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2007年03月の記事
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LIMIT OF LOVE 海猿
監督：羽住英一郎 出演者：伊藤英明 、加藤あい 、佐藤隆太 、大塚寧々 、吹越満 、浅見れいな 、美木良介 、石黒賢 、時任三郎 作品紹介 佐藤秀峰原作コミック“海猿”―2004年映画化、2005年ドラマ化、そして2006年待望の続編映画が完成！引き続き海上保安庁による全面協力や、鹿児島・宮崎ロケでは大掛かりなセットとCGの導入により、大海難事故シーンの迫力ある映像に仕上がった。鹿児島に移動となった海上保安官・仙崎大輔（伊藤）は、機動救難隊員として海難救助の最前線で働いていた。ある日、鹿児島沖で大型フェリー・くろーばー号の座礁事故が発生。船体は傾き、全ての非常用システムが破損、船内には多くの車両が積載されている為引火すれば大爆発の危険があった。なんとその船には、仙崎と遠距離恋愛中の伊沢環菜（加藤）も乗船していた…。いよいよ、例の二人がゴールインかというシチュエーションから始まり、ちょっとした未来予想図の食い違いから環菜手作りのウエディングドレスの前に躊躇してしまった仙崎。その前に出てくる遭難現場の苦渋の選択が後で紹介される。大型フェリーの事故シーンはCGとは思えない迫力の出来栄え。ただ、二人の愛の世界を描くことに重きをおきすぎていて、パニック映画として大事な大詰めタイムリミット無視の携帯のやりとりには「おかしいよ」そして、肝心の脱出場面が･･･。で結局「･･･ちゃったの？」という安易な結末です。（ネタバレないように）これは観客を「救難隊員」という立場で見せるか、「回りの見物人」もしくは「遭難者の身内」として見せるかの違い。「救いたい」と言う観点なら脱出シーンはちゃんと描くだろうし、見物人や身内なら「あそこで連絡が途切れてしまった、助けられたのか？心配」という心理状態にさせられますしね。やっぱり女性の観客をターゲットにしていたのかな？その辺はもうちょっと「ポセイドン」なんかを参考にして欲しいです。はい、90点かな。
2007.03.26
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高橋大輔、銀とったね！
笑顔でメダルを見せる、左から２位の高橋、優勝のジュベール、３位のランビエル（２２日、東京体育館）（時事通信社）日本男子として最高位に到ったのは快挙です。今まで世界の舞台で女子に遅れを取っていた感は否めませんでしたから、僕としては最高に嬉しかったです。昨日もずっと全選手の演技を最後まで見ていました。しかもレベル的にも皆高く、４回転ジャンプに全員が挑戦しているわけで、もはやその辺が当たり前になっているのがすごい。高橋も４回転で手をつかずに行ってたら「金」だったかも。またイケメンぞろいなのも女性ファンが群がる要因なんでしょうね。皆さんは誰がお好みでしたか？
2007.03.23
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グエムル 漢江（ハンガン）の怪物
監 督 ポン・ジュノ 出演 ソン・ガンホ、コ・アソン、ピョン・ヒボン、パク・ヘイル スト－リ－ 韓国で 1番大きい河：漢江に突如 正体不明の怪物 グエムルが現れ、休日を楽しんでいた人々が次々と襲われる。 河川敷で売店を営んでいたパク一家の長男 カンドゥ（ソン）は、逃げ惑う途中で中学生の娘 ヒョンソとはぐれ、ヒョンソはグエムルに さらわれてしまう。ヒョンソの死の悲しみに打ちひしがれるパク一家だったが、そんな中、カンドゥの携帯にヒョンソからの着信が！ その話に耳を貸そうともしない警察・政府を見限り、パク一家 4人は立ち上がる！ 韓国映画でいよいよモンスター・パニック映画が登場と言うことで、かなり気合が入った作品であろうと期待してました。結論から言うと、突っ込みどころはありますが、日本のゴジラの誕生となんとなく似通った人間社会の矛盾から生まれた生物なわけで。両生類に近いと思います。陸上も水中も動き回れる。バック転がうまい。なんなんだろうね、あのすごい動きは。イケタニ真っ青。家族の絆の強さを浮彫りにしながら、あちこちに社会の皮肉を盛り込んだ力作です。最後に。あの人たちが生き残ったということは、他の人たちはあれで死んじゃったわけ？というわけで、わかったようなわからんようなレビューですみません。90点
