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ホープへ

5月6日 カムループスからホープへ!

たっぷりと睡眠をとってかなり復活!

昨日までは『バンフ』へ行きたい!『カナディアンロッキーを見たい!』という意気込みというか思惑があったのですが、その気持ちはこの時点ですっかりなくなっていました。だってカナダって広すぎ~。車で行くのならもっと日にちが必要だし、日にちがないなら飛行機でいかなきゃだめでしたね。やっとそれに気づいたのでした。

ということで、その日は『カムループス』から北上し 『ウェルズ・グレイ州立公園』 を目指しました。

『ウェルズ・グレイ州立公園』はカムループスの北120kmほどにある『クリアウォーター』が入口の公園。南北約100km、東西約60kmにわたって全く人家のない大自然がひろがっている公園で、クリアウォーター湖をはじめとする多くの湖、ヘルムケン滝などが有名です。

私たちはまたまたひたすら車で移動しました。

カムループスを出てからひたすら道を直進?
だんだんと建物がなくなり、山の中、緑に囲まれた道を進みました。

昨日からずっと思っていたのですが、私たちが走っていた道沿いには家畜の牛や馬、羊がたくさんいました。広い牧場でほんとにたくさん飼われている感じ。新鮮な光景でした。

ところが、いつしか、野生の鹿や馬の姿が…。
自然公園に近づくに連れて野生動物が増えてきたのです。

しか←かわいい鹿。おそらくバンビ♪


そして 『ウェルズ・グレイ州立公園』 入口に到着。
そこからさらに車を走らせ、公園の入口を過ぎてもひたすら緑に囲まれた道を進み続けました。その間、すれ違ったというか、出会った車は1台のみ。オフシーズンだったからでしょうが…。5月なのに寒かったですねぇ。

さらに進むと…ついにやってきました。 『ドーソン滝』
ドーソン滝は落差こそないですが、豊富な水量が岩盤の上を91mの幅にわたって流れ落ちるダイナミックな場所。コマーシャルの撮影などによく使われているらしいです。天気が悪かったこともあって、水量がすごかったですね。滝の上には橋がかかっているのですが、立っていると水しぶきがかかるし、今にも飲み込まれそうでかなりの迫力でした。

ドーソン滝←正直、水の流れがすごくてこわかった


そしてそのすぐ先に今度は 『ヘルムケン滝』 がありました。
滝の高さは137m。落差ではナイアガラの滝の2倍以上。水量も風圧もすごいらしく、あまりの風圧に滝つぼには近づくことさえできないらしいです。ただただ感動しました!日本には絶対なさそうな滝。迫力がすごい。カナダの大自然を感じましたねぇ。カナダで見た風景の中で一番興奮した場所でした。また見てみたいですね。

ヘルムケン滝←今回一番感動!股みたいです!!


『ドーソン滝』から『ヘルムケン滝』へ移動している途中ですが、なんと 野生の熊さん に遭遇してしまいました。まだ小さな小熊だったように思います。かわいかったぁ。とりあえず写真に残したい!とがんばってみました。でも、お母さん熊が近くにいるかも?とひやひやしてしまいました。

熊←熊ちゃん かわいかった


それからさらに進み、 『クリアウォーター湖』 に到着しました。
が、空は厚い雲に覆われ、挙句の果てに雨が降り出してしまい、あまり長くは見られませんでした。
晴れていればきっとすごくきれいな風景を見られたんでしょうね。ちょっと残念。

天候もあって、私たちはこれ以上先へ進むことをあきらめてきた道を戻ることにしました。

その帰り道。ひたすらまっすぐな道を進んでいた私たちですが、前の車にとてもゆっくり走る車がいて、対向車線にはみ出してその車を抜こうとしていたんです。そこに運悪くパトカーがやってきて… スピード違反 で罰金を払うことになってしまいました。はぁ…あの時は二人とも本当にブルーになってしまいましたね。何しろ貧乏旅行をしていた私たちだったので、2万?3万?の罰金はいたかった。最終的にはカナダドルを持っていなかったこともあって、後日彼が振り込んで払ってくれたようです。。。

スピード違反地点←スピード違反地点


そんなアクシデントもありましたが、カムループスになんとか戻ってきまして、日本食レストランで夕食をとりました。なかなか美味しかったです!うどんや天ぷら、お寿司に混じってなぜか石焼ビビンバなんかもあって…でもそのビビンバがなかなか美味でした。

日本食1←なかなか美味でした♪


そして時間のなかった私たちは“行けるところまで行こう!”ということで車をさらに走らせました。
途中、完全に日が暮れてしまい、周りは真っ暗。しかも、ガイドブックを頼りにひたすら進んでいたのですが、だんだんガイドブックに載っていない地域に突入。一時は本当に不安になりました。

夜の10時くらいに小さな町 『ホープ』 に到着。
とりあえずはここに宿をとろうと宿を探しました。夜の10時ということで町は真っ暗。そんな中、1軒のMOTELに入ったところ、そこはなんと日系のおじさんが経営するMOTELでとても親切にお部屋に案内してくれまして、ゆっくりと眠ることができました。

ということで、この日はかなり中身の濃い1日となりました。


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