人が好む取引価格
（中略）株価が300に達した場合にも同様のルールが当てはまる。株価はキリのよい数字の近辺で多くの空売りに遭遇するだろうが、
何度かの試みの後でいったんこの価格を突破すると、急速に325、
350、または375に急上昇する。株価が300を超えた後は355から360
ぐらいで、抵抗が最も強くなると筆者は考える。株価が400に
達すると、もう小口トレーダーが買える水準ではなくなり、一般的
には株式分割して大衆投資家に売られる。
（中略）株価が50程度の取引よりも100以上の取引の方が早く儲かり、
価格が200または300以上の銘柄は100程度のものより動きが早く、
値幅も大きい。これは、株価がこれらの水準に達する時はそれなりの
理由があり、一般投資家が株価が200以上の株を取引することは稀
だからだ。株価がこのような高水準にあるとき、株は大規模に売買し
短期間に大きな値動きを起こさせ得る億万長者の手中にある。
したがって 値嵩活況株の取引はいつでも割りが合う のである。
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