「かぶらの茎・5題」


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2005年11月21日
「かぶらの茎・5題」
●浅漬け
漬物の基本は「生の素材100gに対して塩3g」。よく洗って(砂を
落として)食べやすい長さに切った茎をポリ袋に入れ、水分ごと重
さを量り、その3%分の重さの塩を入れてよくまぶし、少し揉んで
から空気を追い出して(水分が漏れないように)封をし、全体を器
かタッパーかに入れて冷蔵庫へ。翌日には食べられます。
塩1gは、手のひらのくぼみに塩をさらさらと盛って、500円玉
大ぐらいに広がれば、だいたい1gですので、ご参考に。なお、塩
の一部を昆布茶に代えても美味しい浅漬けになります。

●佃煮
よく洗って細かく切った茎を、フライパンで多いめのごま油で炒め
ます。水分がとんでしんなりしてきたら砂糖、酒、醤油で味付けし、
さらに水分がなくなるまで、よく炒りつけます。お好みで七味など
を振っていただいてもOKです。(上の「浅漬け」もそうですが、
「茎」というのは「茎も葉も」というつもりで書いています)

●クリーム煮
茎はよく洗って食べやすい長さに切ります。小鍋に水(120cc×人数
分)と切った茎を入れて火にかけ、煮立ったらいったん火を切りま
す。ホワイトシチューのルー(小さなひと山×人数分)を加えてよ
く溶かし、もう一度煮立たせればできあがり。2度目はあまり煮立
ちすぎないようにしてください。もちろん、きのこ類や細切りたま
ねぎ各少量を加えてもOKです。

●炒め煮
茎は洗って食べやすい長さに切ります。薄揚げ(茎1球分につき半
枚ぐらい)を細く刻みます。フライパンにサラダ油少量を入れて、
茎をしんなりするまで炒め、薄揚げを加えて少し炒めます。水(ま
たはダシ)100ccを入れて煮立たせたあと、みりん、醤油で味付け
し、煮含めます。熱々でも、冷ましてからでも、どちらでもどうぞ。

●あっさり炒め
しめじ(適量)はほぐします。かぶらの茎は洗って、しめじと同じ
ぐらいの長さに切ります。にんじんも同じぐらいの長さのマッチ棒
に切ります。フライパンにサラダ油少量を入れ、まずにんじんを炒
め、かぶらの茎、しめじの順に加えて炒め合わせます。よく炒まっ
たら酒少々を振りかけ、塩で調味します。器に盛り分けてから、ご
まを振りかけます。酒と塩以外、他の味付けは加えず、素材の味だ
けを楽しむメニューです。

※以上は「かぶらの茎の部分の食べ方をおしえてください」という
  yama65さんのリクエスト(2005年11月20日)にお答えした
  ものです。



最終更新日  2006年05月05日 12時34分56秒
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