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さて、1月31日といえばもうひとつ。世の中はモーツァルト生誕250年でで盛り上がっているが、忘れちゃいけないこの人の存在を、ということで、この日は シューベルトの誕生日でもある。31年という短い生涯だったが、それでも1000曲以上の曲を作り、歌曲や交響曲、室内楽曲、そして勿論ピアノ曲は今でも多くの人の心のなかで歌い続ける。
しかし、私自身はシューベルトの音楽とは深く関わりをもたないまま、現在に至ってしまった。ピアノ曲でいえば、せいぜい「即興曲」Op.90の2番と4番だけを中学時代に練習したに過ぎない。同じ楽譜に掲載されていた「楽興の時」は結局弾かずじまいだった。
その分、学校の授業では割とシューベルトに親しむ時間もあったはず。歌曲「魔王」の、あの3連符連打のピアノ伴奏に憧れ、そして音楽のテストでは(本人としては)熱唱した(つもりの)「アヴェマリア」、いずれも心に残る曲たちだ。あの歌を歌うと、何故か心のもやもやが浄化されるような気がしてならなかった。って、当時から心のなかは真っ暗闇だったのか?いや、ある意味、私はアヴェマリアを歌いながら、懺悔していたのかも(誰に?)
おっと、折角なのでピアノの話題に戻そう。シューベルトのピアノ曲で親しまれている曲といったら、何なのだろう。私自身はいかんせん即興曲しか弾かなかった寂しいレパートリーの持ち主ゆえ、各曲について熱く語ることはできないが、ソナタは21曲もあるし、「さすらい人幻想曲」も有名なことくらいは把握しているつもりだ。
ただ、ここのところ、最もよく聴いているシューベルトの曲といえば、リストが編曲した「 水車屋と小川」。この曲は、シューベルトの歌曲「美しき水車屋の娘」の第19曲が原曲であり、リストが編曲した割には技巧が際だちすぎていないところがこれまた良い(なんてことを言ってしまって良いのだろうか)。小川の流れが非常に美しく表現された、まるで風景が目に浮かぶような曲なのである。
今、シューベルトの曲で最も弾いてみたい曲が、この曲だったりする。でも、楽譜がなかなか見つからない。どなたかご存じな方がおられたら、是非ご一報を!!
というわけで、折角のシューベルトのお誕生日ではあったが、シューベルトの曲は何も弾かぬまま、いつもの練習を終えてしまった私。おわびとして、今宵は「水車屋と小川」でも聴きながら穏やかな気持ちになろう。
私のシューベルトの思い出はこのように貧困きわまりないものであったが、皆さんはいかがだっただろうか?
【本日のピアノ練習メモ】
●ブラームス51練習曲 #07~#10,#16abc
#07(3度を4-1,5-1指で)#08(アルペジオ)#09(指広げ)#10(5指押さえ指均一)
#16a(4指押さえ指均一),#16b(3指押さえ指均一),#16c(2指押さえ指均一)
●全24調4オクターブスケール
●クラーマー=ビューロー60練習曲 #25
#25:手首を使う練習3。ある程度弾けたところで教則CDを聴き直してみると、「は、速い・・・」と愕然。教則CDはペダルを多用しているとはいえ、とてもではないが同じ曲には思えない。おまけに、テンポをあげると苦手箇所である17~22小節でどうしてもつまずいてしまう。曲中後半手前のピアノ(弱)の部分、それまでの流れから変化をもって弾きたい。
●バッハ フランス組曲第1番 アルマンド,クーラント,サラバンド,メヌエットI,II
アルマンド:弾きこみ段階。(まとめ段階)
クーラント:まだまだ安定せず・・・
サラバンド:弾きこみ段階。A稿プラスアルファの装飾符にて、まとめ段階。
メヌエットI:自分的に欲しいと思う装飾符にチェックを入れ、舞曲らしさをもって弾くこと。
メヌエットII:A稿における装飾符を含み、練習。オーバーラッピングなどが多数登場するなど指遣い面で特徴があるため、譜面をよくよく見て弾くこと。
●ショパン 24の前奏曲 Op.28 #16,#17
#16:テンポ120にてペダル練習。ペダルを付け始めると右手側の進行が崩れてしまうのは、まだしっかりと流れが確立できていない証拠??あれほど地道に練習を続けてきたというのに。
#17:今日も伴奏部の和音に意識を傾けて。強弱ももっと豊かに。くれぐれも左側が鋭いバス音にならぬように。
●ショパン ノクターン第13番 Op.48-1
本日のおさらい
●クラーマー=ビューロー60練習曲 #10(両手),#8,#22(左手),#16(3-4-5指強化),#19(右分散音型),#20(左分散音型)
●ショパン 24の前奏曲 Op.28-1,5
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