*★*育児とarashi*★*

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治療をはじめるまで

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*治療をはじめるまで*


私が不妊治療をスタートしたのは、2004年の2月です。



結婚したのは、2002年4月。。。それから半年もすると両家の親や親戚、友達、近所の人、

会社(当時は夫婦で旦那親勤め)のお客。。。周囲からは顔をあわせるたびに、いつも【子どもはまだ?】

【若いうちに早く産んだほうが楽よ】【ご両親に早く孫の顔を見せて安心させてあげなさい】などなど

子どもの話題が目立ち始めてきました。

最初のうちは【もう少し、2人の生活を楽しんでから♪】と周りに言ってごまかしてきた私でしたが、

いつしか次第に【もしかして不妊?!】と思い始めてきたのです。



  それまで、不妊と言う言葉こそ知っていましたが、自分にはおよそ縁のない、別の世界のことだと思っていました。

なので、結婚すれば子どもができるのは当たり前の事だと思っていました。

 ところが、結婚して1年も経とうというのになかなか思うようにはいかず。。。

その間にも、友人たちが次々と【出来婚】をしていきます。

そして、結婚式に出席する度にまた【子どもはまだ??】の嵐。



いちばん傷ついたのは、旦那の友達に【○○(旦那)と結婚したのはお金があるからでしょ?】

(要するに、好きでもないのに結婚したから子どもは作らないんでしょ、のニュアンスです。。。)と言われたこと。

2次会の席だったので冗談だったかもしれませんが、悩んでいた当時の私には心臓を一突きされたような

厳しい一言でした(そして、その後ストレス性胃炎になってしまいました)。



その頃、旦那親の会社勤めだったのですが、兄嫁(当時21歳)にはすでに3歳と1歳の娘たちが。

【出来婚】なので、仕方ないといえばそれまでですが、そういうのもあってますます比べられて辛かった。

いちばん落ち込んでいた時期にあわや(という言い方もないけれど)3人目?!騒動もありましたし。。。



悪気はなかっただろうけど、旦那兄達にもずいぶん【早く子どもつくれ】コールされました。

そのたびに【あんたらには私の気持ちはわからんわ!!】と何度思ったことか。

しまいには、姪っ子たちことすらウザくなっていきました。



朝、出勤するとちょうど2人が保育園に行く時間だったのですが、

【あんたらさっさと保育園行けよ!】と毎日心の中で思ってました。

お客からその話題を出されるたびにトイレで隠れて泣いたことも。。。

今思うと、まわりがねたましかったんですよね、自分が悲劇のヒロインみたいに思っていたのかも。。。◎rz...



だけど、そういった経験があって、自分にとっては当たり前だと思っていることが

他人にとってはそうじゃなかったり、傷つけることもあると身にしみてわかったから、とても貴重な経験をしたと思って

今はよかったなって思っているところです。





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