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Jan 1, 2011
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 17-e (幼児が不治の病に苦しむことがあるのはなぜか)

 本来霊的な問題を物的尺度で解決することはできません。地上生活という極めて短い期間の体験でもって永遠を判断することはできません。神の公正は無限の摂理によって支配されており、その全てを小さいひとかけらだけでもって理解することはできません。小さなものが自分より大きいものを理解できるでしょうか。一滴の水が大海を語れるでしょうか。部分が全体を理解できるでしょうか。
 宇宙はただただ感嘆するばかりの見事な法則によって支配されております。完璧な叡智によって創造されているからです。法則が狂うということは絶対にありません。時に不公平のように思えることがあるのは全体の一部だけを見ているからです。全体が見えるようになれば考えが変ります。地上にいるかぎり、その短い期間で無限を理解することはできません。
 埋め合わせ、あるいは応報の原理は人間には理解できません。霊の世界の豊かさ、美しさ、見事さは、それを譬えるべきものが地上に無いのですから、人間には理解する手掛かりがないわけです。宿命的に判断力が制限され、視野が狭められている人間にどうして地上の裏側の世界が理解できましょう。
 子供の身体は両親の血と肉とでこしらえられる以上、両親の肉体的要素が全部その子に受け継がれていくに決まっています。ですから、子供は両親の身体的欠陥まで頂戴することになります。
 しかし、子供は誕生という行為によって宇宙の大霊の一部となるのです。神の遺産、あらゆる物的障害に負けない潜在的神性を宿しております。物質は霊を凌ぐことはできません。物質はあくまでも従者です。霊が主人です。霊的成長はゆっくりとして着実な道程です。霊的感覚と理解力は魂にその用意が出来た時に初めて得られるものです。私たちの説く真理が馬の耳に念仏である人もいます。が、それになんらかの感動を覚えた時、その人はその後に待ち受ける数々の真理を理解していく用意が出来たことを意味します。あたかも神の立場に立って判決を下すようなことをしてはいけません。

『シルバー・バーチの霊訓(1)』(近藤千雄訳)
     潮文社、1988、pp.181-182


     *****


 17-f (病気とカルマ的負債)  =心霊治療家に対して=

 病気というのはその大半は主として精神と肉体と魂との間の連絡が正しく行われていないことに起因しています。正しく行われていれば、つまり完全な一体関係にあれば完全な健康と安定性と落着きと機敏性を具えています。もっとも、そういう人物は地上では滅多にお目にかかれません。
 さて、あなたのもとを訪れる患者はその人なりの霊的成長段階にあります。人生という梯子の一つの段の上に立っているわけです。それがどの段であるかが、その人に注がれる治癒力の分量を決します。それが私のいうカルマ的負債です。
 (その負債があまりに大きくて)あなたにも手の施しようのない人がいます。肉体を犠牲にする、つまり死ぬこと以外に返済の方法がない人もいます。もう一度チャンスが与えられる人もいます。そんな人があなたとの縁で完治するということになる場合もあります。精神的要素のために治らない人もいます。そんな場合は一時的に快方に向かっても、また別の症状となってぶり返すでしょう。

   『シルバー・バーチの霊訓(2)』(近藤千雄訳)
     潮文社、1985、pp.193-194


     *****


 17-g (病気の治療とカルマ)

 「カルマ的負債の方がその人に注がれる治癒力よりも大きい場合がある」
 おっしゃるとおりです。私はぜひその点を強調したいのです。それが当人に賦課された税金であり、自分で綴っている物語であり、その筋書きは他の何ものによっても書き変えることはできないということです。初めに私は全ては法則のワクの中に存在すると申し上げました。何事もそれを前提として働きます。人間のいう奇跡は生じません。自然法則の停止も変更も廃止もありません。全てが原因と結果から成り立っております。そこに自由への制約があります。もしも因果関係がキャンセルできるとしたら、神の公正が崩れます。治療家にできることは魂を開放し、精神に自由を与えてあげることです。その結果が自然に身体に現れます。

『シルバー・バーチの霊訓(2)』(近藤千雄訳)
    潮文社、1985、pp.194-195

     *****


 17-h (病気は自分で治せるか)

 治せるだけでなく、げんに治しております。魂の優位を主張し、肉体という下等なものによって束縛され抑えられることを拒否することによって病気を追い払うのです。身体を従者にするのです。主人にしてはなりません。誰にでも出来ることです。ですが、大部分の人間は頭から出来ないものと思い込んでいます。だから出来ないのです。
 肉体は精神の従僕です。精神は肉体に隷属しているのではありません。肉体は束の間の存在であり精神は永遠の存在です。肉体はいずれ朽ち果てます。精神が宿っている間だけ現在の形体を維持している一時的な存在です。それがその人ではありません。その人の表現体であり、道具であり、地上で認識してもらうための手段です。その肉体が精神によって歩きまわることを教わり、筋肉を動かすことを教わり、血液を循環させることを教わり、心臓を鼓動させることを教わり、内臓のすべての機能を働かせることを教わったごとくに、こんどはその(リズムを狂わせている)機能に本来のリズムを取り戻させることによって病気や疾患や異常を無くしてしまうことができるはずなのです。

