ふじのさんのぐだぐだ日常日記

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突然の入院


仕事でほどよく緊張していたのが良かったのかもしれない。
血圧がやや高めだったけれど、普段も高めだったし緊張しているせいかも?とあまり気にしていなかった(実母も、高めでも私&弟を安産で出産したと言っていたので、遺伝もあるかな?と思っていた)。

妊娠5ヶ月頃から「二人共逆子」になってしまったけど、次の検診では元に戻っていたりする繰り返しであった。

6ヶ月目くらいからお腹を蹴られるようになったかなぁ?

たばこは吸わなかったけれど、会社の事務所にいるとヘビースモーカーさんばっかりで事務所の中が霞むほど煙ってしまうので、「何かあっては大変!」と、自費で『空気清浄機』を用意させてもらった。

仕事も、給食弁当の会社の本当は事務職だったけれど、盛り付けからコース配達もこなす便利係であった(^_^;)。←しかも全コースばっちりだった。
さすがに妊婦になってからはコース配達は出来なかったので、事務所でデスクワークしながら、『緊急事態』には出動していた(追加だ~!とか、抜けただ~!!とかのフォロー)。

キツかったけれど、楽しいこともあった仕事でした。

そんな仕事を辞めて、家でゴロゴロ過ごしていて半月が過ぎた頃、出かけようとして足に違和感を覚えた。
愛用の運動靴が入らないのだ。
結構履きつぶしてブカブカだったはずなのに、入らなくなってしまった。

そんなことを何気なくだんなに伝えたら、『家庭の医学』を調べて「うーん、ちょっとヤバいんじゃない?足が浮腫んでいるみたいだし、何かあったら大変だから、検診日じゃなくても診てもらった方がいいんじゃない?それで何でもなければ、いいじゃん」と説得されて、しぶしぶその数日後のだんなが休みの土曜日に一緒に行ってもらった。

検査してもらって、
「血圧もだいぶ高いし尿にも蛋白が出ている。浮腫みもあるから『妊娠中毒症』かもしれないので、市立病院に紹介状書きますからすぐ行って下さい」
双子でトラブルが出てしまった場合は、この病院では対応出来ないと言われていた。

トラブルが出てしまった・・・。

しかもこの時点でも『妊娠中毒症』がどういうものかもよく解っていなかった私でした。

すぐに紹介された病院へ行き、救急で診てもらって「そのまま入院して下さい!」と病室へ案内されてそのまま世間から隔離されてしまった( ̄ー ̄?).....??ありゃ??

※動転して先生の質問になかなか答えられない私の代わりにだんなが答えてくれていました。
・・・私の○理の周期から最終月経日まで・・・。
普段は前日に食べたものすら忘れる鶏あたまのだんなも、そういう記憶力はすばらしいようで(-_-;)。

入院準備も何にもしていなかったので、一度家に取りに帰りたかったが、それも許されなかった。
仕方なく、だんながあちこち私の私物を探してくれて、とりあえず一晩過ごせた。
翌日もあれこれ用意してもらったけれど、入院もすぐ帰れると思っていたら、「お腹も張っている」と言われて張り止めの点滴(ウテメリン)を24時間毎日続けることになってしまった。
※これもしばらくして量が増えてしまった。

1週間・・・2週間・・・過ぎて行く。

私は結構神経質で気が弱かったらしい。
最初は多胎妊婦さんが集まった病室にいたけれど、周囲が気になって休めず、ますます血圧が上がってしまって、自費になるけれど・・・と二人部屋に移してもらった。
できるだけゆとりをもって安静にしたかったし、だんなには申し訳なかったけど、ケチっている場合でもなくなって来たので、移らせてもらった。
(その後、請求書を見る度に血圧が上がっていた気がする、私。そのときほど自分の性格が思っていたよりも弱かったことに改めて気付かされた。←でも、マタニティブルーだったのかもしれない)

入院したのはクリスマスイブだった。
帰ったらケーキ食べよう!って言っていたのに、それもおあずけとなってしまった。

正月も病室で迎えた。
初日の出が眩しかったのを覚えている。


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