塾長日記

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O型についての考察


(個別指導の学習塾である私の塾では入塾前に体験授業を受けてもらうのです。)
授業の前に生徒にアンケートを書いてもらうのだが、そこに血液型の欄も・・・。
勝手に追加してあるんですね。私が。
みんな、一瞬は何でかなとも思うのかも知れませんが、後から聞くと全然書いたことすら覚えてないので、反射的に書いてるんでしょうね。
まさか、それによってこちらがどれだけのことを考えているとも知らないまま・・・。
科目は数学。
始めてみると、反応がすごく薄い。
なるほど、人見知りタイプのOだな!と思う。
最初の対応で殆ど反応がない子と、やけに社交的過ぎる子に分かれる。あまり中間はないかな。
O型のサービス精神旺盛な所と初物が苦手な所、どちらが現れるかの違いだと認識している。そこらへんの違いは生活環境で異なるのかなと思っている。
どう言う環境でどう変わるかわ、色々考えがあるのだが、それはまたの機会に・・・

初対面や、はじめての場所なんかでは落ち着かないと言うO型が多いのに、今の状況は、はじめての場所ではじめての人に1対1で授業を受ける。だから、緊張して当たり前なんだろう。
(他の血液型の生徒も緊張してるんだろうけど、出てくる反応は全然異なってみえるの)

で、授業を進めていく。
するといつものパターンで、なかなか問題を解かない。
O型の子の時はいつもで、自信のない問題は、なかなか解き始めない。
こちらとしては、どんどん間違ってもらって、その中から、その子分からないところなんかを導き出して、過去の範囲に遡って説明をしていきたいのだが・・・。
こちらが、「とりあえずやってみよう」やら「全然間違ってもええねんで~」やら「間違ってみよう」と言って、なんとかやってもらう。すると、「なんだ、出来るじゃん!」ってことがしょっちゅう。
O型は結構見栄っ張りなところがあるので、人前で間違えることを必要以上に恥ずかしいことだと思っている子が多い様子。
これが、B型だと間違っていようがなかろうが「ちょっと待って、間違ってるから、教えるから、止まって~」と言うてるのに、めちゃめちゃ進んでいってしまう。そして、間違いを指摘しても多少バツが悪そうにするが、大して気にした様子はない。(中には過剰反応するBもいるが)
だから、O型生徒は信頼関係を結ぶことに他以上に気を使う。
常に「間違っても良いから」とか、間違えることは恥ずかしくないことだということを何度も言ってみたりして。
で、O型は最初のハードルはやや高く感じられるが、一度仲間だと認めてもらえると、すごくフレンドリーで大切に思ってくれる。
(実際に一番ハードルの高いのはA型ですね。)
だから、塾になれてきたO型の生徒はみんな塾滞在時間が長くなっていく。ざっと思いつく3人はみんなO型だな~。

ま、そんなこんなで今日のO型君は入塾することになりました。
今はこんなだが、そのうちすぐに慣れてくれるでしょう。

-------O型の特徴一般---------
O型の人は良く、大雑把だとか細かいことを気にしないと言われます。
ま、良くあらわしてるな~とも思うのですが、そこには少し誤解があるように思います。
私は、逆にO型の人は目的に向かっては徹底的に追求する人だと思う。あまりにもそのことに集中するあまり、その他のことの細かいことが気にならないんだと。だからO型の人は、自分の専門分野や得意分野だと自負するところでは、すごい成果を出すことが出来るのだと思う。
しかし、その反面自分の苦手分野だと自負するところでは、やる前から無理だからと諦めて、なかなかしようとしなかったりします。
そういう、得意:不得意、仲間:敵、などをスパッと分けてしまいやすいところがあるのですね。
そうなってしまうと、自分の枠を大きくしにくくなるので、より良い自分になるために、常に何か新しいこと、不得意なことにチャレンジしていくように心がけて行くのが良いかな~と思います。


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