2021年01月02日
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お正月は、食卓に 煮〆 雑煮 とめいめいの祝い箸が並べられ、家族全員が着席
すると、家長が「お祝い!」と言って おおぶく茶 を飲むことから始まります。
おおぶく茶(皇服茶または大福茶)は「おおぶくの梅」と白昆布を入れたお茶
で、父は「おんぶくのお茶」と言っていました。梅はカリカリした小粒の梅干
しを使います。白昆布は 鏡餅 に飾るものと同じなので、わが家では鏡餅を飾る
前に、白昆布の端を4人分×3が日=12枚切って拝借し、用意しておきます。

湯飲みに梅干しと細い白昆布を入れ、熱い煎茶を注ぐと、できあがり。梅昆布
茶というのがありますが、それの煎茶ベースといった感じで、さっぱりとした
口当たりです。食事開始の「お祝い!」のときに全部飲んでしまわなくても良
く、煮〆を食べながら口直しに飲んでもかまいません。本来は「行事」で、正
月の祝い肴とともに心していただくものだったのでしょう。気分が引き締まる
ひとときです。なお、写真の湯飲みの家紋は、わが家の「丸に違い矢」です。






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最終更新日  2021年01月02日 10時13分38秒
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Re:「続^2・おおぶく茶」(01/02)  
karin さん
はなだんなさん こんばんは

お正月はおおぶく茶を飲むことからスタートするのですね。何だか記事を拝見していて身が引き締まる思いがしました。はなだんなさんのお宅ではほんとうにきちんと行事を受け継いでいらして頭が下がります。 (2021年01月02日 22時39分18秒)

Re[2]:「続^2・おおぶく茶」  
はなだんな さん
karinさん、書き込みありがとうございます。

お正月というと、つい雑煮や煮〆だけが注目されがちですが、こういう細かな所にも気を配って
初めて、わが家のお正月なのです。ここはおリョオリのブログなので、門松や〆縄には言及
できませんが、それらは別途、子たちに伝えていければいいなと思っています。(なお、門松の
雄松・雌松の並びはいつも迷いますが、わが家では外から家に向かって左側を雄松とすることで
代々統一しています)      (2021年01月02日 23時50分44秒)

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