ガムザッティの感動おすそわけブログ

ガムザッティの感動おすそわけブログ

PR

Calendar

Favorite Blog

早坂暁の傑作中の傑… モイラ2007さん

11月9日夜公演「King… yuki アイドル 俳優 映画 演劇 ドラマなどさん

遊星からの物体X (… 王道名なしさん

ミュージカル「ケイ… YYCafeさん

   元局アナがス… ころりん0924さん
ライターかあさんと… プチプチゆっきーさん
ぺ天使のつぶやき kamadoyamadocaさん
もっとハッピー happy-gaiさん
こちら25643 ヒロランさん
観劇日記~夢のあと… みおと5747さん

Free Space

設定されていません。

Comments

gamzatti @ Re[1]:「ムー」「ムー一族」(05/28) ひよこさんへ 訂正ありがとうございました…
ひよこ@ Re:「ムー」「ムー一族」(05/28) ジュリーのポスターに向かってジュリーっ…

Profile

gamzatti

gamzatti

2007.05.22
XML


『F』 は怪我のため、一時帰国した「英国ロイヤルバレエ団のプリンシパル」をめぐるお話(1998)。
「ガメラ」を復活させた金子修介監督が、バレエ好きな奥様のご縁で手がけています。

おじいちゃん譲りで機械いじりの好きな女の子・ヒカルが羽田美智子、
彼女の幼なじみで、ちょっと気弱な青年・章吾に野村宏伸、
羽田の親友で、子持ち・出戻りの女性・有加が村上里佳子。
熊川演じるバレエダンサー・古瀬郁矢のマネージャーに戸田奈穂。

先ごろ亡くなってしまった鷺沢萌さんの短編小説『F』の
「落第生は『F』(A、B、C・・・とランクがあって)」というのをモチーフにしていますが、
それ以外に原作に準じた部分はほとんどありません。
熊川哲也を映画に出す、というのが、メインテーマ。
だから、熊川のために作られた映画と言っていい。
その上、その前に作られた「大統領のクリスマスツリー」という映画の続編として、というカセもあり、
金子監督、苦労したと思います。

熊川ファンとしての見所は、
まず第一に、これをミハイル・バリシニコフの『ホワイト・ナイツ』と見比べることでしょうか。
映画の格は、そのテーマ性からいっても比較になりませんが、
熊川がいかにミーシャを意識してこの映画に臨んだかがよくわかると思います。

それから、ラジオのDJをやるところがある。
(クラブのDJと違います。若い方のために。念のため)
バレエダンサーが声だけの演技をするって、どんな感じだろう??
ちょっと不安に思っていたけれど、このシーン、とても素敵です。
彼は後にバレエ音楽のCDを出し、そこに日本語、英語でナレーションをつけますが、
自分の声や語りの魅力に気づいたのは、この映画でDJをやった時じゃないかな。
どちらかというと、DJ部分は「熊川哲也」本人の地で、
他のシーンは演技で「古瀬」という男になっていた、
という感じです。

ちなみに、映画の終盤、古瀬は自分の復帰ステージに、ヒカルと章吾を招待する。
そのロケはパルテノン多摩で行われ、
バレエ誌にもその観客役エキストラ募集の記事が載り、応募して行ってきました。

観客席でたまたま隣り合わせた方は、以前ロンドンに住んでいたということで、
「私は日本に帰ってから彼のバレエは見てないんだけど、
ロンドンでは、時々オニギリなんか差し入れたりしてたんですよ。
こんなに大きくなっちゃってー」とお話しされていました。
彼女は、『シンデレラ』の道化役とかをご覧になった由、うらやましー、と思ったものです。

参加したおかげで、後ろ姿がちょこっと映っている私。
金子監督と少しお話できたのも、今はいい思い出です。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2007.05.24 17:29:33
コメント(0) | コメントを書く
[熊川哲也とKバレエカンパニー] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Create a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: