2006年12月12日
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カテゴリ: 各地のうまいもん
京都・嵯峨野には美味しい湯豆腐を食べさせる店があります。通りからお店の
門をくぐると、いかにも風情のある庭を通り、席に着きます。しばらく待つう
ちに、熱々の土鍋が運ばれてきて、中にはややしっかりした大きめの豆腐が、
だしの中にゆらゆらしています。それを何切れも、これまただしの効いた醤油
でいただくのは、本当に「豆腐を食べた」という感じがして、いいものです。

湯豆腐もいろいろ。豆腐は絹こしのように柔らかいか、木綿のようにしっかり
しているか/煮汁は塩味の付かない単なる昆布だしか、醤油味が付いているか
/付け汁はだし醤油のようなものか、ぽん酢醤油のように酸味があるか/鍋に
豆腐だけを入れるのか、にんじんや菊菜など他の具も入れるのか/……等々。
わたし個人の好みを言うと、すべて前者ですが、ただ、味わい深い木綿豆腐は
許せますし、具も、若干のえのき茸など、邪魔をしないものはかまいません。

要は「豆腐鍋=豆腐を主体にした寄せ鍋」ではない、ということです。鍋から
引き揚げて器に盛った豆腐を「湯やっこ」と言うようですが、基本的に鍋もの
である湯豆腐は、湯やっことは趣が違います。食卓に鍋を置いて、湯豆腐を楽
しみましょう。1人2~3丁は用意しなければいけませんが、「うまいなあ」
と思って食べているうちに、それぐらいは行ってしまうものです。栄養を考え
ると豆腐はほとんど水ですが、湯豆腐の日はそれはナシにしませんか(^_^;)。





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最終更新日  2006年12月13日 03時09分42秒
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