ハハゴコロ

12月 大学病院へ転院だ(前編)



2005-10-05 20:48:28


数ヶ月ぶりに訪れたツワリのない平和な時を

食べて飲んで遊んでうかれ暮らしていた私ですが

(いや、実際はそれなりにいや、かなーりセーブしてますけども)


11月の検診で血糖値が「+プラス」だねと

念のため血液検査をすることになりました。ドキッ


妊娠するといろんな検査ありますよね、梅毒やらHIVやら

見に覚えがないようなことでも「さあ、調べますよ」と言われれば

やはりドキリとします。

でもいつも結果オーライだったので今度もきっと大丈夫と

タカをくくって過ごしていましたゆっちさん

結果からいうとあまかったです(苦笑)





前回の検診から2週間後


いつものように超音波エコーを見るため診察台に横になった私に向かって

机にむかったまま初めて会ったその日の担当医はいきなりこう言いました。

(えと、当時の手帳に書いてあった医者の台詞をそのまま書きますね。
 手帳なんてみなくても忘れないくらいちゃんと覚えてるけど
 ちょっとビックリするかも?)


「アンタ糖が出てるね、糖尿病!
 何やってるの?アンタこのままじゃ赤ん坊死ぬよ!!
 もう死んじゃうよ、で、どうすんの!?
 あぁ、もううちじゃあ診れないから紹介状持って大学病院行って」

一気にそう まくしたてエコーをほんの一瞬だけ見て紹介状を書き出し

「これ持って行って」と紹介状の入った封筒を机の上に放り

もう顔も上げなかった。


はい、皆さん・・・どうでしょうかね、これ?

もちろん声のトーンは怒鳴るに近い感じですよ


糖尿病とはどういうリスクがあるとか今どんな状況が切迫してるのかとか

そういう説明は一切無く、ただひたすら怒られて

何度も何度もお腹の子供はダメだ、死ぬ死ぬ言われて

無言の私に向かって「なんか言うことないの?聞いてるの?」ですってさ。


これって立派なドクハラだと思います。

いや、もう立派に暴力な気がしますがいかがでしょう?


その医者に言いたいことならいくらでもありましたよー。

思っていることストレートにあなたにぶつけてもいいんかい?

売られているならこの喧嘩買いますよ?


とか思いつつ
でもね、実際はコイツの前でだけは意地でも泣かない!と
がまんするのが精一杯でした。

本当にくやしかった。

怒りに震えるとはこういう状態なのかと30数年生きてきて

この日、生まれて初めて知りました。


だって私のせいとはどういうことなの?

言っておきますけど私はそれまで健康診断を受けても

糖尿だといわれたことも高血糖だとも言われたことは1度もありませんでした。
この病院でも尿検査は毎回やってるし前回を除いては糖が出たこともなかった。

仮に私が気が付かない間に病気になっていたとしても

100歩譲ってそれくらい危険な状態が切迫してると私に伝えたかったとしても

他に言いようがあるでしょう?

あんたにそんな風に言われる覚えは無いって感じです。

そんな風に思うくらいこの医者は感情的に怒ってましたねぇ




なんとか涙を見せずに診察室を出て待合室に戻ると

顔見知りの看護婦さんが遠くから見ているのが分かりました。

でも誰もフォロー無し (ノ△・。)

来た時には「分娩予約そろそろですね」なんて話しかけてきた受付のひとも
帰りの会計では知らん顔だし(笑)


その後 病院を出るともう涙が止まらない

そのまま夫に泣きながら電話して説明をして

仕事を抜けて迎えに来てくれた夫に家まで送ってもらいましたっけ

そうじゃなくても妊婦は感情の起伏が激しかったりするのにね

例外なく私もそうですから、はい、その日は1日 泣いて過ごしました。


それにしても人気があって親切な産院と評判の良かったこの病院も
トラブル妊婦には不親切、金儲け主義なのかも!と ちょっと思いましたよ。

↑ この辺りちょっと被害妄想入ってるかな(苦笑)
でも上の医者の発言に書いてあることは本当。
これは妄想じゃないっすから


思い出して書いてる今でも本当に腹がたつ

妊娠中 唯一のうらみごとでした・・・続く・・・







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