GOlaW(裏口)

2008/02/08
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カテゴリ: アニメ
 Pathをつなぐ。
 命を、未来を、共有し、一つとするために。


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 原作は短編『魔法使いとソロモンの血』(『レンタルマギカ 魔法使い、修業中!』収載)。同じ本に収載された、『魔法使いとソロモンの絆』と同じ事件、同じ時系列を扱う話です。


 来週の話が終わったならば、合わせて読まれることをお勧めします。

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 演出…またトチ狂ってますね(汗)。

 いつきの五行拳というのは、本来は派手なものではありません。
 形もなく、どんな魔術の色にも染まっていない自然の呪力をそのまま体に巡らせるものです。
 魔術の影響を受けやすく、それでいて耐性のあるいつきにこそ適性のある魔法なのです。
 いわば、ニュートラルである表人格のいつきらしさを強調するもの。

 だからこそ、演出で『色』を付けてほしくなかった(凹)。


 そして、アスモダイの巨大化にも噴きました。
 原作でクライヴが幻惑されたシーンや、いつきが戦うシーンなどから、
『等身大の、異様な美を抱えた女性』
というイメージが強かったんですよね(…もっと、吐き気を催しそうなほどのエロさと異常さを出してほしかったな…)。

 また、アスモダイといつきのパスが結ばれた演出も、もう少しやりようがあったはずなのに(汗)。

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 原作とアニメでは、同じセリフでも込められた意味や、感じ取れる感情が異なってきます。
 原作では『魔法にすべてを捧げることの悲哀と滑稽さ、強さ』がテーマになっています。今回の事件の描き方にしても、視点が全然違うんですよね。

 表面に映る部分は、原作遵守ではあります(…といいますか、下手にいじると事故りますからね…次回との絡みもあって)。
 しかし、アディやいつきの行動一つ一つに込められた覚悟、魔法的な意味、クライヴを追い詰める『血統の違い』…それらの説明が一切省かれているんですよね。

 原作では、『いつきの傷は、アディの傷に。いつきの死は、アディの死に』という、悲壮な状況になっていたんですよ。
 そのあたりも含め、原作で感じていただけたらと思います。

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 今回は、以前に登場した『お化け工場』再来です。
 これにはちゃんと意味があるんですよ。そのあたりも原作シリーズで追っていただけると嬉しいですね。

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 ただ一時、生死はともに。





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Last updated  2008/02/08 07:50:31 PM


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