僕、釣り銭を
kuzu.Yon.Diary. 08'7.30
【天使の誤算.】
女:「この指輪きれいでしょ~。」
男:「ダイヤとかホント好きだよね?女の子って。」
女:「女は宝石のようにいつでも
キラキラ輝いてたいって思ってるんだよ。」
男:「たんなる
自己顕示欲の現れな気もするんだけどなぁ。」
女:「あ~、それはそれで図星だなぁ~。」
男:「でも宝石なんてお前の瞳に比べたら
河原に転がってる小石みたいなモノだよ。」
女:「んやぁ~だもぉ~。(はぁと)」
(※崩れるバカップル語録 NO'3.)
さて。暑い日が続いてますが
皆さん、体調の方は大丈夫でしょうか?
僕は
いたってすこぶる過労死しそうなほど元気です。
暑い時は食欲不振になりがちです。
この暑さを乗り切るにはやっぱりスタミナです。
スタミナなくして、"柚木ティナ"は語れぬ!
と言うように(言わねぇし一部の人しか知らねぇよ)
スタミナをつけなければ、出るモノも出ません。
だもんで
昨日の晩飯に味噌ラーメンを食べたんですが
そのスタミナをつける為に巨大なニンニクを3片ほど
摩り下ろして、ビバっ♪投入してみました。
う~ん。我ながら欲張りさんだこと。
その結果、食べ終えてから
20時間以上経過しているにも関わらず僕の胃袋は
未だにニンニク臭をプンプンと放っている気がして
なりやみません。むしろ病んでます。
とりあえず臭いので
とりあえず息を止めてみたら
とりあえず窒息死しそうだったので
とりあえずやめました。
とりあえずいい加減にして下さい。
食後、コンビ二エンスなストアまでスキップしながら
買い物に出掛けたんですが・・・
あぁ~。・・むしろ、嗚呼~、なんてこったい。
店員が
「夏川 純」にそっくりな少女です。(推定年齢18歳)
もし仮に、推定年齢18歳の夏川純似の少女に
ニンニク臭いのがバレたら
2度と夏川純のグラビアを拝めなくなる・・・。
僕の夢はキスだけで女性を昇天させるという
ほんのささやかなモノですが、
惜しげもなくニンニク臭を撒き散らしては
スマイリーだった僕は、違う意味で女性を
昇天させる男になれたと
今更ながらに思うワケであります。
そして
夢は今・・・動き出す。(※注:妄想スタート!)
僕のキスは "ヒットまんず・キッス" と謳われ
瞬く間に日本中でブームに。その噂を聞き付けた
ハリウッドからは早くも映画化の話が!
その後、
ハリウッドから日本へリメイク版として制作、
そして上映される運びと相成るワケです。
(ここはあえて、逆輸入という形を取りました。)
映画タイトルは"ヒットまんず・キッス"を
そのまま和訳し「殺し屋の接吻」に即決。
タイトルだけ見ればなにかVシネマの
そこそこわりとエロいけど
決してアダルティ~なコーナーには置かれていない
B級ポルノっぽい感じがしますが違います。
映画の内容は、殺しの依頼を受けた殺し屋が
接吻だけで人を殺していくというモノ。
内容が内容だけにR-15指定ですが、話題が話題を呼び
史上空前の稀に見る大ヒットですよ。
んが、しかし。
内容は殺人だけが描かれている訳ではありません。
接吻だけで人を殺せるというのは
殺し屋にとっては最高の武器です。
最高の武器ですが、主人公(殺し屋)の胸の内を
もっと深く考えてみていただきたい。
そぅ~、殺し屋の口臭は、いつ何時、いかなる時も
" ニ ン ニ ク 臭 " であるという事実を。
ここで殺し屋が
電車に乗ったことを想定してみてください。
女子高生からは
「あいつマジ臭ぇんだけどっ!」
と言う、まるで年配サラリーマンの心を
全力で破壊するかのような罵声を浴びせられ・・・
はたまた、小さな子供からは
「おにぃちゃんお口臭ぁ~い!」
と言う、
まるで一昔前に流行ったポリデントの
CMみたいな言葉が投げかけられるのです。
こんなこと言われたらショックで
即座に歯がすべて抜け落ちてしまいそうです。
そして、さらに。
人が誰かを好きになると当然キスをしたくなります。
しかしながら、キスをすることは
それ、即ち命を殺めることになるのです。
ゆえに、殺し屋は誰1人として
人を愛することが出来ないのです。
皆さんはこの映画を、涙なしで観れますか?
