えがおの時間

えがおの時間

#5(発症121日~150日)



2.13 (発症から121日)発熱 膀胱炎 3日間ほど38度台

2.15 (発症から123日) 髄液検査 結果 細胞数(好中球・リンパ球)17
             見た目もきれいな髄液だけど、検査結果も良かった。
   血液の炎症反応は、2。

2.16(発症から124日)うなづきあり。話を聞いている様子あり。
           少年野球部、保育園などの写真をたくさん見る。

2.18(発症から126日)ときどき吐くことあり。
       吐いたりすることが何度か続くと、流動食が止まることもある。
 先生は、薄めたり量を減らしたりして、できるだけ栄養を摂取できるよう工夫してくださっている。

 手足の動き良好。

2.19(発症から127日)次女と一緒にお父さんの面会。
 面会時に熱。37.8度。心拍も120前後。
 冷やしてもらうと顔が少し汗ばんでいたのが引いていって、心拍も100前後に下がった。
 簡単に熱が上下する。

2.20(発症から128日)うなづきあり。
 意識が、面会の途中からすごくよくなる。野球ボールを見せてお父さんの手に近づけると手を伸ばして握ろうとした。
 左手は右手より少し麻痺があるようだけど、それでも右手でも左手でも同じことが出来る。 明らかに、物体を見てそれを自分の手にとろうとしている。
 自分の手の動きもきちんとわかっていて、手を上げて自分の手を見ている。

 目を大きくあけて右側を振り向いた。また、首が大きく動かせるようになった。
 帰り際に、「また明日くるわ」というと、ウンとうなづいてくれた。

2.21(発症から129日)笑顔
 表情がはっきりしているだけでなく、すごく明るい。今にも笑うのかな、という感じ。「また明日くるね!」の言葉に、しっかりうなづいてくれた。

2.22 言っていることがわかる。1時間近く、眠らず話をずっと聞いている(発症から130日)
 歯磨きを自分で握り、磨こうとする動作が出た。
 手を握る、開く、の指示にしたがった。「右手を上げてください」の言葉だけの指示を理解して、上げようとした。


2.27 腰椎ドレナージ中止(発症から136日)
 腰椎ドレナージを入れている腰のところから髄液が漏れていたので再度、以前の針を入れたところを縫ったとのこと。また、ここから細菌が入って炎症が起きるといけないので、ドレナージチューブを今日抜いてしまい、一旦止めていた抗生剤を再開。

熱は、37.2度。そのほかは、炎症反応も0.2でマイナス。心拍も呼吸も問題ない。


2.28キャッチボール(発症から137日)
 「ボールをちょーだい!」というと、手を開いてくれた。
  握るより開くほうが難しそう。

3.01(発症から138日)38度の発熱。手術延期。髄液に汚れ。抗生剤投与

 血液検査の結果、炎症反応8
 髄液検査の細胞数、7000→1000

 壁の写真も見えてるし、看護師さんの動きを目で追いかけている。
 昼間も、自分で手を動かしていたそうだ。

 水頭症にもかかわらず、起きているときの反応は良い。

 歯磨き中は、口をあけたり、泡を吐き出したり、言うことを全部やってくれる。


3.05(発症から142日)少年野球コーチ仲間の来訪に反応良好

   キャッチボール(ボールの受け渡し)が出来た。言っていることをしっかり理解して右手でボール握ったり、渡したり。
   病室内でみんなで拍手した。笑ってる感じの表情も出た。何回もうなづいた。

3.07(発症から144日)

 端坐位10分。心拍やSaturation(酸素飽和度)など問題もない。


3.13(発症から150日)
 意識は悪くなっているものの、眠ってばかり、とか呼吸が苦しくなるなど水頭症進行による典型的な状態の悪化は免れている。
先生によると、CTで見る脳室の大きさからすると、「たいへん良い状態」。


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