌寒いです。やっぱり夏も終わり?
9月になるとこちらではIndianSummerといって、また夏が逆戻りするのですが
どうやら、これもなさそう。。。。。涙

昨日はまたおとといの続きでアメリカブッシュ大統領が演説をしてましたが、
うちらは見るのをやめて、ビーチへ散歩へ行ってました。

帰宅後、たまたまつけたチャンネルが、ふぐ太郎がよく見る"Knowledge network" という
カナダ、バンクーバーにあるドキュメンタリー専門番組で、動物や歴史などの特集を毎日しています。

カナダ番組 Knowledge network

昨夜は、戦前に日本を去りカナダへ移民し、現在103歳の広島出身”むらかみ あさよ”さんの
人生を描いたドキュメンタリーでした。ふーんと言う感じで初めは見てたのですが、段々おもしろくなってきて
桃太郎とお茶をすすりながら、必死に見てました。

彼女の人生のドキュメンタリー

彼女は日本で二人の娘を産み、その後男の子を産むのですが、死産で、夫の家族から
離婚を申し込まれ、彼女は子供から引き離され、夫とまた会うために、東京に行くのですが
東京大震災があり、その後、結局彼とは一緒になる事が出来ず、カナダ行きを決める。

カナダでまた2度目の結婚をし、幸せな生活を続けるのですが、第二次世界大戦がはじまり、
住んでいた日系の漁港町Stevenston (ふぐ太郎がよく海老を買いにいく町)から強制移動を求められる。
土地も財産もカナダ政府から奪われ、彼女たちはカルガリーへと移る。

戦争中に、アメリカが広島へ爆弾を落とすニュースをラジオで聞き、自分の家族、離れ離れになった
二人娘の安否を気遣い、涙を流す。 それから、月日もたち、自分にも孫たちが出来る。

その孫の一人が、この”お婆ちゃん”の願い、離れ離れになった娘たちを日本で探そうとし、
広島へ戻る。そして、一人はもう亡くなっていたのですが、一人はまだ生きていると確認。

彼女は養子に出され、自分に母がいる事さえも知らなかった。 そして、カナダに彼女に
会いに行く事になる。 もうこの話を書いてるだけで、ウルウル状態なのですが、お婆ちゃんが
自分の娘二人の一人にまた会える事に涙。 もう桃太郎も、号泣でした。

悲しかったのが、はやり東京大震災、そして戦争、広島原爆。。。家族と離れる。。。
いろいろ辛い思いをしてきた、あさよさんにも、自分の娘に会う事が出来て今は幸せに暮らしている。

裏番組ではブッシュが演説をしている。原爆を落としたのはアメリカ。。。。どうして9.11が
そこまでBigDealなんだろうか。。。。イラクの戦争でアメリカ兵も500人以上が亡くなっている。
”Freedom"って何なんだろう。”HomeSecurity"って何なんだろう。。。
考えさせられた夜でした。


PS ロシアで起きた学校人質事件、亡くなった方々にお見舞い申し上げます。





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Last updated  2004.09.04 07:10:09


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