LD(書字障害)ってどんな症状?!

【書字障害とはどんな症状?-我が家の場合-】

我が家の次男のケースです。

色々な本を読んだりもしましたが、
多くは
「こんな子いませんか?」
というレベルで、具体的な対処法が書かれている本はまだ少ないのが現実です。
もちろんプライバシーの問題もあるでしょうから
具体的にはなかなか指導書が書きづらい。
あるいは、個人個人で症状が違うため
対処法が確立されていない というのが本当の所でしょう。

我が家の場合は 読みよりも書きに困難を示すLD、書字障害児です。
これは、小学6年の時の学期末テストで
担任の先生はきっちりと 書き の指導をして下さっていたので
はね、とめがきちんとしていない、ところで×がついています。
(かなり厳しく採点されています。)


では、まず書きのテストから。。。

2005-12-15 22:11:29
磁石、給食、階段などの漢字は上下逆 になっています。
また、宣伝の伝の字は何度指導しても行にんべんになってしまいます。。。

そして、次が読みのテストです。
ミミズが這ったような字ですが、

読み の方が得意です。。。

2005-12-15 22:13:23


中学1年の7月最終週より1週間に1度20分の漢字学習の支援を受ける事になりました。

1学期にコーディネーターの先生との話し合いにより
「中学3年間で小学高学年の漢字の読み書きが出来るようにする。」
という目標を立て練習に取り組みました。

国語科の先生が2年前に通常学級の学生の漢字力アップのために
作成した問題を利用して1週間に10文字ずつの練習を行う計画を立てました。

以下内容をコーディネーターの先生の了承を得ましたので
スキャンして掲載致します。

2005-12-18 07:10:50

2005-12-18 07:11:04

2005-12-18 07:11:30

2005-12-18 07:11:46

家庭では先生が用意して下さった上から3番目にある升目の用紙に
1日1枚づつ練習をし1週間20分の枠でテストを行い、出来なかった漢字を時間内で練習する。

合間に「LD児の漢字学習とその支援」のCDからプリントしたものも家庭で利用して練習する。

家庭学習については、担任に前日学習した内容を見せて確認してもらう。

という手順を立てたのですが、、、

習得するペースが遅く、
20字を繰り返し練習することに。

1番上のプリントは11月第3週の確認テスト
(丁寧に書いたら先生に褒められた!と言っていました。)
そして2番目のプリントは11月第4週のものです。
そろそろ次の10文字の学習に移ろうとしたところで
先生が出張のため支援教室がお休みでしたので
家庭で行ったもの4番目のプリントです。

解答用紙を観察すると、
放送委員会 は 最初「 放送 」の 上下が入れ替わって いて、翌週では放の字が
左右逆 になっています。 貿易会社 はできていた会社の単語が翌週 社会 に。。。

一番下のプリントでは 短い枝 の短いが 頭の左右入れ替わったものに。
健康第一 健康が上下逆 第が弟に
特別教室 教が数に

ある日出来ていたものが次の日に左右、上下入れ替わったりします。
一方、習得できている漢字もあります。

書いている内容を見ていると、「意味」から覚えようとしているように見受けられます。

(→ 12/18の日記  多くの方からコメントを頂きました。m(_ _)m)



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