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May 8, 2006
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4月から始めたクラーマー=ビューローの28番は右手三度の重音練習。ここのところ、ピアノに向かえない日も多々あったとはいえ、気がつけば1ヶ月以上、この28番の三度に泣かされっぱなしではないか。

これまで3度の重音練習といえば、

・ハノン教本の50番や54番の三度練習
・全音山崎孝版のショパンエチュード集 3度エチュードの予備練習をいくつか
・クラーマー=ビューロー28番の3度重音部分を数度繰り返しながら3度に慣れる

クラーマー=ビューローの28番は、3度重音と単音の組み合わせでひとつの固まりを成している(下の譜例)。それの連続が延々と続くのだ。3度の重音のみの進行だったら、まだ気が楽だったりするのだが、ひと固まりのお尻につく5指で弾く単音、これがネックだったりする。この単音を意識するあまり、その手前の3度重音まで崩れてしまうのだ。

クラーマー=ビューロー28番その1

予備練習では、3度の半音階や3度の繰り返し練習を積んできたのだが、いざ28番を譜面通りに弾こうとすると、一向にその効果がみられない。

あぁ、練習の仕方が悪いのだろうか。

だんだんとイライラがピークが達しそうなため、全くの自己流且つ荒療治ではあるが、1つの音型のなかでどうしても崩れてしまう3度重音にわざとアクセントをつけることで、3度重音を無理矢理意識させてみることにした。きっと、こんな付け焼き刃的な練習をしていても効果はないだろう・・・と思いきや、アクセントをつけることで手の移動加減にも変化がみられ、音崩れ率が減ったように思える。

クラーマー=ビューロー28番その2

褒められる練習法ではないが、何か一筋の光が見えたような気がした。

といっても、なんだか無理矢理って感じだ。


それにしても、3度重音進行ってホント苦手だ。特に重音トリルも(1-3)-(2-4)指の反復ならばまだしも、(2-4)-(3-5)指のトリルとなると、まるで音がワラワラワラっと不安定に笑っているようにきこえるから情けない。

指が思うように動いてくれないことのもどかしさ・・・
これを克服するには、やはり1に基礎、2に基礎、3,4がなくて、5に基礎鍛錬が必要なのか。
3度重音のクラーマー=ビューロー28番を弾くたびにブルーな気分になる、
それでいて練習不足気味の今日このごろだったりする。


ジョルジュ・サンドと聞くと上手・三度にきこえるだなんて冗談を言ってる場合じゃないだろう。




【本日のピアノ練習メモ】
(基礎練習省略)
●クラーマー=ビューロー60練習曲 #28,#29
#28:3度の練習。1固まりの3音目の3度和音が崩れがちなので、荒療治を施す(上記参照)。3度進行にしても、このまま3度だけが続くのであれば何ら崩れることなく弾けているのに、固まりのお尻についている5指で弾く単音に気をとられてしまいがちで、どうしても流れを崩してしまう。(これが直らない)
#29:#28の3度にややスランプを感じ、気分転換にと29番の譜読み。ところが28番に続いてこれも重音練習。気が重い。

●バッハ フランス組曲第1番 ジーグ
ジーグ:他の舞曲については装飾音多めで練習してきたが、このジーグでは最小限の装飾音のまま仕上げることにした。

●シューマン 花の曲 Op.19
弾きこみ段階。といっても、まだまだ危なっかしいところはある(それは今まで課題としてあげていた箇所)。

●シューマン ウィーンの謝肉祭の道化Op.26からインテルメッツォ
やはりスフォルツァンドがヒステリックになりがち。もっと心の奥底から奏でるような深き音にならぬものか

●シューマン クライスレリアーナOp.16から#01
指さばき練習代わりに。手に余分な力を入れすぎないように。でないとガチガチな進行になってしまうぞ。


本日のおさらい
●クラーマー=ビューロー60練習曲 #10,24,27(両手),#8,#22(左手),#16(3-4-5指強化),#19(右分散音型),#20(左分散音型)
●バッハ フランス組曲第1番 アルマンド,クーラント,サラバンド,メヌエットI/II






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Last updated  Aug 20, 2008 10:54:47 AM
コメント(8) | コメントを書く


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Re:ジョルジュ・サンドもとい上手・三度?=三度上手になりたい(05/08)  
ぴあ空  さん
あ、またふゆのほしさんと、シンクロしている「ぴあ空」です。私も、サンドの話題を書いたところなのですよ。

私も、「上手・三度」と聞こえます。そして、上手くいった時は、「上手・賛同!」、指が回らないときは、「動ず・三度」になります。

このように頑張っていると、いつかフレデ理屈・ショパンも私を見直してくれると。。。。(^^;)
   :
   :
諸行無常・・・。チーン。 (May 11, 2006 12:36:53 PM)

Re:ジョルジュ・サンドもとい上手・三度?=三度上手になりたい(05/08)  
alice liddell  さん
>ひと固まりのお尻につく5指で弾く単音、これがネックだったりする。この単音を意識するあまり、その手前の3度重音まで崩れてしまうのだ。

手首をやわらかく使って弾いてみてください。
出だしの1・3の重音のとき→手首を少し下げる
次の重音2・4のとき→手首を少し上げる
3つ目の重音のとき→また手首を少し下げる
4つ目の音、単音→手首を少し上げて外側に回転させるようにして打鍵するようにしてみてください。あと、テンポはミスタッチしない程度にまで落としてゆっくり、じっくり練習してみてくださいね。
(May 11, 2006 11:30:08 PM)

