ふんばりヶ丘、西岸寺、葉と阿弥陀丸が初めて出会った場所。
とても静かな風が吹いていた。

「葉殿、拙者はこの場所で葉殿に出会った。拙者の600年もの辛い思いから、葉 殿は救ってくれた。拙者はまことに感謝してるでござる。」
「うえっへっへ、なぁに今頃そんなコトいってるんだ。オイラ照れるぞ。」
「葉殿・・・このハオに届かない拙者をまだ葉殿のそばにおかせてくれるでござる か?」
「あたりまえよ。阿弥陀丸はずっとオイラのそばにいるんよ。」
「ずっと?ずっとなのでござるか?」
「あぁ。」
「ほんとの、ホントにでござるか!?」
「そ、そうだ、どうした?」
「いや、別に何でもないでござる」

「まん太、ちょっといいか?」
「あ、葉くん。」
「言いたいことがあるんよ、今阿弥陀丸はいねぇから。」
「なに?そんなに申告な話?」
「いや、そうでもないぞ。でも。昨日、阿弥陀丸と話してたんよ。
 そしたら・・・」
「そんなコトがあったんだぁ。何かあったのかな?阿弥陀丸。」
「うーん・・・わからん!ホロホロのトコにも行ってみるかな。」
「じゃあ、ボクも行くよ!」


「阿弥陀丸がぁ!?」
「ってなんでチョコラブいるのっ!」
「うっせぇ~な。まん太。オレはオレだ。」
「いみわかんないし・・・」
「で、ホロホロわかるか?オイラ心配なんよ。」
「それは恋だな!」
「こ、恋?誰にだ?」
「決まってんだろ、葉、お前にだよ、」
「げぇ~~~~~~~~~~~!お、お前ら、ほ、ほ、ほ、ホモだったのか?!」
「うるせぇ、チョコラブ!とにかく、葉、お前は阿弥陀丸にホレられてんだ!わか るか?!」
「えっ、そうなんか?わからんが・・・」
「まぁ、とにかく今はフツウに接するコトだナ。」
「あぁ、すまんかったな。」
「葉くん・・・」


「なんだ貴様!かってに人の家に入ってきて!」
「いいじゃない、蓮、ほら牛乳よ。」
「すまない、姉さん。で、用件はなんだ。」
「あのな・・・」

「そうか、それはもうお前のコトが嫌やになったんだな!」
「えっ?」
「オレのところに来たくなったんだ!きっとそうだ!わっはっはっ!」
「・・・」
「そいつにいっとけ、オレのところにいつでも来て良いんだぞってな!」
「ぼっちゃま!」
「あぁ、わかった。それはナイケドな。」


「葉殿、お帰りになたでござるか、アンナ殿がお怒りに・・・」
「・・・エッ!?ヤバいなぁ!まん太m!助けてくれ!!」
「えっ?ボクが?ムリだよ!」
「葉殿、まん太殿、一緒に逃げるでござる!!」
「逃げる?!よし、3人で逃げるぞ!」
「えぇっ。いいの?アンナさん怒らないかな!?」
「大丈夫でござる。なんとかなるでござる。葉殿!」
「あぁ!そうだ阿弥生阿丸!逃げるぞ!」

「はぁ、疲れたな。ってまん太がいないっ?!どこいったんだ!?」
「まん太殿はアンナ殿にうまく説明しておくからと言って残ったでござるよ。」
「まん太・・・」
「なんでござるか?葉殿。」
「いや、また来たな。ここ。」
「そうでござるね。」
「あの、阿弥陀っ」
「葉殿!拙者、葉殿のコトが好きでござる!!」
「?!」
阿弥陀丸は葉を押し倒した。
「阿弥・・陀・・丸?」
「拙者は、葉殿とお供してきて、わかったでござるよ!もう、この思いは押さえき れないでござる!」
「あ・・・や、めろ・・・やめ・・・ろ・・・やめ・・て!」

「葉殿・・・」
「なんだ?阿弥陀丸。」
「先ほどは拙者すまないコトを・・・」
「いいんだ、阿弥生陀丸。オイラも別に嫌やでもなかったぞ。」
「葉殿・・・本当にすまなかったでござる。」
「だからいいって。アンナとまん太のトコに行こう」
「そうでござるね。あっ、葉殿!拙者をこのまま、葉殿の持霊として、ソバにおか せてほしいでござる!もう、決してあんなコトは!」
「わかってるって、阿弥陀丸、ずっとオイラのそばにいてくれよ、オイラからの
 たのみだ。」
「葉殿!」
「じゃあ行くか!」
「そうでござるねっ!」

「葉、阿弥陀丸、遅い!」
「ははは・・・アンナ、スマン!」
「まぁ、いいわ。理由はまん太から聞いたわ。誰かわからないやつが葉にしかけて きたんだって?」
「あ?・・・あぁ!」
「?、それで結果は?」
「大成功だ!」
「大成功?何よそれ、まぁ、いいわ。今まん太が夕飯作ってるわ。そろそろ終わる わね。行きましょ。」
「はっはい!」
「葉殿。」
「ウエッヘッヘ、良かったな。まん太がウマく言っといてくれて。助かった。」
「そうでござるね、まん太殿にお礼を・・・」
「そうだな、ってオーイッ!ホロホロに、蓮、チョコラブ、竜、リゼルグ・・・みんななんでいるんだ?!」
「そんなことはいいじゃねぇか、座れよ、」
「何偉そうにしてるんだ、ホロホロ。ここはオイラんちだぞ。」
「どうだ?葉、オマエの持霊はオレのトコロに来ることになったのか?」
「拙者は葉のソバにずっといるのでござる!」
「ハッハッハ、やはりな。オレでは、オマエ達のような仲にはなれないからな。」
「ウエッヘッヘ、良かったな、阿弥陀丸。」
「///そ、そうでござるね!良かったでござる。」
「あっ、そうだ、じゃあオイラちょっとまん太のトコに行って来るぞ。」

「まん太!」
「うわぁ~~~っ!ビックリしたなぁ、葉くんか。」
「料理頑張ってるな。たまおはつくんねぇのか?」
「うん、今日はボクが料理作ろうとおもってね。葉くんのためにさ」
「そりゃ、ありがとよ、期待して待ってるからな。」
「阿弥陀丸とはどうなったの?」
「あぁ、いろいろあったけど、阿弥陀丸はわかってくれたんよ。」
「いろいろ?」
「ウエッヘッヘッ、そりゃ秘密だ。」
「なにそれ?怪しい・・・まぁ、いいや。・・・ボクも葉くんのそばにずっといた いよ・・・」
「?!」
「って、こんなコト言ったら阿弥陀丸と一緒になっちゃね。ゴメン。」


「オイラ、まん太のこと好きだぞ!」

最後マデお読みくださってありがとうございます。
今回はなんですか・・・なんとゆうか毎回そうですが最後がキリッと決めれれなくてヤッパなんか変ですね。なんかなんかっておおすぎてごめんなさいな。
今度また作ったら読んでね。






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