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弁護士有志らでつくるグループが8月7日、弁護士会館で記者会見し、加計学園・獣医学部の認可について、安倍首相らに宛てた質問状を公開した。
記者会見した「加計学園問題追及法律家ネットワーク」のメンバーは、これまでに公開された議事録などを検討した結果、加計学園獣医学部の新設認可を決めるこれまでのプロセスで「石破4条件を検討した形跡がなかった」と指摘。
もし、吟味していないとすれば、認可は「違法性を帯びる」と問題提起した。そして、こうした観点から、安倍首相らへの質問を投げかけた。
画像は上記サイトより
まず、これまでの状況をざっと振り返ろう。
従来、獣医学部の新設は、規制があったのでムリだった(大学等認可の基準1条4号)。
そこで、国家戦略特区の枠組みを使って規制を外すことが検討され、2017年1月20日、加計学園獣医学部を規制の適用外にすることが決まった。
ただし、特区制度で外れたのは「大学等認可の基準1条4号」だけで、大学設置のためには他にも超えるべきハードルがある。
そのため現在、大学設置審議会が最終的に設置を認めるかどうかを話し合っている。
質問状のポイントは?
今回、加計学園問題追及法律家ネットワークがした、ひとつめの質問は、次のようなものだ。
【質問1】……
1、現在の提案主体による既存の獣医師養成ではない構想が具体化すること。
2、獣医師が新たに対応すべき分野における具体的な需要が明らかになること。
3、既存の大学・学部では対応が困難なこと。
4、留意事項として近年の獣医師の需要の動向も考慮して全国的見地から検討がされること。
①感染症対策や生物化学兵器に対する対応などの「新たなニーズ」が明らかであること。
②それが現在存在する国公立・私立の獣医学部や獣医学科では対応が困難であること。
③特区として開設を希望し、提案する主体が「このようにして従来の獣医学科とは異なる教育を行う」というカリキュラム内容や、それを行うに相応しい教授陣などの陣容を具体的に示すこと。
④現在不足が深刻化している牛や馬、豚などの「産業用動物」の治療に従事する獣医の供給の改善に資すること。
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