まぁ初めて見る方は、キツーイでしょうけど深くなると結構その個性が庶民的でよろしいかと。
インド人の80%はヒンドゥー教徒で、生まれながらにして神話やしきたりに基づいて生活しています。
しかし、大国インドとお国柄か地域によって同じ神話であっても説が違ったり、ヴィシュヌ派・シヴァ派・○○派・○○派と信仰する神様によって行いも違ってきます。
「どれが ほんまやねん!」(失礼)と
ツッコミたくなりますが、基本は神様は元は一つ。仏教・キリスト教・イスラム教・○○教・○○教・・・
それぞれに化身しただけだと。ヒンドゥー教の神様も化身が多く日常生活に密接に関わってくるので、親しみ易いのかもしれません。
ここで紹介していることはNo Problem「ノー・プロブレム」的生き方のインド人に基づいた宗教観、プラス私の個人的見解が入っています。鵜呑みにしないで下さいね(笑)
私は宗教家でないので、信仰心はまったくありませんが、プージャー(供養)している間の「無の状態」は病気を緩和する方法として必要かな~と思っています。「絶対的前向き思考」に変わることは確かです。
神様的井戸端会議
竜王アナンタ(蛇)に寝そべっておられるのがヴィシュヌ。そのヘソから伸びた蓮台にブラフマー。足マッサージを施しているのが、妻ラクシュミー。右からヴィシュヌの乗り物ガルーダ(神鳥) キンナラ(天界の楽士)、ムルガン(シヴァの息子)、シヴァ、シヴァの乗り物ナンディー(白い雄牛)、ガネーシャ(シヴァの息子)、聖仙ナラーダ(楽器の発明者)、ハヌマーン(猿王)
三大神様
古事記や日本書紀の「国生み」の神話イザナギノミコト・イザナミノミコトのようなものですね。その他のエピソードに類似する神話もあり、今後の探求の課題になりそうです。 ヴィシュヌ
(世界の維持神) 日本名 毘紐天 持ち物 円盤、棍棒、法螺貝、蓮華 お仕事 世界を維持する。時には10種類以上の化身として人間界に現れ助ける。 |
シヴァ
(世界の破壊神) 日本名 大黒天 持ち物 三叉戟、太鼓、首に蛇 お仕事 世界を破壊する。悪いものを浄化し無から再生させるって感じかな。 |
ブラフマー (世界の創造神) 日本名 梵天 持ち物 水壺、数珠、笏、 ヴェーダ聖典 お仕事 世界を創造する。ヒンドゥー教の基盤となるバラモン教の根本原理とされる神様。 |
乗り物 ガルーダ(神鳥) 竜王アナンタ(蛇) お嫁さん ラクシュミー |
乗り物 ナンディー(白い雄牛) お嫁さん パールヴァティー お子さん ガネーシャ カールッティケーヤ (ムルガン) |
乗り物 ハムサ鳥(白鳥似) |
お嫁さん
ラクシュミー 日本名 吉祥天 特技 美貌と富の象徴。手のひらから金貨を降らせマス 持ち物 睡蓮、アムリタ(甘露)の壺、法螺貝、ビルヴァの樹の実 乗り物 蓮の華 白い象が左右に従い、水を注いで富UP! |
お嫁さん
パールヴァティー 日本名 烏摩 特技 美貌と愛の象徴。シヴァのシャクティ(性力)の源。良妻賢母。 持ち物 睡蓮 乗り物 ライオン |
お嫁さん サラスヴァティー 日本名 弁財天 特技 知恵と芸能の象徴。 ヴィーナ弾き 持ち物 ヴィーナ(琵琶)、ヴェーダ聖典、数珠 乗り物 孔雀 |