Ｈａｐｐｙ　Ｍａｔｅｒｉａｌ

　この病気は甲状腺ホルモンが過剰に分泌されてしまう病気です。この病気で、三途の川を渡りかけました(汗)主治医の先生曰く、この病気は出産を終え、子育てをする女性に多い病気です。独身の私が何故この病気になってしまったのか（とほほ…）仕事のストレスが関係していたのかもしれません。いつも締め切りに追われ、「任用期間内に終わらせねば！！」という気持ちでやっていたので。しかも私はストレスをあまり感じない人なのでこれも災いしたのでしょう。
　この病気は４割の確率で再発するといわれています。現在も再発の影におびえながら、毎日薬を飲んでホルモンの分泌をコントロールしています。

　火曜日夜８時からの某番組じゃありませんが、小さな異変を見逃しちゃいけないと思いました。症状をずっとそのままにしておいたために、バセドウ病の中でも一番危険なクリーゼと呼ばれる段階まで行ってしまったからです。救急車で病院に搬送されるまでの間、自分では「変だなぁ～」と思いながらも、放っておけば治るだろうって思っていたんです。でも、一方では体の内側からじわじわと壊れていくのを感じていました。
私の体に現れた主な症状

１．食欲旺盛になる。（お弁当とラーメン１杯を食べてしまうほど）
　２．たくさん食べているのにも関わらず、どんどんやせる。
　　　（↑目が飛び出し、頬がこけるという、甲状腺の病気に特有の顔つきになりました。）
　３．怒りっぽい性格になる。
　４．一睡もできなくなる。
　５．落ち着きがなくなる。
　６．動悸、息切れが激しくなる。（市役所の３階に上がるのにハーハー言ってました。）
　７．肌が異常にかゆくなる。
　８．常に発汗している（心拍数が安静の状態でも、走っている時と同じ状態にあるため。）
　９．筋力の低下（階段の上り下りがつらくなりました。）
１０．頭が締め付けられるように痛くなる。
１１．指先が異常に震える。
　　　　（↑甲状腺の病気に特徴的な症状だそうです。文字も満足に書けないほどでした。）
１２．高熱がでる。

　……。本当に自分でもよくここまで我慢したなって思います(^_^;)


　ＳＭＡＰの歌で表すのなら「Ｄａｗｎ」ですね。（突然ですみません。）コンサート直前は覚えるのに必死で何も考えずに聞いていたんですが、コンサートが終わって改めて聞きなおした時、病気が徐々に進行して、１番辛かった時のことを思い出して泣いてしまいました。もう、ＳＭＡＰの曲で泣いたのは、２００２年の「Ｄｒｉｎｋ！ Ｓｍａｐ！ Ｔｏｕｒ」のオーラスで５人が歌った「ＢＥＳＴ ＦＲＩＥＮＤ」以来ですね（^_^;）
　私の体の異変を知ってもらいたいのに誰も信じてくれない。その寂しさを紛らわすために、お金を使うことで心を満たしていた頃…。まさに「Ｄｗａｎ」の歌詞がその頃の私を代弁しているかのように感じてしまいました(^_^;)この時の私は本当に欲望の濁流に流されっぱなしでしたから。でも、主治医の先生に「今まで辛かったでしょう」と言われて、私は救われたと思いました(T▽T)今、夜明けに向かって少しずつ前進しています。
　ちなみに入院している間は、「ｆｒｅｅ ｂｉｒｄ 」ばっかり聞いてました（他の曲も聞け！）やっぱり最後はＳＭＡＰネタで締めてしまう私…(苦笑)