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gamzatti @ Re[1]:「ムー」「ムー一族」(05/28) ひよこさんへ 訂正ありがとうございました…
ひよこ@ Re:「ムー」「ムー一族」(05/28) ジュリーのポスターに向かってジュリーっ…

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gamzatti

gamzatti

2007.05.07
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カテゴリ: 洋画


ラリー・フリント(期間限定)(DVD) ◆20%OFF!

アメリカのポルノ雑誌「ハスラー」創設者ラリー・フリントの
半生を描いた作品(1997)。
1970年代、Hな雑誌といえば「ペントハウス」か「プレイボーイ」で、
お下品にならない程度のセクシーさを売り物にしていました。
そこへ殴りこみをかけたのが、ラリー。
経営するストリップクラブの売上げ向上のために、
思いっきり「そのものズバリ」を載せた雑誌を作ったのです。
そしてこれが大当たり!

・・・と書くと、女性は引くよね。
そんなオトコのどスケベ&はちゃめちゃ人生を、
ポルノ雑誌のグラビアや撮影風景と一緒に見てなんなのよ? 
みたいな。

でも、これが一度は見るべき映画なわけです。
およそ「愛と正義」とはかけはなれた「性」を扱いながら、
ラリーの中で絶対ぶれないものが二つ。

一つは「自由を守る」という気概。
実際に、何度も裁判沙汰になっているラリーは、堂々と論戦をはり、
アメリカにとってもっとも大切な「自由」とは何か、
みんなに考えさせます。

ここでラリーの弁護を引き受ける役にエドワード・ノートン。
正義を愛する彼にとって、破天荒なラリーの日常は正視できないものです。
それなのに、心から彼を支えようとするのはなぜか。
そこに、清濁のみこんでナンボの人間性が表現されているのです。

もう一つは、妻への愛。
最後はエイズにかかってやせ衰えてしまう妻役のコートニー・ラヴは、
迫真の演技。
特にバス・タブのシーンは涙が出るほど衝撃的な美しさです。
ポルノ王の夫に薬漬けの妻。
彼らの愛は、掃きだめの中の純真とでもいうんでしょうか。
どんなに汚れてしまっても、
泥沼の中から一筋の赤い光がまっすぐ天に昇っていく、
そんな印象でした。

監督は、実話のフィクション化をやらせたら右に出る者がいない
「アマデウス」のミロシュ・フォアマン、
製作は社会派オリバー・ストーン。

自分の中の「良心」を試されるような映画です。





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Last updated  2007.05.07 07:22:26
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