いろんな毎日

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計画分娩(前編)




くま(ミニ) 計画分娩(今度は本当・前編)その1 くま(ミニ)




「すぐに戻ってくるわよ」と言われつつ、予約していた翌週の検診がやってきました。

入院中に顔なじみになった看護婦さんに会えば「あれ?まだ?」と言われ

計画分娩をすると知っていた看護婦さんからは「あれ?どうしたの?」と言われ

家族やまわりからの「まだ?まだ?」攻撃はプレッシャーになって辛いけど

ここではもう先生を始め看護婦さんともみんなで笑うしかありませんでした。


40週に入った日の検診で、2日後に計画分娩の話が出ました。

「今度は生まれてから家に帰れるんですよねぇ?」とさすがに聞いてしまったくらいです。

1泊2日の入院の時に使わなかった荷物は病院に預けてあったので

今度は荷物も身軽、気持ち的にも肩の力が少し抜けていられたようでした。


朝から陣痛促進剤の点滴を受けました。

またもや午前中は何も変化がなく、病室に戻って旦那さんと昼食をとりました。

まったくどこかで見たような光景です。

午後からは点滴を受けながらうたた寝してしまうほどでした。

先生から「15時までに陣痛がなければ破水させて、それでも陣痛がつかなければ

帝王切開にするつもりです」と言われました。

病室で待っている旦那さんにも同じことをわざわざ伝えに行ってくれたそうです。


15時になり、膜を破り破水させました。破膜は全然痛くありませんでした。

その直後にお腹がキリキリと痛み出し、陣痛だとわかりました。

腕時計を見ると30秒くらいで痛みは遠のき、次の痛みは4分後くらいにやってきました。

え?陣痛って最初は10分間隔とかじゃないの?4分っていったら結構進んでるんじゃ?


慌てたところでいつかは4分間隔になるんだし、長くかかるよりかはいいのかも、

なんて、私はいつからこんな度胸のすわった人になったんだろう・・・

落ち着け、落ち着け。





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