皆さんはこの映画に、胸を打たれませんか?
これには冷酷非道な悪魔の僕でさえ
かなりの割合で涙してしまうに違いありません。
仮にこの映画を、探偵・ナイトスクープの局長こと
「西田 敏行」 が観たならば
急性の脱水症状を起こしかねないほど
涙してしまうに違いありません。
どうでもいいけど西田敏行の涙腺はあれか?尿道か?
お前の涙の量はあれか?
寝る前に飲んだくれた翌朝の尿量か?
兎に角、殺し屋として最強がゆえに人間として
生きることが出来ない・・・という皮肉。
生まれながらに口からニンニク臭を放つ
殺し屋の、あまりに哀しきヒューマンドラマ。
そんな爽やかな妄想を頭に巡らせながら
レジに向かうべく歩を進める僕。
レジ越しには夏川純似の少女(推定年齢18歳)が
タバコの補充をしており、
僕は口からニンニク臭が漏れるのを
是が非でも避けようと口を真一文字に結びました。
純:「いらっしゃいませぇ~。」
崩:『・・・(ひたすら無言)』
<ピッ、ピッ、ピッ>(バーコードを読み取る音。)
純:「合計で628円になりまぁ~す。」
崩:『・・・・(財布から無言で野口くんを出す)』
純:「1000円お預かりしまぁ~す。」
崩:『・・・・(釣りはいらねぇ、取っときな!
と言いたいけど無言)』
純:「372円お返しいたしまぁ~す。」
崩:『・・・・・・・
(そのまま手を握って、僕と踊らないかい?
と誘いたかったけど無言)』
その時、悲劇は突然に。
羽交い締めに
純:「大丈夫ですか!?」
崩:『・・・(平気ですと言いたいけど無言)』
夏川純似の少女(推定年齢17歳)が
慌ててこちらに寄ってきました。
絶対に近づかないで欲しい旨をなんとかして
伝えたいにも関わらず、
ニンニク臭をぶちまけてしまうのが怖くて
口を開くことが出来ずにうろたえる僕。
兎に角、
近づかれたらば、それ即ち死を意味するのだから。
殺し屋の接吻はニンニクの味。
君を即死させることなど朝飯前なのだから。
余裕なのだから。チャンチャラ可笑しいのだから。
崩:『・・・(お願いだから近づくな)』
崩:『・・・(お願いだから手伝うな)』
(来たら犯すぞ!)
来ちゃったよ・・・。
とりあえずはまだ捕まりたくないので
目で犯してやることにしました。軽くね。軽く。
夏川純似の少女(推定年齢18歳)が
小銭を拾うのを手伝い始めました。
150センチ半ばほどの小さな身体を
更にコンパクトにするかの如く丸めながら
四方八方に飛び散った小銭を、小さな手から
繊細に伸びた五本の指で拾い集めました。
気が付けば、肩が触れ合う距離。
隙あらば、バックを取って卍固め出来そうな距離。
く、くそぅ~、どうしよう・・・
天使の口が
純:「これで全部ですか?」
ここまで丁寧に接客してくれて無言を貫き通す
ワケにもいかず、僕は真一文字に結んだ口を
ブラのホックを外すが如く、そっと解きました。
そして、柔軟材のように
優しくふんわりと言葉を吐いたのです。
崩:『あっ、うん。ゴメンな。
変な仕事までさせてもぅ~て、ありがとう。』
純:「いえ、私の方こそ
お釣りちゃんとお渡ししなかったんで・・・。」
僕の至近距離で、夏川純似の少女(推定年齢18歳)が
" 天 使 " の如き発言。
この子はきっと " 天 使 " なんだと思いつつ
僕は
" 重大すぎる事実 " に気づいてしまったワケで。
⇒
死にたくなりました。(心から)
「はらたいら」って誰?↓そんな質問マジ勘弁。
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