GOlaW(裏口)

2013/03/25
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 記憶とは自分という存在を作るもの。
 ならば未来の知識と過去の思い出しかない人間は、未来の人間たるのだろうか。


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 信長のシェフの短いながら雑感を。


 神坂一さんの 『日帰りクエスト』 とか、鷹見一幸さんの 『小さな国の救世主』 がすごく好きで、食べることも好きな自分にはツボに入りました。
(信長VS未来人でいえば、 『ダブルクロス・リプレイ・ジパング』 とか 『決戦! 本能寺 -新撰組、参る- Replay:天下繚乱RPG』 を連想してしまいますけどね。ちなみに後者は信長と明智好きにおすすめ)

 信長のシェフが気に入った方には、上記に挙げた作品のどれかが気に入るかなと思います。

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 主人公がヒロイン――と言うよりも信長に惹かれていく様が中心でしたね。
 原作者の信長への思い入れが強く反映されているドラマだと思います。彼の政治の巧みさと、人の使い方の巧みさ、両方が史実やフィクションの両方の部分で描かれているのが印象に残ります。
 特に甘党の下りやとのお市の方との会話でケンが、信長への信頼を強めるシーンはインパクト大でしたね。
 信長の『京でも流行るかもしれぬな』との台詞に、「ひょっとして信長は未来を知っているのかな」と思ったのですが

 自分は恋愛が苦手なので、その辺りの感想は敢えて割愛させていただきますね。

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 明智光秀は実際はおじさんの年齢だったとのことで、その印象が余りに強く。なので稲垣君の明智光秀は最初は違和感がありました。でもタイムスリップの関係で、一種のタイムパラドックスが起きたのかなと脳内で補完して納得。
 ケンの料理の意図を見抜いたり、未来を知ることを詰まらないと言ってみたり、信長とはまた違う強かさと魅力を持っていると思いました。ただ、信長によって血縁ぐるみで振り回される未来が待っているのだと思うと、彼がどう変化するのか(あるいは元からあったものを顕在化させるのか)もう少し見ていたかった気がします。

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 料理を食べる人間への心理作用、そして料理に込められた意味など、ちょっとした知識も楽しいドラマでした。
 歴史好きの人は色々ツッコミも入れられて楽しかったのかなと思います。残念ながら私はそこまで詳しくは無いのですが。

 3か月間、楽しませていただきました。
 出演者の皆さん、スタッフの皆さん、お疲れ様でした!

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 主人公にとっての、自分の縁はきっと、信じられる主の下で。





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Last updated  2013/03/25 08:41:38 PM
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