あひるとひよこたちの部屋

1才7ヶ月~11ヶ月(その1)

1歳の絵本(1歳7ヶ月~)


 読め読め攻撃がますます激化。絵本ナシでは昼も夜も明けません。でも,不思議と「読んで」ともってくるのは私のところだけ。大好きなじーちゃんとはお庭や畑を探検,ばーちゃんとはお散歩,大きなばあばとは童謡で手遊び,とーとは朝ご飯担当(朝しか会えないもんね)と,ひよこの中で役割分担が決まっているらしいです。
 公園で遊んでいても,ごはんを食べていても,突然「やあノンタン!」とか「あっ! ベッド,なーい!!」とか「チョッキ,かって,うん!」とか叫ぶんでびっくりです。このくらいの子って,絵本ワールドと現実世界の境界線があんまりないのかもしれませんね。なんだかうらやましい。


「ノンタンのたんじょうび」 キヨノサチコ作・絵 偕成社

 1才0ヶ月~のところでも書きましたが,大好きなノンタンものの
中でも,一番すごい反応をみせてくれるのがこれ。お誕生日のノンタンに
ないしょで,お友達のみんながサプライズパーティーの準備をするんですが,
ノンタンは仲間外れにされてるって思いこんじゃう,そこへお友達が
迎えにきて,パーティーで大団円って内容なんですが・・。ひよこ,
ノンタンがしょんぼりするシーンで,必ず涙目になり,「いや,だめ!」って
真剣に悲しんでます。それで,パーティーが始まると,躍り上がって
大喜び。毎日読んでいるのに,そのたんびこのハイテンション・・。
いやはや,キヨノさんは本当にすごい。


「どんどこ ももんちゃん」 とよたかずひこ 童心社

ひよこはこういうの好きだろうなあと思って買ってやったら,やっぱり大喜び。ももんちゃんはお母さんに「どーん」って抱っこしにいくので,自分も抱っこして欲しいとき「どーん!どーん!」と言ってます。あと,ももんちゃんごっこというのもあって,ももんちゃんの真似して「どちっ」と転ぶ振りを何度もやります。


「おふろでちゃぷちゃぷ」 松谷みよ子 いわさきちひろ 童心社 

松谷さんのあかちゃんシリーズ。なにもいまさら買わなくても・・って思っていたのだけど,図書館で一度借りたら大好きになってしまいました。返却した晩に「ちゃぷちゃぷ」とねだられて,「図書館へ返しちゃった」と言ったら大泣きされてしまい,仕方なく購入。でも買って正解。「これよんで」リクエストランキングでは,堂々ベスト3です。


「いたいのいたいのとんでけ」 平出衛 福音館書店 

絵がかわいい!というか,ちょっとマンガっぽすぎるかなあと思ったけど,ひよこはとても気に入ったみたい。こいぬくんがこぎつねくんと激突するシーンでは,必ず自分の頭を私の頭にぶつけてきます。こいぬくんのお母さんがすごく優しそうで,いつも「すき~」と言ってます。


「ブタヤマさんたらブタヤマさん」 長新太 文研出版

でた~!長さん!! やっぱりこの人は宇宙人かなにかでしょう。同じシリーズの「キャベツくん」といっしょに図書館から借りたのですが,ひよこはこっちをいたく気に入ってしまい,購入しました。リズムがいいからかな。


「りんごがドスーン」 多田ヒロシ 文研出版

これもとってもいい絵本です。ひよこと時々行く隣の市の絵本専門店で,おすすめ絵本になってたので買ったのですが,今のところこれがリクエストランキング2位。最初に空からふってくるりんごが迫力たっぷりです。


「ちびゴリラのちびちび」 ルース・ボーンスタインさく
いわたみみ やく ほるぷ出版


実はこの絵本,ひよこの反応はまだイマイチ。前出の絵本専門店で,私が一目ぼれして買いました。ちびちびは可愛い赤ちゃんゴリラで,森中の動物から愛されてるけど,そのうちどんどん大きくなっちゃって(笑),でも大きくなったってみんなちびちびが大好き!って絵本です。深いな~。


「もりのなか」 マリー・ホール・エッツぶん・え まさきるりこやく 福音館書店

永遠の定番絵本です。私が小さい頃好きだったので買ってみましたが,ひよこは喜びいさんで「もり~!」ともってくるわりに,すぐ飽きて逃げていきます。うーん。少し文章が長すぎたのか。もうちょっと大きくなるまで待とうと思います。


「つきよのかいじゅう」 長新太 佼成出版社

もう何も言うことはありません。長新太,おそるべし。全身から全ての力がぬける馬鹿馬鹿しさです。大好き! この絵本を読むと,ひよこはすごくたのしそうに聞いてくれるのですが,それは多分,私がめちゃめちゃ嬉しそうに読むからでしょう(笑)





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