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2017/07/09
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安倍晋三の政治思想、その根底にある「憎悪」

2017.7.1 アキバ街頭演説でのこの言葉は、今後くりかえし何度でも引き合いに出されるだろう。


画像は下記サイトより

 朝日新聞7/6→ 首相発言、「丁寧な説明」どこへ 帰れコール→「こんな人たちに負けられぬ」
みなさん、あのように人の主張の訴える場所に来て、演説をじゃまするような行為を、私たち自民党は絶対にしません。私たちはしっかりと政策を真面目に訴えていきたいんです。 憎悪 相手を誹謗中傷したって、みなさん、何も生まれないんです。こんな人たちに、みなさん、私たちは負けるわけにはいかない。


動画URL→ https://youtu.be/-C17J5XK6Jg

反論は山ほどあるけど今日はそこは割愛して、私がとても違和感を覚えた 「憎悪」 という言葉にスポットをあててみようと思う。
違和感を覚えたのは、国民の「怒り」を「憎悪」に変換してしまう、この奇異さだ。
安倍お得意の、いつもの印象操作かとも思ったけど、たぶん、そうじゃない。
この言葉はとっさの延髄反射、つまり感情のままに出てしまったのだろう。
なぜなら、この人自身の政治思想の根底にあるのが「憎悪」だからだ。
自分がそうだから、他人もそう見えるのだろう。

この「憎悪」を理解するには、安倍の言う 「戦後レジームからの脱却」 の真の意味を知る必要がある。

社会科学者の随想さんも「憎悪」という言葉に引っ掛かっていたので、一部分引用してみる。
 社会科学者の随想7/6→ 政治権力を私物化してきた「あんな人たち」(安倍晋三政権)が「こんな人たち」(国民たち)を見下し,無視する政治が早くも4年半が経った
 補注)この「憎悪」という表現が興味深い。本当のところでいえば「安倍晋三の立場・思想からにおいてこそ,この憎悪を向けてきた「ある対象」が観念的にあった。例の「戦後レジーム」(敗戦後体制観=東京裁判史観)の否定論がそれを端的に表現している。安倍は,この敗戦に原因する「戦後日本の国家体制」そのものを全面的に否定し,完全に脱却するのだと主張していた。

 そうした安倍晋三なりの〈保守・極右〉的な政治イデオロギーは,敗戦前までとはまったく異なっている日本国内の軍事的状況,すなわち在日米軍基地に囲繞された「日本国内の国際政治」のなかで主張されている。だが,「安倍第2次内閣」が4年半が経過した現在においてもなお,その実際的な結果はなにも出せておらず,「対米従属国家体制としての日本」はそのまま継続・維持されている。

 たとえば「キャンプ座間」には現在,米軍の第1師団司令部が置かれており,ここには陸上自衛隊中央即応集団司令部も間借りするかのように同居している。これが「敗戦後に固定されてきた日本の国家体制(戦後レジーム)」を,より具体的に説明する一例である。米日間の上下従属的な軍事同盟関係は,いっそう堅固なものにしあげられている。この事実は説明するまでもない日本国内の軍事事情である。安倍のとなえる「戦後レジームからの脱却」は,最初から完璧に絵空事であった。

( ̄^ ̄ ;)う〜ん。素直に考えれば 「戦後レジーム」 ってのは、敗戦に原因する「戦後日本の国家体制」
つまり、
 ・実質アメリカの植民地状態(米軍基地、政治・経済的支配)
 ・東京裁判史観
 ・アメリカの押し付けた憲法とそれに付随する価値観
であり、
「戦後レジームからの脱却」とは、これらからの脱却、
つまり日本が本当の意味で独立するって事になろうかと思うが、
ところがどっこい、安倍はいまだにアメリカ様への追従を止めない。
止めないどころか進んで追従してるように見える。
この自己矛盾をどう解釈すべきか? と悩むところだが、
以前にリテラが面白い解釈をしていた。
 リテラ2016.12.28→ 安倍首相が真珠湾で「アメリカ様のおかげ」スピーチ! 戦後レジームからの脱却はどうなった? 二枚舌に唖然
ここから一部分引用
 実は、安倍首相の中には「良いアメリカ」と「悪いアメリカ」という2つのアメリカがあり、それは安倍首相の政治行動の原点となっている祖父・岸信介のアメリカとの関係性が大きく影響している。

  …大量に中略…

 それが何かを語る前に、戦後アメリカの対日政策には2つの流れがあったことを指摘しておく必要がある。ひとつは民政局(GS)に代表されるニューディーラーを中心としたリベラル勢力で、日本国憲法の素案づくりにも携わった。民主化を徹底する立場から旧指導者への処分も容赦がなかった。もうひとつは治安を担当する参謀本部第2部(G2)を中心とした勢力で、対ソ連、対中国戦略を第一に考える立場から、日本を再び武装化して“反共の砦”に育て上げようと考えていた。GHQ内部ではこのふたつの勢力が対立していた。

 岸は、日本におけるアメリカの国益を実現するため、アメリカによって選ばれ、アメリカの資金でつくられた首相だったということだ。A級戦犯容疑者の身からわずか9年、公職追放解除からたった5年足らずで政界トップに上り詰めた秘密がここにある。

