GOlaW(裏口)

2005/09/08
XML
カテゴリ: 西遊記
 香取君がなんとフジテレビ月9で、『西遊記』を演じる事が決まりました。
(詳しくは 来年1月スタートの月9「西遊記」、5代目孫悟空は香取! で。)

 第一報を聞いたときに、
「…原作、 『最遊記』 の間違いじゃないんだよね?」
 と思ってしまった事は秘密です。
 でも、こうも思いました。
「『最遊記』という前例があるっ。恐ろしくスタイリッシュ&クールなドラマになるかもしれない(←…その場合、原形を止めてないだろっ!)」


 真面目な話、原作に忠実なファンタジーをやろうとしても無理だと思うんです。フジテレビのドラマ班が、正統派ファンタジーを恐ろしいほどに苦手としているのはもう分かってます(ファンタジックと銘打たれたドラマの数々がそれを証明している)。
 だからこそ、どこまで原作を弄れるのか、そして昇華できるのかを期待しようと思っています。

 堺正章さんの完全正統派『西遊記』もすごく良かったけど、それと同じ路線を歩く必要は決してありません。
 本木さんの『西遊記』は、テーマには引きまくりましたが(未だにB'zの主題歌を聞くたびにうなされる)、CGも物語もオリジナリティもすごく良かったです。…悟空の恋人の村娘が、男(三蔵法師)にさえ生まれ変わらなければ恋愛ドラマとしても素敵だったのに(涙)。
 唐沢さんの『西遊記』も、今時のドラマらしくテンポも良く、スタイリッシュな展開でした。

 これらの『西遊記』とは違う、フジらしいオリジナリティを押し出してほしいと思います。
 その点に関しては、恋愛ドラマ脚本の名手が描く『儚い恋愛』に期待すべきなのかな。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・



 なんでも、メス猿も出る予定だとか。
 それを聞いた途端、管理人の妄想モードがONに(←待てやコラっ)。

「やっぱり基本は敵対キャラだよねっ(某手塚アニメの設定は無視)!

『幼馴染で気持ちを寄せ合う仙猿同士だったが、ある日川の氾濫に少女が飲まれてしまう。
 男は死んだと思って自棄になってぐれ始め、女は邪仙によって魂を人形に吹き込まれて生き返る(召鬼・厭魅の術)。

 男はその後、神の使いとして三蔵を守る立場となり。
 女は邪仙の手先となって敵対することに。

 女は仙術バトルを繰り返すうちに少しずつ記憶を取り戻し、苦しみはじめる。男も正体に薄々気づき始める。

 だが、互いに気持ちに気づいたのもつかの間、女は風水の術の要にされてしまう。
 大惨事をもたらす術の発動を止めるため、男は女を刺し貫く―――』


 後は慎吾君が少し切なげに微笑んで、
『もし運命が少しだけずれていたら、
 僕と君の立場は逆だったのかな』
 と言って亡骸を抱きしめるシーンだっ」


 …………時々思います。なんでこの管理人は『異常状態下での恋愛しかストックが無い』のだろうと(滝汗)。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


 私はSF、西洋風、現代風、中世日本風と並んで中華ファンタジーも大好きです。
 これは直訳の『西遊記』を読破した経験もありますが(←学生時代、『完訳 千夜一夜物語全集』や『ガリバー航海記』など、いろんな物を読み漁っていた)、グループSNEの 『央華封神』 に出会った事も大きいと思います。
 中国では『鬼』という言葉が魂を指していることなど、日本との微妙なずれもすごく面白いと思います。

 そういえば、孫悟空は『仙人見習い』であるんですよね。他にも獣や器物の妖怪から昇仙(仙人になる事)した者が結構いるのだから、決して化け物と言い切ることは出来ないと思います。
 悟空の仙術バトルも楽しみですね。

 そんな中華幻想をたっぷり楽しめるのかと思うと、もう楽しみでしょうがありません。
 待ち遠しいです。

 来年の1~3月、応援代わりに当サイトの中華ファンタジー『鬼塊術局』の強化期間にしようかな?





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2005/09/08 05:53:06 PM


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

Free Space

 こちらはSMAP、ケディ・ティン、チェヨン(ジニー・リー)ファンの管理人によるHP、
GOLAW の裏口になります。
 よろしければ正面玄関にも足をお運びください。

 なにかあれば、Web Crapでお知らせください。(ブログコメント欄は閉じています)

西遊記関連の記事一覧
その他のドラマ記事一覧



このブログおよびHPの画像は全て 素材サイト様 のものです。無断使用禁止。

Calendar


© Rakuten Group, Inc.
Create a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: