ガムザッティの感動おすそわけブログ

ガムザッティの感動おすそわけブログ

PR

Calendar

Favorite Blog

早坂暁の傑作中の傑… モイラ2007さん

11月9日夜公演「King… yuki アイドル 俳優 映画 演劇 ドラマなどさん

遊星からの物体X (… 王道名なしさん

ミュージカル「ケイ… YYCafeさん

   元局アナがス… ころりん0924さん
ライターかあさんと… プチプチゆっきーさん
ぺ天使のつぶやき kamadoyamadocaさん
もっとハッピー happy-gaiさん
こちら25643 ヒロランさん
観劇日記~夢のあと… みおと5747さん

Free Space

設定されていません。

Comments

gamzatti @ Re[1]:「ムー」「ムー一族」(05/28) ひよこさんへ 訂正ありがとうございました…
ひよこ@ Re:「ムー」「ムー一族」(05/28) ジュリーのポスターに向かってジュリーっ…

Profile

gamzatti

gamzatti

2007.05.27
XML
カテゴリ: 日本映画


「あそびの時間は終わらない」

大阪梅田で実際に起きた銀行人質事件のビデオを見ながら、
綿密に襲撃計画を立てる警官・平田(本木雅弘)。
銀行内での緊迫した行員とのやりとりの後、妙な動きをした男に向かって、
モックン、ライフル一発
「バン!」
「・・・え?」
「バン!」
口でバン!というモックン、倒れない男、これって一体、何・・・???

このすべてが警察の大掛かりな「訓練」であり、
モックンも職務を遂行した警官だったとわかり、ちょっと緊張がほぐれる。
でも、ここからがドラマの本題。
「筋書きのない演習だから、犯人役は臨機応変に」という指令ををマジメにこなすモックンは、
「もういい加減にお縄になれよ」という周囲を無視、
どこまでも「犯人」として突っ走る!
銀行の外では、テレビのリポーター(萩原流行)が
「警察は犯人役をつかまえられるか」世論を煽りまくり、
警察の面目をつぶされて、一警官の行動に四苦八苦する姿を石橋蓮司が一手に引き受ける。

本当の事件だったら、殺人や暴行など、
悲惨な出来事になっているところを、
「あなたは死体です」「身柄拘束です。隅にいてください」など、
胸に「死体」とか紙張っていて、「遊び」の部分がホッとさせる。

モックンが「犯人」と「警官」を上手に演じ分けているところが見所の一つ。
それは、警官・平田の精神構造として
「マジメな警官は、いつ凶悪な犯人になってもおかしくない」ことすら暗示させる。
「マジメな犯人役・平田」は、一体どこまで行くんじゃ~!?
と、最後の最後まで目が離せない、
最高級のエンタメ・コメディです。

1991年。バブルっぽいメイクやヘアスタイルも懐かしい一作。
原作は、第2回小説新潮新人賞受賞の都井邦彦、
監督は、萩庭貞明、脚本・斉藤ひろし。
何度見ても面白いです。
2度目からは、最初の場面の見方が変わりますよ。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2007.05.27 10:00:09
コメント(0) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Create a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: