2011年06月26日
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かまぼこを、まぐろやはまちなどと同格に「刺し身」で食べようというもので
す。もちろん、かまぼこというものは、すり身にでんぷんや塩を混ぜ、成形し
て蒸した加工品ですが、元が魚であることは広く知られており(「かまとと」
という言葉もあるくらいで)、上等なすり身として「魚扱い」されます。板と
いうのもかまぼこの異称で、成形する台であり、蒸すときに余分な水分を吸収
する素材でもあり、保存するときに傷みを少なくさせる役割もあるものです。

安いかまぼこと上等なかまぼこは、一般に盛りあがり具合を見て外見で判断が
できますが、食感も、良いものはコリコリ・シコシコした歯応えがあります。
板の木目を横から見て、包丁が食い込まない向きに、かまぼこを板から外しま
す。そのまま食べるかまぼこは、なるべく分厚く切りましょう。1切れが大き
すぎると思えば、真ん中を縦に切ります。横に6~8等分、縦に2等分すれば
板わさとしては、いい感じの大きさになります。わさび醤油でいただきます。

家庭料理なら、刺し身の盛り合わせのときに、少し上等なかまぼこを奮発して
加えるのもいいでしょう。なぜか居酒屋などでは見かけませんが(板わさは、
ふつうは別メニューですね)。素うどんや澄ましのお吸い物、茶碗蒸しなどに
入っている、薄っぺらいかまぼこにも味わいがありますが、ぜひ分厚いかまぼ
こを味わってみてください。はも、鯛、ぐちなど、材料によっても味や食感が
違ってきます。この違いが分かってくれば、もうかまぼこの通ですね (^o^)!





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最終更新日  2011年06月26日 23時26分42秒
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