2007.03.15
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ＳＡＷ２
監督：ダーレン・リン・バウズマン 脚本：ダーレン・リン・バウズマン 、リー・ワネル 製作総指揮：リー・ワネル 、ジェームズ・ワン 出演者：ドニー・ウォルバーグ 、ショウニー・スミス 、トビン・ベル 、グレン・ブラマー 作品紹介 SAWの恐怖再来！極限の緊張となす術のない恐怖の連続に、2004年のサンダンス映画祭で上映されるやいなや、たちどころに話題を独占した衝撃作“SAW”。スケールアップした恐怖の連続に耐えられるか…ファン待望の“SAW 2”リリース！！前作の監督が製作総指揮をしているジェームズ・ワンです。前作を見ていないとちょっとわからない部分もありますね。ストーリー：これは自分で書くしかなくて･･･今回の主人公はある刑事。（ウォルバーグ）彼は息子とのいさかいで別居状態となり、落ち込んでいます。そんな時に事件が。（オープニングの事件です）盗撮とか盗聴をしている人物が「ジグソウ」の罠にかかって悲惨な死に方をします。ちょっと言えないほどあれをクリアするのは大変だろうな。詳しくは見てください。その現場からヒントを得た刑事はある工場のあったビルに警官隊を率いて突入します。ところが、そこにジグソウは待ち構えていました。あっけなく逮捕かと思われたそのとき、いくつものテレビモニターに映し出されたのは数人の男女が監禁された姿。その中に喧嘩した息子の姿を見出して刑事は愕然とします。「２時間で彼らは毒により死に至る。これからゲームで何人が生き残れるのか、その間これを見ながら私と話し合うのだ」とうそぶくジグソウの前に手も足も出ない警官達。さあ、捕らわれた彼らの持つ共通点は何か？誰が生き残るための薬物を手に入れ、この結末はどうなる？前作の方が確かに強烈でしたね。これはこれなりに考えるところはありますが。88点
2007.03.13
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それでもボクはやってない
こないだ、いつもの人と見に行ってきました。監督 周防正行 出演 加瀬亮 、瀬戸朝香 、山本耕史 、もたいまさこ 、田中哲司 、光石研 、役所広司解説: 『Shall We ダンス？』の周防正行監督が、11年ぶりにメガホンを取った本格的な社会派ドラマ。電車で痴漢に間違えられた青年が、“裁判”で自分の無実を訴える姿を、日本の裁判制度の問題点を浮き彫りにしつつ描く。ハリウッド映画『硫黄島からの手紙』に出演し、世界的に注目を集めた加瀬亮が、本作で初主演を果たす。主人公を弁護する弁護士には、瀬戸朝香、役所広司らがふんする。3年もの歳月をかけて“裁判”について取材した監督が、現代の日本における“裁判”の現実を突きつける。 （シネマトゥデイ） フリーターの金子徹平（加瀬亮）は、通勤ラッシュの電車で女子中学生から「痴漢したでしょ」と訴えられてしまう。まったく身に覚えのない金子は、話せば分かってもらえると思い、大人しく駅の事務室に行った。しかし、「ボクはやってない！」という訴えもむなしく、そのまま警察に連行されてしまう。その日から、留置所暮らしを余儀なくされた金子の無実を訴える戦いが始まった。 高校時代、大学時代は通学に電車でしたから、こういうシチュエーションはおおありでした。可愛い女子高生なんかの近くに押し込められたときはなんとなくラッキーなんて…。そ、そんなに冷たい目で読まないでください。一緒に見ていた人が言うに「男の人って大変ね」です。エンディングの良し悪しは人それぞれなんで、私としては「これがいい」と思っています。アメリカ的には納得いかないでしょうね。あんまり書くとわかっちゃうし。これはきっと日本アカデミー賞候補になりますよ。95点
2007.03.04
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