ガオライ日記

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2005.02.16

１５日夜。

というか、まぁ正確には日付はまわって
１６日の午前３時ちょい前くらい。

ガオライは渋谷駅にいました。

なんでそんな時間に横須賀在住のガオライが１人で
我がイメージの中では犯罪の温床みたいな土地・渋谷にいたかは

まぁ、はしょるとして、

そこから家に帰るまでが強烈だったからそっちを日記に。
何かダイナミックな感じで帰ってきちゃって、明け方の屋外にも結構いたから、
ただ今、ちょい発熱中。（のぞみん、ごめんちょ）

ホームレスのおじさんの話によると、
４時４５分に始発がでるらしくて

それに乗って順当に行けば６時くらいには家についていたのに
私が家に着いたのは９時。

自分のとった軽率な行動で、
あぁ、こりゃ犯されても殺されても文句は言えんはなんて思いつつ、
無事に帰ってこれた事を死んだばあちゃんに感謝感激雨アラレ。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

渋谷の駅前で始発を待っていると、何だか色んな人にからまれるらしい。

「待ち合わせ？どっか行かない？」 （こんな時間に誰と待ち合わせんだよ）

「何してんの？帰れなくなっちゃったの？一緒に行く？」 （行かねぇよ）

「いくら？」 （ふざけんな）

世の中どうなってるんだ。こんな奴ばっかなの？

怖い・・・
なんて恐ろしい街なんだ・・・

あまりに怖くて泣いてみたら
酔っ払い？浮浪者？が余計寄ってくる。
何かやたらべたべた触られる。
酒を勧められる。

怖すぎる・・・泣くな、私。
泣くと余計怖い。
それにこんな感じの人たちって中国結構遭遇するじゃん！
怖くない怖くないコワクナイ・・・

漫画喫茶にいこうかとも思ったけど
何かきっと私みたいに帰れなかった人がいるんだろうなぁとか
ある意味そこで複数でいる怖そうな人とかにからまれたら
逆に屋内の方が逃げにくいんじゃないかと思い却下。
外だったら広いし、目の前にタクシーあるし逃げ込めるもんね。

で、外で待ってみるんだけど、
やっぱ怖いから誰かに電話でもしてみようかと思ってみたり。
でもそういえば私、携帯持って無いじゃんさ。
それにどっちにしろ公衆電話の周りに変な人がいっぱいいるから近寄れないし。
辺にうろつくと駅に戻れない気がしてならないし。

それよりなにより

私の頭の中にその時インプットされてた番号は三つのみ。

・自宅
・父の携帯
・その日必要で覚えた方の携帯

どれも繋がらないだろうなぁ、今度から友達の番号くらい
覚えとこうかなぁなんて思ってたら
１人のおっさんに話しかけられる。

このおっさん曰く、
自分は白タクの運転手でお客さんを迎えに行くのを
渋谷駅の前で待ってたところ、
車から私が見えて、外は寒いし雨も降ってるから、
自分の停めてある車の中で始発の時間まで待ってなさいとの事。

１５日はそんなに寒くなくて、
バカな私は結構薄着だったため、

・寒い（薄着だから）

・眠い（お酒入ってるし最近バイト続きだったから）

・怖い（みんなが話しかけてくるから）

三拍子揃ってるのをおっさんは見過ごせないと。

あぁ～、なんていいおっさんなんだ、
じゃあ乗らせてもらうよ。

なーんて普通言えないよ。
知らん人の車になんてほいほい乗れるかいな。
乗ったとたんに刃物で脅されてどっか連れてかれて
やられて捨てられても文句言えないさね。

って今なら分かるんだけど、

その時の私はきっと頭がいっぱいいっぱいだったんだろう

乗っちゃいました。

エンジンきってあることを確認して、
ドアを完全に閉めずに乗り込む。
だって外は寒いし怖いんだもん。

そしておっさんが運転席、ガオライが助手席に座り
車を停めたまま喋る事３０分。
まったく知らん人の車に乗り込んで何をそんなに話してたんだか。。。
寒いからと暖房入れるためにエンジンON。
その後、おっさんは言いました。

「ドアが半ドアじゃない？暖房あんま効いてないみたい。」

そこでバカ正直にドアを閉めるガオライ。

ドアを閉めた途端に車は急発進！
おっさん何してんだよ！？
これはやばい！！ (((( ;゜Д゜)))

続きは次の日記で・・・

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