Awakening

Awakening

2015.01.07
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今年の1月17日は阪神淡路大震災から20年周年を迎えます。

私はこの当時、神戸中央区にあるポートアイランドで去年亡くなった猫のジャスミンと
一人暮らしをしており。。。 関空で働いていました。

シフト制だったので、この日は早朝6時出勤で、朝の5時には起きて、ポートアイランドから出ている船で、関空まで出勤でした。

地震が起こった5時46分は、ちょうど家のドアを開けるところで、地下からごおおおーとおいう音を聞いて、え??と考える間もなく、住んでた市営アパートがものすごい揺れに襲われました。

家の中の物はすべて壊れましたが、私と猫のジャスミンは無傷でしたが、アパートは電気もガスも水もなく、住める状態ではなかったので、そこを出ました。

それから、ジャスミンと一緒に、友人宅のアパートを転々とし、疎開し、岸和田の友人宅で3か月以上を過ごしながら、職場も1週間後に復帰し、電気だけが半年後?に戻った時に、アパートに戻り、地震の揺れを何度も感じながらも、実家へも帰らず、一人暮らしを続け、ガスはコンロ、水などは自衛隊からの水補給をいただいたりして、仕事もしてたので、精神的にも疲れてました。真冬だったので、本当に寒い毎日でした。

同じ神戸に住んでいても、実際、親と再会できたのは、確か約1年後だったかと思います。電話では話しましたが、交通も麻痺していて、電車もバスも動いてなかったので、山奥にある実家へは帰れませんでした。

私の中でいろいろショックだったのは、はやりジャスミンを抱えながら、炎が燃える神戸の街を歩いたことかもしれません。自分の生まれ育った町が、見事に壊れ、火の海なり、姿形を変えてしまったのは、脳裏に焼き付いていて、忘れたくても忘れられない。

私は神戸の中心地に住んでて、被害も結構多きかったけど、幸い、家族も含め、ほとんどの友達が被害の少ない、神戸の西に住んでたので、亡くなった友人はいなかったのだけれど、彼らの両親とかは、火事で亡くなったり、事故で亡くなったりで、何人かいた。。。いろいろ話を聞いて、泣きそうになったこともあった。 

あれから20年も経つのに、びっくりなのは、本当に体が覚えていて、今日バンクーバーから西にあるバンクーバー島のTofinoでマグニチュード4.8の地震があったときに、なぜか神戸の地震を思い出して、理由もなしに、急に涙が出てきた。

去年夏に亡くなった猫のジャスミン。。。よくここまで生きてくれたよな。。と思った。
一緒に神戸大橋を泣きながら、歩いて、彼女は文句ひとつも言わずに、ついてきてくれた。

自分でも気が付かなかったけれど。。まさしくトラウマなのかもしれないけれど、

自分の心は、20年たっても、癒されてないことに今日気が付いた。

すごくびっくりした。

Yahooのニュースでこの方の記事を読んで、癒されてない人はいっぱいいるんだと。。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150107-00000046-mai-soci

この方のお母様が行方不明のまま。。。。何か私ができることがないかと思った。桃太郎が、Mediumなので、助けてくれないか。。とお願いしてみた。






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Last updated  2015.01.08 14:52:12


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