ジュネーブその日暮らし(+革モノ作り・レザークラフト)

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ゴミの分別について



 スイスはゴミリサイクルが進んでるといわれるが、ジュネーブはその点ルーズで、日本の方がずっと厳しい。以下ルールはアパートの場合。戸建なら地域のルールに従う。

・ビン
道路または大型スーパーの敷地内などに設置されている回収箱に入れる。透明と色つきで分ける。洗って捨てる。

・缶
道路など設置されている回収箱に入れる。洗って捨てる。

・ペットボトル
道路や食品スーパーの入り口、またはレジの脇になど設置されている回収箱に入れる。牛乳用の白いペットボトルは別の箱が用意されている。洗って捨てる。

・生ゴミ
生ゴミ用の指定の緑色の袋に入れて、コンポストと書かれたハリネズミ印の緑のゴミ箱へ。緑のゴミ箱はアパートのゴミ捨て場にある。魚、肉、卵のカラ、骨は入れないこと。

・ダンボール、新聞類など紙類
日本では、封筒のセロファンの窓を外して紙、ティッシュはビニール部分を外して紙、トイレットペーパーの芯も紙、など厳密に分別を求められるが、そこまでの必要はない。また、牛乳パックの分別回収はない。
アパートでは紙用の回収箱があるので、そこへ入れる。

・電気製品
大型家電は購入した電気店に依頼。引越しの時なら引越し業者が取次ぎ処分してくれる。冷蔵庫など、ものによっては処分費がかかる場合もある。パソコンくらいまでのものなら、アパートのゴミ捨て場に捨てても処分してもらえる。

・家具など粗大ゴミ
清掃局に電話するか、良いもの、運びやすいものならば、慈善団体のカリタスや、リサイクル業者が回収してくれる(無料だがフランス語対応。なお、IKEAなどの安い家具はリサイクルの対象外だそうです)。道路までは自分で出す。引越しの場合は引越し業者に依頼すればよい。壮大ゴミ処理場へ直接持参すればいつでも捨てられる。

・古着
洗ってから服、鞄など、わけて袋に入れて回収箱に入れる。破れたものは家庭ごみ。回収箱の設置数は少ない。

・電池
大抵地域のビンやカンの回収箱の近くに、小さな回収箱が設置してある。

・使用済み油
ジュースなどの紙パックに新聞紙などをつめ、油を吸わせて普通ゴミとして出す。日本製の油を固める処理剤を使っても良い(当地では処理剤は販売していない)。

・その他
その他は家庭ごみとして、黒のゴミ袋に入れ、ゴミ捨て場の箱に入れる(大型の銀色ゴミ箱)。

 なお、ゴミ袋は日本のように指定有料制度ではないが、一般に生ゴミは緑、家庭ごみは黒。ゴミ袋はどこのスーパーでも販売している。
 こちらでは、ゴミが袋からゴミがはみ出して見えるようなゴミ袋の使い方はしない。ゴミははみ出さないように入れ、必ず口をヒモでしっかり閉める。

 判らない場合は管理人に尋ねるとよいが、管理人さんにはフランス語しか通じないことが多いので、徐々にあわせていけばよい。鉄製品、電球など判らないものは、アパートならゴミ捨て場に別に出しておけば処分してもらえる。
 なお、間違えて出したからと言って、日本のように回収しないということはない。



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