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投機家への道程
BNF抜粋
急落をとって、3000から6000に急に増えた。
6000で分散せずにやっていたら、資産の乱高下が激しくなって分散投資の大事さを
思い知ってから、余り1銘柄、2銘柄に資金を集中させるという大胆な取引をすることはなくなった。
新興に集中させるということが大胆なんだということかもしれないが、、
買いたい銘柄がたくさんあっても最初から全財産を投入するわけではなくて
4億のうち、最初に2億、含み益がでてきて、こりゃさがらなそうで、他の買いたかった銘柄を1億、
それでさらに含みがでてきたら、出遅れ気味で下値リスク少なそうな銘柄を探して1億買うかという感じでやっている。
今の買いたい株がわんさかでてくるような地合でない限り、こんなに買わないし、買えない。
30銘柄をもちこして、寄りで処分するとしたら、成り行きは3銘柄くらいでしか使わない。
短期の逆張りで重要なのは乖離率だと思います。
乖離率がきつければきついほど反発しやすくなるのは当然ですが
そのときの地合によって買うべき乖離率の水準はだいぶ違う。
2001年や2002年の相場では、25日線からの乖離率が
最低20%、安心して買えるのは35%以上の乖離率という感じでした。
35%乖離した株を買い反発したところで売り
その段階でその株の乖離率は15%前後になり
しばらくするとまた30%以上の乖離率の水準まで
落ちてまた反発狙いで買い、の繰り返しでした。
短期の逆張り専門の人には天国のような相場だったと思います。
しかし2003年後半から2004年の後半までにかけての相場では
15%も乖離したら反発しちゃう感じでした。
というより、乖離率をみて逆張りすべき場面すら余りなかったです。
新興市場などできついマイナス乖離をする場面は何回かありましたが
2年前3年前と比べると地合が良すぎて東証一部の株で30%以上乖離している
株がうじゃうじゃあるような状態は、あまり記憶にありません。
そのときの地合に合わせてどの程度の乖離率で株が反発するのか
を自分の相場感に従って判断していけばいいと思います。
チャート分析は、極力単純な方がよいと思う。
結局は株が上がるか下がるかだけのことなので。
複雑にチャート分析しても、単純にチャート分析しても
上がるか下がるかの予想が付けばそれでいい。
むしろ複雑にチャート分析なり業績分析なりを行い
こちらの分析では買いだけど、こっちの指標的には
微妙なんだよなという状態になり、買い場を逃すような
ことになっては本末転倒だと思います。
そんなことにするくらいなら、単純なチャート分析の
単純な買いパターンに入っている株を探すのに集中した
方が良いと思います。
→扱える銘柄の広さが大事。
→分析は極力単純が良い。
株で重要な要素の一つが銘柄の視野の広さだと思います。
結局、複雑にチャート分析しても、単純にチャート分析しても
銘柄の視野が狭ければ有効活用ができないからです。
まったく同じ実力のAさんとBさんがいたとして
Aさんには10銘柄しか取引可能な銘柄がなくて
Bさんには100銘柄取引可能な銘柄があったとしたら
おそらくBさんの方が1年後資産を増やしているのではないでしょうか。
チャート分析上、上がるか下がるかのパターンは意外と単純で
その単純なパターンに入っている株をいかに
多く見つけられるかが重要だと思う。
乖離率は単に数字だけをみてどの銘柄も横一列に並べてはだめ
まずセクターによっての乖離率の特徴、このセクターの銘柄群は移動平均線に
比べて乖離しやすいから買うべき乖離率の目安も厳しめに設定しなければ
いけないとか、このセクターの銘柄群はいつもあまり乖離しないから
それほど乖離率が厳しくなくても買いを狙えるとかですね。
しかし、これはかなり大雑把な区分けでここから更に同じセクターでも
乖離しやすい銘柄群、乖離しにくい銘柄群の判断をしていくことが重要ですね。
(セクターによって、乖離しやすいかどうかに特徴があるということを文字にしているということ。)
2001年を例にとって説明すると乖離しやすかったセクターは
電気、精密、小売、卸売り、銀行、証券、通信、サービス
あとセクターではないですが、低位株全般、店頭の銘柄、今と違って銘柄数は多くなかった
ですが、マザーズの銘柄、このあたり。
(セクターだけではなく、価格帯、上場している場所などでも分けていた。)
例えば小売セクターではバブル崩壊以降に上場して99年に急騰した
100株単位の銘柄群の乖離率がきつかった。
私は22%~28%以上乖離した段階から買い候補に入れていきました。
小売セクターが売られているときは、これ等の銘柄群の乖離がきつかったです。
サービスセクターでも同じような銘柄群の乖離がきつかったです。
こっちは22%~30%以上の乖離率から買い候補に入れていきました。
銀行セクターは20~30%以上、
店頭銘柄のIT関連以外でバブル崩壊以降に上場した銘柄群は22~32%以上の乖離
店頭のIT関連は25~45%の乖離
マザーズの銘柄群は28~60%の乖離
これはこれだけ乖離してやっと買い候補にいれるというだけで
アメリカなどの下げで更にここから売られてやっと買うというスタンスでした。
同じような銘柄群でも率に開きがあるのは流動性など個別に判断していかなければいけないからです。
