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2003.11.22
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カテゴリ: 音楽
【追記】
発掘した昔の日記を貼り付けました。

[October 1, 1997]
物神崇拝ナンセンス! コンピューターはおもしろい道具だってことだよ。

シーナ&ロケッツの鮎川誠さんの本がおもしろかったので書いたものです。
(一時期よく「椎名誠」と言ってしまったっけ。)
あの御夫妻は信濃屋さんというスーパーで仲良くお買い物をしているのをよく見掛けました。

[February 8, 1998]
銀幕に輝くヒカリミミズの怪,再び

これは屁理屈です。
頭に来るとこういう挑発的な物言いになってしまうのが、私の悪い癖です。
直す気がありません。



明けて11月22日、忘れていたが、誰かの誕生日だ。
本当は「誰か」ではないが、詳しくは書けない。
人との別れ方が下手だったな、オレは。
あまり思い出したくはない、そういう誕生日。

『LET IT BE』を引っ張り出してきて、繰り返し聴いている。
やっぱり耳に馴染んでいる分、『NAKED』よりも『LET IT BE』。
意外に大きいのが曲順です。
この順でないと、『LET IT BE』らしくない。
ああ、『NAKED』には「DIG IT」入ってないのか。
「ACROSS THE UNVERSE」からすっと静かに「LET IT BE」に入ってしまうのはなんとも不思議。
でも、バンドらしさは『Naked』が上。

そうか、自分で編集して順番入れ替えればいいんじゃん。
曲に入る前の音を補うことも可能。
MDでやるんじゃなくて、CDからPCに取り込んで編集します。
サウンド編集ソフトはフリーのもので結構使えるのがあるんです。
LP→CD-Rという作業をする時はこの作業が絶対必要でした。
これでレコードの傷の音も消したりできます。



さて、私はなぜこれを書こうと思ったんだろう。
数日前のことなのに、すっかり忘れてしまいました。

テロの標的として原子力発電所はあるよなあと思ったからかしら。
思いもかけずに見せていただいた懐かしい画像のこともあるかもしれない。
最初に会った時、ボブ・マーリーはまだ生きていた。
会わなくなった時に、ボブ・マーリーは亡くなっていた。
加川良さんも歌ってたな。
 ♪ みず みず みず

長谷川和彦監督の『太陽を盗んだ男』はイメージとしては80年代なんだけど、実は70年代末の映画。
中学校の理科教師(ジュリ~~~!)が原子力発電所からプルトニウムを盗みだして原爆を作るお話。
なんといっても、原爆の製造過程が楽しい。
どうしようもないDJが出てきてジュリーを助けたりするのですが、ジュリーがライバルとして指名した刑事(菅原文太)が最後には放射能にやられてゴジラになってしまいます。(ウソです)

ビニールで蚊帳のようなシールドを作って犯人は原爆を作るのですが、ボブ・マーリーの曲で踊ったりします。
1979年は、ボブ・マーリーが来日した年。
そしてボブが "Africans, unite!"と歌った『SURVIVAL』が出た年でもあります。
その翌年にボブはツアーの途中で倒れ、1981年にこの世を去ります。

ジミー・クリフが主演した映画『ハーダー・ゼイ・カム Harder They Come』は1972年の作品。
当時の幻泉館主人はそんなことは知りません。
ただ、レゲエという音楽は耳にしました。
まだ「レゲエ」という訳語が確定しておらず、「レガエ」とか「レギー」という表記もあったと記憶しています。

「レガエ」やら「レギー」やらという珍妙な表記を目にしたのは、おそらくレゲエのリズムでは日本で最初にヒットしたポップス、ポール・サイモン「母と子の絆」(1972年)に関する記事の中だと思う。
新しい言葉が日本に入ってきたとき、最初はまだ訳語が確定していないのだから仕方がない。
S&G解散後、ポール・サイモンが最初にリリースした曲はレゲエだったのです。
エリック・クラプトンが「アイ・ショット・ザ・シェリフ」をカバーして大ヒットさせたのは1975年。
まだだいぶ先のことでした。

ポリスは『白いレガッタ』でしたね、お、これも1979年だ。
79年は、どうも私の中では80年代のイメージなのだな。
そのころだと思うが、die-inを何て訳そうかねえという話をしたことがあった。
「死に込み」なんて、あなた、そりゃかっこ悪いわね。

ボブ・マーリーの曲で一番好きなのは、「ノー・ウーマン・ノー・クライ」かな。
一緒に路上生活を送っていた仲間の死を悼む歌。
いろいろな人のカバーがあります。
CAT-Oさんが書いている『メモリアル・ネーネーズ オキナワ』 にはネーネーズ版「ノー・ウーマン・ノー・クライ」が入っていますね。
歌詞は全然違う内容になってます。

これは異論のある方が多いと思いますが、私はボブ・マーリーのアルバムだと『SURVIVAL』が一番好きです。
リアルタイムで聴いたのがこのアルバムからだからと思います。
まさに1979年の時点での生の主張を、同時代に生きて聴けたのです。
歌詞が聞き取りやすくて新鮮でした。
でも、バビロン・システムが吸血鬼とは?

不思議ですよね、レゲエ。
カルトのテーマソングみたいなものですもの。
エチオピア皇帝ラス・タファリを崇拝する「ラスタファリズム」。
これがラスタマン。

旧約聖書からの引用で成り立っているのが不思議です。
中心はバビロン捕囚。
舞台は今のイラク。
バビロンに強制移住させられた古代のユダヤ人に自分たちを重ねあわせます。
悪の集まる場所であるバビロニア(→ジャマイカ)を抜け出し、約束の地ザイオン(→エチオピア)を目指す。

刃物を身体に当ててはいけないので、頭髪は自然にドレッドになります。
それと聖なる草マリファナですな。
アムステルダムの「コーヒー屋」で吸うのでは、聖なる草にはなりますまい。
ある年とても暑い夏があったのでこんなんなっちゃったという、のったらだらだらというリズムで平和な夢を見るものでしょう。

Bob Marley「SURVIVAL」(1979年)
SURVIVAL 1. So Much Trouble in the World
2. Zimbabwe
3. Top Rankin’
4. Babylon System
5. Survival
6. Africa Unite
7. One Drop
8. Ride Natty Ride
9. Ambush in the Night
10. Wake up and Live



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Last updated  2005.02.10 03:10:53
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