2005/01/13
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テーマ: 〓 夢の話 〓(3)
カテゴリ: 妄想あるいは夢
久々に夢をみた。
夢をみたことを覚えていることも稀だが、
こと細かなディテールを覚えていることはもっと稀。

出来るだけ、不明部分を補足せずに書いてみる。

自分は大きな木造の家の入口付近にいる。
旅館のような広い入口付近に立っている。
階段が見える。
その先、階上にはもうひとつ入口が見える。
階段は折り返して、さらにその上まで続いている。

状況は緊迫している。(なぜかは解らない。夢なのだから)
日本刀を携えている。
それが自分には重く、大きすぎるので、
もう少し扱いやすいものをと、必死に探している。
もう時間がないことが解っているので、焦りはピークに達している。

こちらから見れば二階の入口から数十人が束になって入ってくる。
皆が抜き身の刀を持っている。
その奥にはさらに多くの輩が入って来ようとしている。

どう考えても勝ち目はない。
と云うより、はなから戦う気なんてない。
なんとしても、この場を切り抜けることしか頭にない。

鞘を投げ捨て、刀を二三度振ってみる。
重い。
とてもじゃないが、うまく扱えそうにない。

とりあえず逃げる。
よく解らないが、襲われる側の人間、四五人とともに
入口近くの部屋へ逃げ込む。

しかしこの時すでに袋のネズミ。
もう、どうしようもない。
死にたくない、と云うよりも“切られると痛い”という感情が全身を駆け巡る。
混乱の極致。

誰も待ってはくれない。
最初の一太刀は、自分には向けられなかった。
やらなきゃやられる。
窮鼠猫を噛む だ。

別な人間の相手をしている、敵のひとりを切りつける。
わき腹のあたりがパックリと切れてはいるが、血はでない。
一人殺った。(二人がかりで)

ただもう限界。
“切られると痛い”が体内で反響している。
そして部屋の入口からは数えきれないぐらいの、敵とおぼしき人間が … 。

夢はここまで。
舌の表面が乾ききっていた。
ぐったりである。
はっきりと覚えているのは、刀が重くて扱いずらかったこと。

枕もとでは猫がすやすや寝ている。

こういった類の夢では、大抵、絶体絶命の状況で目が覚める。
もしも夢の続きがあったら?
そのまま夢を見続けていたらどうなってしまうのだろうか。

そのまま目を覚ますことはない。
なんてことはないだろうけど …
不安に駆られて、再びぐったり。





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Last updated  2005/01/13 03:59:19 AM
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