ジョルジュ・サンド? ファミレスのジョ○サンじゃな  
nouhime2000  さん
>ジョルジュ・サンドと聞くと上手・三度にきこえるだなんて・・・

日頃から練習を積んでおられる人は、言うことが違いますな。

私はですね、ジョルジュ・サンドと聞くと食べ物が浮かんできますわい。
ケン○ッキーのチキンフィレサンドのような、ふっくらしていて、ほおばるもの。そして、ジューシー。

おっ、ピアノのお部屋なのに食べ物の話をしてしまった。イエローカード。
(May 12, 2006 08:27:46 AM)

Re[1]:ジョルジュ・サンドもとい上手・三度?=三度上手になりたい(05/08)  
ふゆのほし  さん
ぴあ空さん

>私も、サンドの話題を書いたところなのですよ。

あっ、もしかして私たち、どこかで思考が繋がっているのかも*^^*

>上手くいった時は、「上手・賛同!」、指が回らないときは、「動ず・三度」になります。

これには思わず脱帽・・・。なるほど、上手・賛同!私も、こんなかけ声をかけられるくらいに三度がまともに弾けるようにならなくてはいけませんね。今はどうにも「動ず・三度」ですから(^^;; いや、恐怖のジョーズ・三度ともいうか・・・

>このように頑張っていると、いつかフレデ理屈・ショパンも私を見直してくれると。。。。(^^;)

うーん・・・・・・・・・
ぴあ空さんならば、音楽お笑いエンターティナーになれること間違いないと思いますが(^^;;私も精進せねば(って何をだ??(笑)) (May 12, 2006 09:29:04 AM)

Re[1]:ジョルジュ・サンドもとい上手・三度?=三度上手になりたい(05/08)  
ふゆのほし  さん
alice liddellさん

うぅ、ありがたきアドヴァイス、感謝感謝です!

>3つ目の重音のとき→また手首を少し下げる
>4つ目の音、単音→手首を少し上げて外側に回転させるようにして打鍵するようにして

3つ目の重音にアクセントをつけたら良いかな、と思ったのは、必然的に手首を下げられるかな、という気持ちもあったのですが、ということはあながち方向性自体は素っ頓狂なところにいっていた訳ではないのですね(ホッ)

4つめの手首を外に回転する・・・これが出来ていなかったみたいです。自分の動きをみていると、回転というよりはそのままスライドしているみたいな・・・この変な癖を直さねばならないことを認識致しました。

うぅ、ありがとうございます!
頑張ってミマス (May 12, 2006 09:33:15 AM)

Re:ジョルジュ・サンド? ファミレスのジョ○サンじゃな(05/08)  
ふゆのほし  さん
nouhime2000さん

>日頃から練習を積んでおられる人は、言うことが違いますな。

えーーっ(^^;;な、なにをおっしゃる・・・
でもnouhimeさんがタイトルに某ファミレスのお名前を書かれるから、今、無性にジョ○サンでサンドが食べたくなってきたではありませんか。

>ケン○ッキーのチキンフィレサンドのような、ふっくらしていて、ほおばるもの。そして、ジューシー。

やはり、「サンド」系ですな。
はたまた、上手にサンドが作れたゾーなんていうのも良いかも。

>おっ、ピアノのお部屋なのに食べ物の話をしてしまった。イエローカード。

既にこのブログはピアノの世界を超えて、広い世界に飛び出しました(^^;;ご安心を! (May 12, 2006 09:39:21 AM)

Re:ジョルジュ・サンドもとい上手・三度?=三度上手になりたい(05/08)  
みっとん さん
この練習曲、私も苦手です。
密集と拡張をこのように繰り返されるといつしか手が強張って手首が固く固定されてしまう。脱力、しなやかなさ等を勉強するのにいいのではないか。
この動きと逆なのが46番。こちらの方がいくらか弾きやすい気がしますがセットにして弾いたりしてます。
3度の練習曲、この曲以外でも、例えば33、34、46、47、48、54番を練習していますが特に47、48番には毎日泣かされっぱなしです。
しかし、これらが楽に弾けないときっとショパンもドビュッシーもダメでしょうね、ましてやペトルーシュカなんかとてもとても…、ふう。

ところで、aliceさん、有難うございます。
参考になります。

(May 13, 2006 09:07:43 AM)

Re[1]:ジョルジュ・サンドもとい上手・三度?=三度上手になりたい(05/08)  
ふゆのほし  さん
みっとんさん

>脱力、しなやかなさ等を勉強するのにいいのではないか。

やはりピアノを弾くにあたって大切なのは、これら脱力と柔軟な姿勢なのですよね。心がけているつもりなのに、出来ていなのは、まだまだ未熟な証拠だと思いしらされています。

>47、48番には毎日泣かされっぱなしです。

どんな練習曲かな、とチラリと楽譜をみて、そのまま閉じました(笑)。28番でヒーヒーいっているようでは、ほんと先が思いやられますよね。でも心なしか29番のほうが楽に感じる今日このごろです。

>これらが楽に弾けないときっとショパンもドビュッシーもダメでしょうね、ましてやペトルーシュカなんかとてもとても…、ふう。

そうなんですよね~(すっかり愚痴と意気消沈モードが入り交じってます)。ショパンがどんなに好きで、練習しても、結局思い描いたようには弾けずで・・・逃げてはまた戻り、そしてまた逃げて、そんな状態を続けて一生が終わるのだろうか、と考えてしまいます。 (May 14, 2006 06:21:45 AM)

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