(この分け方がすごいとおもう。上場した時期まで考慮にいれる。)
これは99年、00年に急騰した株が多くあり、更に2001年の厳しい下げ相場が前提の
設定で、強い相場では何の意味もないですし、またいつかきつい下げ相場が来るとしても
次に乖離のきつい下げをするのは上に上げたセクターや銘柄群とも限りませんし
そのときの乖離率の設定もまた変わると思います。
01年だけ見ても地合のいい時もあったので素直に順張りもしましたし、乖離を甘めに
判断して買うべき地合もありました。
私が01年の下げ相場で一番きつい下げだと感じたのは、01年12月の低位株の下げ
それなりに流動性もあり歴史もある銘柄群なので普通なら25%も乖離すれば喜んで
買う感じでしたが、低位株の1円に対する率の重さならびに次から次へと30%以上
乖離する株がでてくる現状を目の当たりにして、これはすごいことになると思い
普通なら買う水準をスルーしまくりきつい乖離をしている株が大量にでたところで
35~65%乖離している株を買いあさりました。
このときは指数的には地味な動きだったんで
あまり話題になりませんが、25%以上乖離した株があれだけあったことは
乖離率を見るようになってから記憶にないです。
リバウンドも一泊二日か二泊三日で1.5倍、すごいのは2倍近く上がるのもありました。
このときに25%の乖離で喜んで買っていたら大損していたかもしれません。
結局はそのときの地合の見極めが大事。
単に乖離率だけをみて逆張りでの買いを狙うのはお勧めできません。
ある程度の強い相場なら素直に強い株を探している方がよっぽど楽だと思います。
厳しい下げ相場がきたら、こういうやり方もあるんだな
まあ、俺は下げ相場になったら何もしないけどね。
程度に思っていればいいと思いますよ。
ほんとに。
中途半端に乖離率のことを書いてかえって混乱されたのならすいませんでした。
別に嫉妬とかやっかみだなんて思わないですよ。
証拠を見せたわけではないので疑うのは当然だと思います。
私が180万から1億にする過程ではすごい下げ相場でしたが
現物のみの短期の逆張りで簡単に儲かりました。というのは私は逆張りが好きで
株は逆張りが有利だと思っているからです。
その理由は例えば短期筋が順張りする場合(この話の短期は一泊二日長くて二泊三日の短期です)
その株が動意づく前に買ってた人を1とすると、その株を常に監視して
上がり出す雰囲気を感じてまだ大して上がってない時に、勇気出して買う人を2として
その後、完全に上がり出したのを確認してその株が次の日も、上がると思って買う人を3
その日の高値で買う人を4とすると、大体そういう動意づいた株のその日の出来高の推移を見ると
3~4の間での出来高が多い気がします。そして次の日買い気配で始まれば
その寄りで買う人を5、寄った後に更にそれより高値で買う人を6とすると
短期のつもりで3~4の間で買った人は良くて6の人に売って利益を出すって感じですが
これでは1で買った人の膨大な利益には到底及びません。しかし、1の段階で買ってる人は
長期の人でしょうから、資金効率的なリスクを負っているので短期のつもりで3~4
の間で買う人の投資方法も、1の人と比べて悪いわけではないでしょう。
一泊二日の短期での順張りでは到底1の段階で、買うことは難しくコツコツ
細かい利益を積み重ねる感じになる気がします。細かい利益と言っても
1%~6%ぐらいはいける気がしますが。
一方、一泊二日の短期の逆張りに目をやると
過去の25日移動平均線から何パーセント乖離したところで株は反発するのか?
相場の雰囲気がいいから乖離が浅めでも反発するんじゃないか?相場の雰囲気が悪いから
今回の乖離は相当きついところまでいくんじゃないか?出来高はどうか?
ボリンジャーバンド的にはどうか?などを考慮して底を見極め買うことができれば
一泊二日の短期なのに短期売買での順張りでは買うことの難しい
動意づく前の水準である1の段階と同等の水準で買うことができるのです。
底打ったかな~?ぐらいで買う人は、短期の順張りで言えば2の人ぐらいで
完全に底打ってから買う人は短期の順張りでは3~4の人に相当すると思います。
私は一泊二日の短期なのに短期の順張りでの1の水準で買えるおいしい相場が
下げ相場だと思っているので下げ相場でも上げ相場でも現物だけでもいいかなぁって感じです。
落ちてるナイフは危険じゃんという意見もあるでしょうが、前の日までのマイナス乖離のきつい株が
当日もそれなりのマイナスである場面で、自分のテクニカルの判断で反発すると
思ってる株を買ってもその日、そこから更に下落するのは余地は少なくなり、上がりそうもなければ
さっさと損切ればいいわけです。私の感覚ではただでも乖離のきつい株がダウやナスの下げなどで
朝から結構売られてれば、そこで買っても損切り早ければそんなにリスクを感じません。
むしろ短期の順張りでの1の水準で買えるかもとわくわくします。
こんな感じで180万から1億までは逆張りで儲けた比率がかなり高いです
そこからは去年の上げ相場でアホになって順張りして儲けた感じですね。
ってもそれまで逆張りで儲けてきたのでかなりビビリ捲くりの順張りでしたから
利益率はそれほどよくないです。
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