とても長いので断片的に引用した。面白いので是非読んで欲しい。

「昭和の妖怪」との異名をとった安倍の祖父岸信介は、戦時中の中国でアヘン取引により資金を得て、これを戦争にぶっ込んでた。
敗戦後、岸信介はA級戦犯として巣鴨プリズンにぶち込まれる。
同時にぶち込まれた東条英機の絞首刑が執行された翌日に、岸は何故か不起訴処分で釈放される。
その後岸は、公職追放解除からたった5年で政界トップに上り詰める。
ここに、アメリカ(CIA)とのアヘン情報のウラ取引があったと言われる。

GHQ内部ではこのふたつの勢力が対立していた。
 (GS)…リベラル勢力で、日本国憲法の素案づくりにも携わった。
 (G2)…日本を再び武装化して“反共の砦”に育て上げようと考えていた。
米ソ冷戦が深刻化するにつれ、G2が優勢になって行く。
このG2勢力の下にあるのがCIAで、岸信介とCAIの関係は深い。

再びリテラの記事を引用。
こうした歴史を振り返ると、いま現在の安倍政権がやろうとしていることの謎が解けてくる。
 Q:安倍首相はなぜ、集団的自衛権行使にあそこまでこだわるのか?
 A:おじいちゃんが不起訴の見返りにアメリカと約束したことだから。

 Q:安倍首相はなぜ、日本国憲法を「みっともない」と毛嫌いするのか?
 A:おじいちゃんを助けてくれたG2と敵対する人たちがつくった憲法だから。

 Q:安倍首相はなぜ、改憲しようとしているのか?
 A:それも、おじいちゃんが不起訴の見返りにアメリカと約束したことだから。

 Q:安倍首相はなぜ、沖縄の「屈辱の日」をお祝いしようとするのか?
 A:おじいちゃんの公職追放がやっと解除された記念の日だから。

 Q:安倍首相はなぜ、「侵略」や「おわび」や「反省」をためらうのか?
 A:あの戦争はおじいちゃんも深く関わった自存自衛の聖戦だから。

 そう。新安保法制も改憲も、すべては、おじいちゃん、岸信介とつながっているのだ。

 そういえば、安倍首相はそのアメリカ観も、岸信介に強い影響を受けている。安倍首相の中には「良いアメリカ」と「悪いアメリカ」、2つのアメリカがある。「良いアメリカ」は、おじいちゃんを救ってくれた。戦前の日本の旧指導者にも寛容だったアメリカ。一方、「悪いアメリカ」は日本に憲法9条や主権在民、人権尊重などを押し付け、戦前の日本の旧指導者を“悪”と決めつけたアメリカ。

つまり安倍にとって、米軍基地や日本の資本をアメリカに捧げるのは、良いアメリカへの追従。
憲法や戦後の価値観は、悪いアメリカが押し付けた「戦後レジーム」であり脱却すべきもの。
自己矛盾にはあたらないってわけだ。

正直、この記事を最初に読んだ当初は、ちょっと眉唾かなぁと思ってた。
だって、一国の政治がそんな子どもじみた理屈で左右されてるなんて、
にわかには信じがたいじゃないですか。

でも、自分で色々調べたり、最近の森友や加計の追及での安倍の子どもじみた言動を目にするにつけ、次第にリテラのこの記事は説得力のあるものへと変わって行った。

安倍の幼少期、父、安倍晋太郎は駆け出しの政治家で忙しくほとんど家にいなかった。
安倍晋三は、祖父岸信介を父代わりとして育った。
安倍自身も岸信介の「DNAを引き継いだ」との発言をしている。
「昭和の妖怪」は、安倍の中で生き続けているのだ。
岸信介と言えば、日米安保体制の成立に尽力し、60年安保の苦境も乗り切った人である。
その当時、岸家は反対派の怒号に包まれた。
そんな中で育った安倍には、反対運度への憎悪があるのだ。

おじいちゃんを苦しめたものへの「憎悪」
それが安倍の政治思想の根底にあり、それは今、自分に反対する者への憎悪として現れていると思う。


※安倍の幼少期の体験から現在の政治思想への話としては、現代のこの記事がオススメ。
 現代本2015.9.19→ 安倍晋三の正体〜安倍家三代、華麗なる政治家一族の謎に迫る
ちょこっと引用
「日米安保を堅持しようとする保守の自民党が悪玉で、安保破棄を主張する革新勢力が善玉という図式だ。マスコミも意図的に、そう演出していた。打倒する相手は、自民党の政治家だったわたしの父や祖父である。とりわけ祖父は、国論を二分した一九六〇年の安保騒動のときの首相であり、安保を改定した張本人だったから、かれらにとっては、悪玉どころか極悪人である」

「祖父は、幼いころからわたしの目には、国の将来をどうすべきか、そればかり考えていた真摯な政治家としか映っていない。それどころか、世間のごうごうたる非難を向こうに回して、その泰然とした態度には、身内ながら誇らしく思うようになっていった。
間違っているのは、安保反対を叫ぶかれらのほうではないか。長じるにしたがって、わたしは、そう思うようになった」


大きな意味で言えば、安倍晋三もまた、アメリカの謀略の犠牲者なのかも知れない。
だからと言って、間違った事を肯定する気はさらさら無いですが。
ただ、何と言うか、根の深さには考えさせられてしまう。

戦後、日本人に与えられた憲法は、それまで支配されてた側には福音だった。
けれど、支配してた側には憎悪の対象となった。
それが子孫に受け継がれ72年過ぎた今、表面化している。





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最終更新日  2017/07/09 11:27:50 PM
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