2005年09月17日
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18日は十五夜、中秋の名月です。「お月さまいくつ、十三、ななつ」と歌い
ましたが、小さい頃は月の光の射し込む部屋の窓を少し開け、光の射す場所に
机を出し、花瓶に生けた秋の七草と、芋14個、団子14個を、紙を敷いた三
方に乗せて供えました。芋は小芋を煮付けたもの。団子は小芋と同じか少し大
きいくらいの大きさで、片方を少し細長く伸ばしたような楕円球でした。芋に
似せたのでしょうか。芋も団子も、無造作に積んだか、扇形に並べたかしてい
たように思いますが、いま考えれば、小芋14個なのであれば、下から9個-
4個-1個とピラミッド形に積めばよかったのではないかと思います (^_^)。

小芋(里芋)は、皮さえむけば、煮くのに難しいことは何もありません。だし
(だしの素)と、醤油、酒で、味を付ければおしまいです。液体の総量は小芋
が全部浸る(水没する)ぐらい。紙の落としぶたか何かをして、沸騰後に火を
弱めて5分か10分か、竹串がスッと通るぐらいで火を止めます。そのまま冷
まして、味をしみ込ませます。食べるときは室温でもいいし、冷蔵庫で冷やし
ても、また電子レンジで温め、ゆずの皮や青海苔を振ってもいいでしょう。

皮をむくときヌルヌルするので、手を切らないように気を付けてください。大
ぶりの里芋を一口大に切って煮くときも、同じ要領です。砂糖やみりんは必要
無いと考えますが……。それと、お月さまの年齢?「じゅうさん・ななつ」って
どういうことなんでしょうか。ずっと不思議に思っていました。祖母は「13
に半端が付いてるさかい、14個お供えするんや」と言っていましたが……。





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最終更新日  2005年09月18日 21時14分27秒
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