大バーゲン

大バーゲン

元持ち主に会いたい(笑)。

大ハーン専用である!
これはリバーシブルで使えるTシャツで、アメリカのどこぞの高校で使われてたのでしょう。
僕はこのシャツの名前を記入する部分に書かれた名前にイチコロになり、買いました。
少し見えにくくですいませんが、「KHAN」と書かれています。
以下、僕の好きな分野のユーラシア史に関することを一方的に語ります…。

KHAN…つまりハーン。トルコ、モンゴル系に由来する騎馬遊牧民の長の称号です。
有名所はチンギス=ハーンであります。
漢字表記は汗、古い表記では可汗です。また、カン、カァンなどの時代による発音の違いもあります。
「ハーン」の呼び方の簡単な変遷…カガン(可汗)→カァン、カン(この二つの呼び方は別物らしい)→ハーン、ハン(カがハとなる)です。

てな訳で、このシャツの元所有者は、「ハーン」という名字だったのでしょう…。
この称号が名字になってるケースが、中央アジアや西アジアに見られます。
アメリカに移住したハーンさんの子供がこれを着たのかなぁ、と勝手に由来を想像してしまう…。
その人の祖先は内陸アジアを駆け巡った騎馬民族の長なのかな、と考えると何だか凄い!
チンギス裔の一族なら…と、どんどん想像膨らみますわ(笑)。
モンゴルやトルコな内陸アジアの騎馬遊牧民史に興味があり、大学では東洋史専攻だったんで、即買いの一品でした…。

マニアック極まりないページになってすいません、古着と騎馬民族のコラボレーション!?
またちょこちょこ増やしていきます。




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