   『シルバー・バーチの霊訓(5)』(近藤千雄訳)
    潮文社、1986、pp.122-123

     *****


 17-i (治病能力のある人間になぜ心霊治療家が必要か)

 神の摂理を知らない人が多すぎるからです。みんなそんな摂理なんかあるわけがないと思い込み、健康を回復する法則を実践できる段階まで意識を高めることができないと決めてかかっているからです。神の摂理に従って生きれば病気も異常も生じません。肉体に異常が生じるのは摂理に反した生き方をしているからです。(霊と精神と肉体の)調和が乱れると病気になり、自分自身の努力、または霊界からの治癒エネルギーによって調和を取り戻すまでその状態が続きます。

   『シルバー・バーチの霊訓(5)』(近藤千雄訳)
     潮文社、1986、p.125

     *****


 17-j (心配はどんな場合でもいけないのか)

 いいとかいけないとかの問題ではありません。その念が連絡の通路を塞いでしまうのです。治癒エネルギーの流れを妨げ、近づけなくしてしまうのです。心配の念を抱くとそれが大気に響いて、その人のまわりにわれわれの進入を妨げる雰囲気をこしらえてしまいます。冷静で受容的雰囲気でいてくれれば容易に接近できます。確信を抱いている時、完全な信頼心を抱いてくれている時は接触が容易です。信念が完全に近づけば近づくほど、自信が深まれば深まるほど、それだけわれわれとの接触が緊密になります。

   『シルバー・バーチの霊訓(5)』(近藤千雄訳)
     潮文社、1986、p.128

     *****


 17-k (心霊治療は法律では規制できない)

 神の業であるからには心霊治療はそうしたものを乗り超えて存在しますし、また存続させねばなりません。私たちが啓示している自然法則は人間の精神によって成立するものではありませんし、その普及が妨げられるものでもありません。私どもは誤ることを避けがたい人間がこしらえた法律にはまったく関心がありません。神の法則、不変、不易にして不可変、全知全能の摂理、無始の過去より存在し無窮の未来まで存続しつづける摂理を説いているのです。人間がわれわれのこと並びにわれわれの説く真理のことにどうケチをつけようと一向にかまいません。
 かつて地上世界の改革に努力した人々、理想に燃えて同胞のために献身した人々は、人類の最先端を歩んでいたために、進化の階梯において一歩先んじていたために、侮りと蔑みと嘲りに耐え忍ばねばなりませんでした。そして使命を終えてこちらへ来ると、後世の人間は彼らのことを人類の模範として崇拝し、そうしながら一方では同時代の超能力者をはりつけにして葬りました。真理というものは確立されるまでには数々の闘いに打ち勝たねばならないものなのです。
 恐れてはなりません。われわれのすべてに存在を与えてくれている力、地上のために私たちを地上へ派遣してくださっている力、あなた方にみずから体現させてあげたいと私たちが望んでいるところの力は、宇宙の全生命を創造した力と同じものなのです。それはあなた方の方から見捨てないかぎりあなた方を見捨てることはありません。
 地球はこれからもずっと地軸を中心に回転し続けます。太陽はこれからもずっと輝き続けます。すべての天体が定められたコースを運行し続けます。潮は満ち引きを繰りかえし、春のあとには夏が、夏のあとには秋が、秋のあとには冬がめぐつてきます。それはその背後で支える力が無限であり誤ることがないからです。これだけの大自然の見事なスペクタクル(壮観・美観)を目の前にしながらあなた方は、それと同じ霊力が地上世界のことでしくじりを犯すことがあり得ると思われますか。
 その霊力を顕現させる道具が存在するかぎり、人のために役立ちたいと願う男性あるいは女性がいてくださるかぎり、私たちは病気に苦しむ人を癒し、生命が墓地の向こうにも存在することを証明し、永遠の霊的実在の証しを提供し続けます。そうすることが物質万能主義を永遠に駆逐し、霊の働きかけの実在を暖妹なものにしてきた教条主義の暗闇を排除し、奉仕を基調とする真の宗教を確立することになるからです。

   『シルバー・バーチの霊訓(5)』(近藤千雄訳)
     潮文社、1986、pp.129-131

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Last updated  Jan 1, 2011 06:42:25 AM
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