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2010年10月30日
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今日は3:33分に目が覚めてしまいました。
昨日、SVSでの研修が終了しました。

おとといは午前に、スコットから、午後はハンナから話をききました。
時差ぼけもまだあり、英語を聞くだけで朝からあたまがボーっとなってしまうのですが、
スコットの話で印象に残っているのは、
このスクールの多極性、とでもいうのでしょうか、単語ではポーラーなんとかといっていましたが、
このスクールでは、みんながそれぞれ価値観が違うので、
たとえば、デジタルアートにiMacが欲しい!といっても、他の多数があまり必要性を感じなければ、
お金はスクールからは調達できず、自分たちで工面する必要があるのです。
よく、こんな自由なところにいったら、そんなわがままが通らない世の中ではやっていけないのでは?
という質問をいただくのですが、それがこの答えになると思います。

このSVSというコミュニティーは現実社会と同じように、多様な価値観をもつ人々のコミュニティーで、
やりたいことがなんでもできるわけではありません。
やりたいことがなんでもできるとは限らない、という学びができるのがこのコミュニティーなんだ、
とスコットがいっていました。
でも、自分のやりたいことをスクールミーティングで主張できることは、
ひとりひとりにそれをすることがちゃんと認められている、ということで、
それはどんな小さな子だって、コミュニティーの一員なのだ、という力を持っていることを実感させます。

午後のハンナの話は、例のごとくうとうとしてしまいました。
印象に残っているのは、
親御さんの大事な大事なお子さんを預かるのだから、それ相応のものを持っていないといけない、
ということでした。
私も思いますが、サドベリーにお子さんを通わせようと考えている親御さんは、
本当に意識の高い方です。
お子さんのためにとことん教育について考えた末に、われわれと同じようにサドベリースクール(デモクラティックスクール)へと
行き着いてきた人です。

そんな親御さんのお子さんを預かるのですから、私たちの意識も半端ではいけません。
わたしたちは、プロフェッショナルであるべきです。
我が身を振り返り、大きく反省しました。





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最終更新日  2010年10月30日 22時11分30秒
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